IoT製品開発ライブセンス(豪)香港支社と「Gravio」販売パートナー契約を締結

報道発表資料
2023 年 3 月 9 日
アステリア株式会社


⾹港初となる「Gravio」販売代理店契約を締結し販路を拡⼤︕
IoT 製品開発ライブセンス(豪)⾹港⽀社と販売パートナー契約を締結
⾹港・オーストラリアなどアジア太平洋地域での販促活動をスタート

ソフトウェア開発企業のアステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋
一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)と IoT 製品開発・コンサルティング会社の
LiveSense Pty Ltd.(本社:オーストラリア、以下 ライブセンス)香港支社は、当社が開発・販
売する AI 搭載 IoT 統合エッジウェア「Gravio(グラヴィオ) 」の香港初となる販売代理店契約を
締結することを発表します。
■販売パートナー契約締結の背景
ライブセンスはオーストラリアと香港に拠点を持ち、アジア太平洋地域の医療、飲食、宿泊、
運輸、教育など多様な業界にクラウド型の IoT 遠隔監視システムを提供しています。最近では、
製薬会社での医薬品やワクチンの製造工程および保管庫、食品工場での定期的な温度計測など、
IoT を駆使したリアルタイムでの監視システムにより品質管理や安全性の維持に貢献しています。
コロナ禍により、リモート環境でも遠隔管理を実現するシステムや、人流に関するデータ収
集・解析などの新たなニーズが生まれています。また、容易なデータ収集を実現する上で、省電
力で長距離通信が可能な LPWA などの無線通信技術の需要も拡大。しかしながら LPWA などの
高度な技術を用いる通信形式を使用すると、コストが高くなることが課題となっていました。そ
こでライブセンスは、安価かつ安全に遠隔管理などの新しいニーズに対応するサービスが提供で
きないか検討を開始したところ、ノーコードでの開発が可能でデバイス(センサー)の間の通信
に Bluetooth を利用しているアステリアの IoT 統合エッジウェア「Gravio」に着目し販売代理店
契約を締結しました。


室内の温度データを可視化する様⼦ 携帯でセンサーデータを可視化する様⼦




ライブセンスはアステリアとの販売代理店契約により、クラウド型の同社ソリューションに
Gravio を組み込み、プログラミング不要で IoT 機器や AI 機能のエッジ制御が可能になるパッケ
ージソリューションの提供を開始。これにより、LPWA などの無線通信技術を利用することな
く、Gravio のエッジソリューションと、センサーを活用することで安全かつ低コストでの情報の
収集が可能となります。さらに、MQTT や HTTP リクエストによる接続もノーコードで実現でき
ることから、迅速かつ容易な導入も実現します。


■今後の展開
ライブセンスでは、導入第1弾として、香港の教育機関に IoT の概念や用途、活用方法を教え
るソリューションとしての提供を開始する方針です。アステリアとライブセンスは、香港のみな
らず、オーストラリアやラオスなどアジア太平洋地域を中心に提供先をさらに拡大し、IoT のさら
なる利活用を推進していく方針です。


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■「LiveSense Pty Ltd.」について( Web サイト https://livesense.com.au/ )
ライブセンスは、モノのインターネットソリューション(IoT)の設計・開発に特化したオース
トラリアの企業です。2013 年に設立され、メルボルンと香港にオフィスを構えるライブセンス
は、小規模なスタートアップから大企業まで、施設管理、サステナビリティ、鉱業、F&B など
様々な業界の多様な顧客にサービスを提供しています。同社の主力プラットフォームである
LiveSense IoT は、いつでも、どこからでもリアルタイムで設備の温度などを可視化できるため、
お客様が重要な設備を安心かつ容易に管理できるよう支援します。


■「アステリア株式会社」について( Web サイト https://jp.asteria.com/ )
アステリア株式会社(2018 年 10 月にインフォテリアから社名変更)は、企業内の多種多様な
コンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主
力製品の ASTERIA Warp は、異なるコンピューターシステムのデータをノーコードで連携できる
ソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に 9,879 社(2022 年 12 月末現在)の企業に導入され
ています。また、Handbook は、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイル
をスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,676 件(2022 年
12 月末現在)の企業や公共機関で採用されています。


■「Gravio」について( Web サイト https://www.gravio.com/jp )
Gravio は、ノーコードで汎用的なカメラや各種センサーによるデータと様々なシステムの連携
を容易に実現できる、AI/IoT 統合型エッジコンピューティングプラットフォームです。直感的な
画面設計による簡単な操作で、エッジ上で様々なデータを収集、管理するとともに、データに基
づいた様々なアクションを自動的に実行することが可能です。また、各種認証済センサーの無償
貸出プログラムもご用意し、導入の際の複雑性も解消。サービス全体を通してシンプルかつ迅速
な AI/IoT の利活用を実現します。新バージョンでは、AI による画像推論機能が更に強化され、プ
リインストールの推論モデルに加え、お客様により作成されたオリジナルの画像推論モデルもノ
ーコードでシームレスに利用可能となりました。Gravio は、多様な用途における AI や IoT を利
活用した DX を実現します。

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【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口) 】
アステリア株式会社 広報・IR 部: 齋藤ひとみ・小泉万純
TEL: 03-5718-1297 / 携帯電話: 080-7709-5212(齋藤) / E-mail: press@asteria.com
【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
アステリア株式会社 グローバル Gravio 事業部:垂見智真
TEL: 03-5718-1240 / E-mail: gravio-jp@asteria.com
アステリア、Asteria、Handbook、Gravio は、アステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。



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