脱炭素テックのアスエネがデータ連携のアステリアと販売パートナー契約を締結

報道発表資料
2023 年 2 月 15 日
アステリア株式会社
アスエネ株式会社

脱炭素テックのアスエネがデータ連携のアステリアと販売パートナー契約を締結
サプライチェーン全体 の CO2 排出量を可視化 し、 脱炭素経営 を推進
CO2 ⾒える化クラウド「アスゼロ」と「Warp」が連携し CDP・TCFD 開⽰に対応

アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野 洋一郎、証券コード:3853、以
下 「アステリア」)と、CO2 排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「アスゼロ」を提供
するアスエネ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 CEO:西和田 浩平、以下「アスエネ」)
は、企業データ連携(EAI/ESB)製品の国内ソフトウェア市場で 16 年間連続シェア No.1※1を獲
得している「ASTERIA Warp」(アステリアワープ、以下 Warp)のサブスクリプション(月額
課金)型製品の販売代理店である「ASTERIA Warp サブスクリプション パートナー(以下
ASP)」契約を締結したことを発表します。
CO2 見える化クラウドと「Warp」の連携は初となり、アスゼロと ERP※2などの様々なシステ
ムのデータ連携が可能になります。

■パートナー契約締結の背景
脱炭素へ向けた動きはグローバルで加速しています。上場企業では、財務情報だけではなく気
候関連財務情報(GHG※3排出量の指標、削減対策、リスク・機会分析など)の開示が求められて
います。製造業などのサプライチェーンにあたる中小企業にもCO2見える化や削減対策が求められ
るなど、あらゆる業種・業態の企業において、企業活動における正確なCO2排出量の可視化が急務
となっています。
アスエネの「アスゼロ」は企業・自治体を対象に、Scope1-3※4のサプライチェーン全体のCO2
排出量見える化・削減クラウドサービスとSX※5コンサルティングを行っています。強みである脱
炭素のワンストップソリューションにより、企業の脱炭素経営推進に向けたニーズが高まる中、
包括的なサービスの提供をしています。
また、アステリアの提供する「Warp」は、あらゆるシステムをノーコードで連携するツールと
して幅広い業界にわたって約1万社の企業・団体が導入しています。既に提供されている100種類
以上の連携アダプターを使って、SAP ERPやMicrosoft Dynamicsなどの基幹システムや各種クラ
ウドサービスなどさまざまなシステムに格納されたデータとの連携が可能です。
そこで、アスエネでは企業活動における正確なCO2排出量の可視化を推進するため、アステリア
とのパートナー契約を締結。これにより、「Warp」を介して「アスゼロ」とあらゆるデータがノ
ーコードで連携するデータ連携フレームワークが構築されます。また、「アスゼロ」の導入企業
はSAP ERPなどの社内シス
テムから「アスゼロ」に自
動でデータを連携。手動で
のデータ入力を自動化する
ことで入力ミスや工数を削
減し、より正確なCO2排出
量の可視化を実現します。
また、「アスゼロ」で算出
したCO2排出量のデータ
は、CDP、TCFD※6、SBTi
などの環境イニシアチブへ
の報告にも活用可能です。





■今後の展開
「Warp」の100種類以上の豊富なデータ接続先と連携をすることで、「アスゼロ」における活
動量データ入力の工数を大幅に削減することが可能です。今後はより多くの管理ツールとのAPI連
携を予定しております。多様なシステムや管理ツールと「アスゼロ」との連携により、データ活
用による脱炭素経営を推進することで、持続可能な社会づくりの実現に向けて協業していく方針
です。
アスエネでは、企業・自治体のCO2排出量の可視化をよりカンタンにし、企業の脱炭素経営をさ
らに加速できるよう、支援してまいります。そして、アステリアでは脱炭素経営を推進する新た
なビジネス領域にも参入することで、SXの推進に貢献していきたいと考えています。

