KDDI株式会社とのAIチャットボット活用分野における協業開始に関するお知らせ

2018年8月6日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 A L B E R T
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 松本 壮志
(コード番号:3906 東証マザーズ)
問合せ先 執行役員最高財務責任者 村上 嘉浩
(TEL. 03-5909-7510)




KDDI株式会社とのAIチャットボット活用分野における協業開始に関するお知らせ


当社は、KDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:髙橋 誠、以下、 「KDDI」と
いいます。 )との間において、人工知能(AI)技術を用いたチャットボット活用分野で協業し、
AI・高性能チャットボット「Proactive AI」
(プロアクティブ エーアイ)を「Proactive AI with
KDDI」として提供および2018年8月6日よりKDDIにて販売を開始いたしますので下記の通りお
知らせいたします。



1.協業の内容について
(1)協業の背景
KDDIでは、通信キャリアとして信頼性の高いITソリューションを法人向けに展開しており、 KDDI
のITソリューションを活用する企業に「LINE WORKS」をはじめ、複数のビジネス・コミュニケー
ション専用のチャットツールを提供しています。 企業ごとにビジネス課題は多様化していますが、
その中でも社内問い合せを効率的に適切に実現したいという企業に向けてAIチャットボット活用
を推進しております。
一方、ALBERTはディープラーニング等の人工知能(AI)技術を活用したデータソリューション
事業を展開しており、近年では自動運転技術開発、スマートファクトリー等の領域において顧客
の課題解決を実現しております。

昨今、
「働き方改革」が注目される中、業務効率化を目的とした人工知能(AI)の活用に期待が
高まっており、 これまで当社に蓄積されてきた人工知能 (AI)技術を活用した自社製品「Proactive
AI」は、業種業態を問わず、大手メーカー、自治体など幅広い業界に導入いただいております。
この度、当社は、KDDIへの提供を通じた、さらなる導入企業の拡大を目的とし、この度の協業
を開始することといたしました。

(2) 「Proactive AI」および「Proactive AI with KDDI」について
KDDIに提供を行なう「Proactive AI」は、BtoE(企業と従業員)利用に最適なAIチャットボッ
トです。
AIチャットボットはユーザーからの質問に自然言語処理技術を用いて自動応答いたします。
例えば、社員からの経費申請方法や社内ツールの使い方等の質問を受けるサポート業務は日々
膨大な対応コストがかかっているのが現状です。
このような問い合わせ対応をAIチャットボットに代替えすることで、サポート業務の効率化を
実現し、またユーザー側にとっては時間や場所を選ばず質問することができるので、迅速に自己
解決ができるようになります。
なお、今回の協業により、同サービスの大規模法人での利用を想定しセキュリティ面やシステ
ム管理機能を強化し、今後は、SSO(※) ・カレンダー連携・有人オペレーターへのエスカレーシ
ョン機能を追加し「Proactive AI with KDDI」の名称でKDDIの販売チャネルを通じて大規模法人
へ利用促進を進める予定です。
※SSO(シングルサインオン) :1回の認証手続きで複数のアプリケーション、サービスなどにア
クセスできるシステム。

2.今後の見通し
本件による当社の今期(2018年12月期)の業績に与える影響は軽微でありますが、協業を推進
していくことにより、中長期的な事業拡大につながるものと考えております。
以上

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