KPMGコンサルティングとラック、サイバーセキュリティ経営のためのプラットフォーム構築で協業

平成 28 年 12 月 13 日
各位

会 社 名 株 式 会 社 ラ ッ ク
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 髙 梨 輝 彦
(JASDAQ・コード番号:3857)
問合せ先 I R 広 報 室 長 岩 﨑 勝
電 話 03-6757-0107


KPMG コンサルティングとラック、
サイバーセキュリティ経営のためのプラットフォーム構築で協業
~サイバーインテリジェントプラットフォームソリューションを共同で提供~

KPMGコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:森 俊哉、以下KPMGコン
サルティング)と株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:髙梨 輝彦、以下ラッ
ク)は、本日、企業のサイバーセキュリティ経営を支援する総合ソリューション『サイバーインテリ
ジェントプラットフォーム』
(以下、本ソリューション)の開発・提供で協業することを発表します。


昨今、クラウドやAI、ロボティクスなどのテクノロジーの進化により、企業の業務効率化や事業
展開を支えるITの活用が益々拡大する一方、顧客情報や技術情報をはじめとする企業の重要情報を
狙うサイバー攻撃が激化しており、企業経営に深刻な影響を与えるような事件・事故が多発していま
す。経営者は、経営管理の観点からサイバーセキュリティリスクを事業運営上の重要リスクと捉え、
自らのリーダーシップを持ってサイバーセキュリティ経営に取り組むことが必要です。


本ソリューションは、経営管理、監査、リスクマネジメントに強みをもつKPMGコンサルティングと
総合セキュリティ対策サービスに強みをもつラックが、それぞれのノウハウを連携させることにより、
企業経営者がサイバーセキュリティ経営を実践する上で必要なセキュリティプラットフォームの構
築・運用ができるよう総合的に支援するものです。本ソリューションで提供するセキュリティプラッ
トフォームは、経済産業省と独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が昨年12月に策定した「サイ
バーセキュリティ経営ガイドライン」の3原則、重要10項目に準じて、経営者が自らのリーダーシップ
のもと、サイバーセキュリティ対策を推進することを可能としています。


『サイバーインテリジェントプラットフォーム』について
本ソリューションは、管理組織、リスク分析、セキュリティ監査、サプライチェーン管理、グロー
バル展開等の管理機能の最適化を図るマネジメントレイヤソリューションと、セキュリティインテリ
ジェンス、脆弱性管理、セキュリティ監視、インシデントレスポンス、ログ分析等の運用監視機能の
最適化を図るオペレーションレイヤソリューション、および経営者がサイバーセキュリティの運用状
況をモニタリングするサイバーセキュリティ経営ダッシュボードから構成され、これら3つの機能を高
度化し、有機的に連動させることによって最適なサイバーセキュリティ経営を実現する総合的なソリ
ューションです。本ソリューションは、顧客企業のセキュリティ環境を高度化、見える化し、サイバ
ーリスクに関するレポーティング基盤、コミュニケーション基盤を構築します。
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マネジメントレイヤ(KPMGのコンサルティング力)

サイバーセキュリティ管理組織

PDCA リーダーシップとガバナンス
セキュリティ監査 サイバー グローバル展開
リスク
セキュリティ
分析
セキュリティ教育 ポリシー サプライチェーン管理

情報開示
サイバーセキュリティ経営ダッシュボード 経営陣への見える化
ステークホルダー リスクコミュニケーション

セキュリティオペレーションセンター(SOC) CSIRT
サイバー攻撃の監視 早期
セキュリティインテリジェンス インシデントレスポンス
(外部脅威の検知) 検知
監視の

高度化
内部不正の監視 迅速な
ログの集積/相関分析 対応 脆弱性管理
(内部脅威の検知)


オペレーションレイヤ(ラックの技術力)


『サイバーインテリジェントプラットフォーム』概要図


次の段階で、セキュリティ対策をコストから戦略的投資へ転換
『サイバーインテリジェントプラットフォーム』の運用よりネットワークトラフィック、業務トラン
ザクション、各種ログ情報等多くのデータ資産が蓄積されます。蓄積されたこれらのデータ資産に、
経営および事業に関する情報を加え多角的に相関分析することによって、働き方変革や業務プロセス
改善等へ活用することも期待できます。このことは、今までは企業に損害を発生させないためのコス
トであったセキュリティ対策費用を、企業収益にプラスを生み出す経営環境改善のための戦略的投資
へと転換させることを提案するものでもあります。




『サイバーインテリジェントプラットフォーム』次の段階への拡張




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株式会社ラック 髙梨社長(左)と KPMG コンサルティング株式会社 森社長 (右)



KPMGコンサルティングについて
KPMGコンサルティングは、KPMGインターナショナルのメンバーファームとして、ビジネストランスフ
ォーメーション(事業変革)
、テクノロジー、リスク&コンプライアンスの各分野でサービスを提供す
るコンサルティングファームです。戦略、BPR、人事・組織、PMO、アウトソーシング、ガバナンス・
リスク・コンプライアンス、ITなどの専門知識と豊富な経験を持つコンサルタントが在籍し、金融、
保険、製造、自動車、製薬・ヘルスケア、エネルギー、情報通信・メディア、サービス、パブリック
セクター等のインダストリーに対し、幅広いコンサルティングサービスを提供しています


株式会社ラックについて
ラックは、1986年にシステム開発事業で創業、多くの実績を誇る「金融系の基盤システム開発」
「マ
ーケティング・オートメーション支援」
「ビッグデータ・アナリティクス」を始め、社会の基盤システ
ムの開発を行っています。1995年にはいち早く情報セキュリティ事業を開始し、現在ではサイバーセ
キュリティ分野のリーディングカンパニーとして、官公庁・企業・団体等のお客様に業界屈指のセキ
ュリティ技術を駆使した、先端のITトータルソリューションサービスを提供しています。2016年には、
米フロスト&サリバンより、
「セキュリティ監視」
「脆弱性診断」
「セキュリティ事故対応」
「セキュリ
ティコンサルティング」などが高く評価され、昨年に続き2年連続で「2016 ジャパン マネージドセ
キュリティサービス プロバイダーオブザイヤー」を受賞しています。




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本サービスに関するお問合せ先


KPMGコンサルティング株式会社 株式会社ラック
サイバーセキュリティ・アドバイザリーグループ 営業部
担当:小笠原、小川 担当:営業担当
e-mail:cybersecurity@jp.kpmg.com e-mail:sales@lac.co.jp
代表電話番号:03-3548-5307 営業窓口:03-6757-0113



本ニュースリリースについてのお問合せ先


KPMGコンサルティング株式会社 株式会社ラック
サイバーセキュリティアドバイザリーグループ IR広報室
マーケティング担当:高橋、平野、榊原 担当:広報担当
e-mail:cybersecurity@jp.kpmg.com e-mail:pr@lac.co.jp
代表電話番号:03-3548-5307 広報専用:03-6757-0107




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