※1:出典/テクノ・システム・リサーチ社「2022 年ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB 市場編」
EAI/ESB は、それぞれ Enterprise Application Integration、Enterprise Service Bus の略で企業内外のデ
ータ連携を司る製品カテゴリーを指す。
※2:統合業務システム(Enterprise Resource Planning の略)
※3:温室効果ガス、Green House Gas の略。
※4:事業者によるCO2排出量の算定・報告対象範囲区分。
Scope1 / 自社の事業活動において直接排出したCO2排出量
Scope2 / 他社から供給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的なCO2排出量
Scope3 / 上記以外の事業活動に関わる上流・下流のサプライチェーンのCO2排出量
※5:サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)とは、企業が持続可能性を重視した経営方針へと切
り替えること。
※6:機構関連財務情報開示タスクフォース(Task Force on Climate-related Financial Disclosures の略)
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■『アステリア株式会社』について
会 社 名: アステリア株式会社(東証プライム上場)
事業概要: 1998 年に創業し、2002 年に最初のノーコード製品の提供を開始したアステリア株式
会社(当時インフォテリア株式会社)は、企業内の多種多様なコンピューターやデバ
イスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品の
ASTERIA Warp は、異なるコンピューターシステムのデータをノーコードで連携で
きるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に 9,879 社(2022 年 12 月末現在)の
企業に導入されています。また、Handbook は、営業資料や商品カタログ、会議資料
などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのス
タンダードとして、1,676 件(2022 年 12 月末現在)の企業や公共機関で採用されて
います。
資 本 金: 2,275,343,330 円
代 表 者: 代表取締役 CEO 平野洋一郎
創 業: 1998 年 9 月
所 在 地: 東京都渋谷区広尾 1 丁目 1 番 39 号 恵比寿プライムスクエアタワー19F
U R L: https://jp.asteria.com/

■『アスエネ』会社概要
会 社 名:アスエネ株式会社
事業:CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「アスゼロ」
ESG評価クラウドサービス「ESGクラウドレーティング(ECR)」
再エネ調達コンサルティングサービス「アスエネ」
資本金:23億8,250万円(資本剰余金含む)
代表者:代表取締役CEO 西和田 浩平
株主:経営陣、インキュベイトファンド、環境エネルギー投資、STRIVE、
パビリオンキャピタル(シンガポール政府/テマセク傘下ファンド)、
Salesforce Ventures、SBIインベストメント、GMO VenturePartners、
GLIN Impact Capital、Axiom Asia Private Capitalなど
創業:2019年10月
住所:東京都港区虎ノ門1丁目17−1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15階 CIC TOKYO
URL:https://earthene.com/corporate/


■「アスゼロ」について( Web サイト https://earthene.com/asuzero )




「アスゼロ」は、複雑だったCO2排出量算出業務をカンタンにサポートする、CO2排出量見える
化・削減・報告クラウドサービスです。温室効果ガス・CO2排出量の算出・可視化、削減・カーボ
ンオフセット、Scope1-3のサプライチェーン排出量の報告・情報開示を支援します。
<主な特長>
・請求書などをAI-OCRでスキャン、お客さまの業務工数を削減、カンタンにCO2見える化
・CDP認定の気候変動スコアリングパートナーとしての豊富な実績によるSXコンサルティング
・GHGプロトコル*に基づいた、各種イニシアチブ(CDP・TCFD・SBTなど)の報告支援
・製品LCA*機能により、製品・サービス単位のCO2排出量の算定が可能
・CO2クレジットオフセット、クリーン電力調達などの脱炭素ワンストップソリューション
・GHG排出量算定の国際規格ISO14064-3の第三者検証により、システムの妥当性を保証済み

* GHGプロトコル:Greenhouse Gas(温室効果ガス)の排出量算定と報告の国際・世界基準。
* LCA:Life Cycle Assesmentの略。製品やサービスの生産から消費、廃棄に至るまでのライフサ
イクル全体における環境負荷を定量的に算出する手法

■『ASTERIA Warp』について( Web サイト https://www.asteria.com/jp/warp/ )
EAI/ESB 製品の国内市場において 16 年連続シェア No.1 製品である「ASTERIA Warp」は、
異なるコンピューターシステムのデータを、ノーコードで連携できるミドルウェアです。メイン
フレームやクラウド上のサーバーから表計算ソフトまで、様々なシステム間の接続とデータの変
換を行うロジックを複雑なプログラミングなしで行えることが評価されています。Warp Core
は、Warp の厳選された機能を初期費用 0 円、月額 30,000 円からのサブスクリプション形式で
「手軽」にご利用いただけます。様々なシステムやサービスと迅速に連携することで業務自動化
やデータ活用を実現します。
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【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
アステリア株式会社 広報・IR 部:長沼史宏・齋藤ひとみ
TEL:03-5718-1297 / 携帯電話:080-7709-5212 (齋藤)/ E-mail:press@asteria.com


アスエネ株式会社 広報担当:伊集(いじゅ)
WEB:https://earthene.com/corporate/contact
TEL:050-3188-4866


【製品に関するお問い合わせ先】
アステリア株式会社 マーケティング本部:東出武也
TEL:03-5718-1250 / E-mail:pm@asteria.com
アステリア、ASTERIA、Handbook はアステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。





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