東南アジア地域でAI搭載IoT統合エッジウェア「Gravio」提供開始

報道発表資料 2022 年 11 月 9 日
アステリア株式会社
Embrio Enterprises Pte Ltd

東南アジア地域で AI 搭載 IoT 統合エッジウェア「Gravio」提供開始!
来場者管理システム開発の Embrio 社(シンガポール)と販売パートナー契約締結
〜 ポストコロナ時代のリアルイベント回帰におけるコロナ感染対策徹底を推進 〜

アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:
3853、以下 アステリア)と IT システム開発ベンダーEmbrio Enterprises Pte Ltd(本社:シン
ガポール、CEO:Cedric Lim、以下 エンブリオ)は、アステリアが開発・販売する AI 搭載 IoT
統合エッジウェア「Gravio(グラヴィオ) 」の東南アジア初となる販売パートナー契約を本日締結
したことを発表します。この締結により、エンブリオのサービスと組み合わせたソリューション
を同地域で本日より提供開始します。
■販売パートナー契約締結の背景
エンブリオはスマートビルディング※1をはじめ、顧客企業の DX 推進支援に向けたソリューシ
ョンを提供する IT システム開発ベンダーです。エンブリオが提供するスマートフォンと QR コー
ドを用いた来場者管理システム「Entrée(アントレ)
」は、コロナ禍において非接触での来場者管
理が求められたことで、コロナ禍以前と比較して問い合わせ件数が倍増。リアルイベント運営に
おける、より高度なコロナ感染対策の実現や来場者管理の効率化に向けて、先端テクノロジーを
活用したソリューションの検討を進めていました。
そこでエンブリオは、AI カメラや IoT デバイスをノーコードで統合管理し、スムーズにデータ
を取得できる Gravio に着目。Entrée で管理する来場者情報と、入場受付付近に設置した AI カメ
ラや IoT デバイスで収集した混雑状況に関わるデータを組み合わせたソリューションパッケージ
を提案していくために、アステリアと Gravio の販売パートナー契約を締結しました。
この両社協業のソリューションにより、Entrée の来場者データと Gravio の AI カメラから収集
された人数情報や CO2 センサーによる二酸化炭素の濃度などのデータを組み合わせることで、人
の流れを可視化。収集されたデータをもとに来場者の少ない入り口へゲストの誘導を行うこと
で、Entrée でのよりスムーズなチェックインが可能となります。これにより、混雑しがちな入場
受付の密状態を回避し、各国における経済活動が再開するなかで、コロナ感染対策のとれたイベ
ント運営に貢献します。
このソリューションは本日よりシンガポールを中心とした東南アジア地域におけるポストコロ
ナ時代のソリューションとして販売を開始。リアルイベントのスマート化のみならずスマートビ
ル化や、各種デバイスやソフトウェア間の接続といった分野での利用拡大を推進していきます。
アステリアは、Gravio の海外展開強化に向け今後も国外パートナーを拡大していく方針です。


<Embrio と Gravio のコラボレーション概要>





<Entrée と Gravio を組み合わせたソリューションの概要>

提供開始日 2022 年 11 月 9 日
イベントなど※2用途に合わせて、Entrée に Gravio のセンサーを組み合わせた
販売形式
ソリューションとしてエンブリオより提供
販売地域 シンガポールを中心とした東南アジア地域
価格 1,900 シンガポールドル/月※3~(最低 3 ヶ月間の契約、10 イベントまで利用可)

■エンブリオからのコメント


私たちの提供するビジネスやサービスには、常に改善の必要性があります。アステリア
とのパートナーシップにより、プロジェクトの品質と納期を維持しながら、当社のサー
ビスとソリューションの俊敏性がさらに高まりました。近い将来、私たちのソリューシ
ョンにおいて、Gravio は間違いなくより大きな役割を果たすことになるでしょう。
Embrio Enterprises Pte Ltd CEO Cedric Lim 氏


※1:ICT を活用してビルの運用・管理をより効率的に行える建物
※2:イベント以外にも、顧客の要望に応じてスマートビル化でも Gravio と組み合わせたソリューションの提案が可能
※3:導入コストは別途必要になります

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■「Embrio Enterprises Pte Ltd」について( Web サイト https://www.embrioent.com/)
エンブリオ・エンタープライズは、共通の考え方と戦略を持つ関連企業グループで構成されています。新しい時
代において持続可能かつ再生可能で、環境、市場、ビジネスに優しい企業を代表する、IT サービスおよびソリュ
ーションプロバイダーです。
エンブリオは、企業向け技術・サービスソリューションのエンドツーエンド・ビルダーとして、幅広い製品とサ
ービスを提供し、今日の競争の中で従来型のビジネスから脱却するだけではなく、技術革新を活用してお客様の商
品価値を向上させることを目指しています。
■「アステリア株式会社」について( Web サイト https://www.asteria.com/ )
アステリア株式会社(2018 年 10 月にインフォテリアから社名変更)は、企業内の多種多様なコンピューターや
デバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品の ASTERIA Warp は、異な
るコンピューターシステムのデータをノーコードで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に 9,739
社(2022 年 6 月末現在)の企業に導入されています。また、Handbook は、営業資料や商品カタログ、会議資料
などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,653 件
(2022 年 6 月末現在)の企業や公共機関で採用されています。
■「Gravio」について( Web サイト https://www.gravio.com/jp )
Gravio は、ノーコードで汎用的なカメラや各種センサーによるデータと様々なシステムの連携を容易に実現で
きる、AI/IoT 統合型エッジコンピューティングプラットフォームです。直感的な画面設計による簡単な操作で、
エッジ上で様々なデータを収集、管理するとともに、データに基づいた様々なアクションを自動的に実行すること
が可能です。また、各種認証済センサーの無償貸出プログラムもご用意し、導入の際の複雑性も解消。サービス全
体を通してシンプルかつ迅速な AI/IoT の利活用を実現します。新バージョンでは、AI による画像推論機能が更に
強化され、プリインストールの推論モデルに加え、お客様により作成されたオリジナルの画像推論モデルもノーコ
ードでシームレスに利用可能となりました。Gravio は、多様な用途における AI や IoT を利活用した DX を実現し
ます。

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【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口) 】
アステリア株式会社 広報・IR 部: 小泉万純
TEL: 03-5718-1297 / 携帯電話: 080-7716-9841(小泉) / E-mail: press@asteria.com
【Gravio に関するお問い合わせ先】
アステリア株式会社 グローバル Gravio 事業部:垂見智真
TEL: 03-5718-1240 / E-mail: gravio-jp@asteria.com
【Entrée に関するお問い合わせ先】
Embrio Enterprises Pte Ltd 担当:Gabriel Pan
TEL: +65 8729 5321 / E-mail: Gabriel.pan@embrioent.com
アステリア、Asteria、Handbook、Gravio は、アステリア株式会社の登録商標です。
その他記載されている会社名、製品名、サービス名、ロゴ等は各社の商標または登録商標です。


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