自動車リサイクル業の豊通リサイクル(愛知県豊田市)がPlatioを導入

報道発表資料
2022 年 10 月 25 日
アステリア株式会社

自動車リサイクル業の 豊通リサイクル(愛知県豊田市) が Platio を導入
プログラミング未経験 の 工場長 がノーコードで 独自アプリを 3 時間で作成
「ヒヤリハット報告アプリ」で報告業務を DX! 工場の安全性を向上

アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以
下 アステリア)は、ノーコード※のモバイルアプリ作成ツール「Platio(プラティオ)」が、自動
車のリサイクル事業を展開する豊田通商グループの豊通リサイクル株式会社(本社:愛知県豊田
市、代表取締役社長:山川 潔、以下 豊通リサイクル)に導入され、工場の安全性向上に貢献して
いることを発表します。

スマホ画面イメージ「ヒヤリハット報告アプリ」 工場でのヒヤリハット報告シーン




報告事項はリスト選択 写真や動画を添付可能


・リスト選択式で入力工数を削減 ・現場で起きたヒヤリハット事例をその場で報告
・写真や動画の添付で状況を分かりやすく記録し報告 ・誰もが利用しやすいスマートフォンで運用可能
・報告と同時に管理者にはメールでリアルタイム共有 ・報告のアプリ化で報告件数が倍増


■豊通リサイクルが「Platio」を導入した背景と効果
豊通リサイクルは、レアメタルの回収・リサイクル、中古パーツのリユースを通じて「クルマ
の“資源循環”」の実現を目指しています。また、「安全は全てに優先する」という安全方針の
下で全社一丸となった安全活動を推進。重大な災害や事故に直結する一歩手前の出来事「ヒヤリ
ハット」を記録し、リサイクル工場での安全性向上に向けた取り組みも推進しています。
「ヒヤリハット」の記録では、専用の用紙に報告者が手書きで記録するため、記入に時間がか
かる、用紙が汚れたり字体の個人差で判読しにくい、報告者によって情報の粒度がばらつくなど
の課題を抱えていました。紙への記入による報告では状況の取りまとめに時間がかかり、即座に
対策が実施できない状況にも陥っていました。
そこで豊通リサイクルは、これらの課題解決に向けて報告プロセスを見直すとともに、全社員
が容易に扱うことができるスマートフォンやタブレット端末で運用するアプリを使った報告フロ
ーの検討を開始。ノーコードかつ低価格で現場主導の業務改革が可能な Platio の導入を決定しま
した。そして、工場で発生したヒヤリハットを記録する豊通リサイクル独自の「ヒヤリハット報
告アプリ」は、プログラミング未経験の工場長がわずか 3 時間で作成しました。
「ヒヤリハット報告アプリ」の運用開始により、紙での報告からアプリでの報告に変わったこ
とで報告数が倍増。紙ではできなかった写真や動画の添付により、現場でのヒヤリハット発生時
の状況を視覚的に報告することも可能になりました。また、ヒヤリハットの報告と同時に、責任
者へもメールで情報が自動送付されることで、内容把握や改善のスピードが向上しました。報告
から情報管理までのプロセスが効率化されたことで、管理者の業務負担を毎月 20 時間削減。報告


事例数が増えたことで、より注意すべき事象の傾向を分析できるようになり、効果的な業務改善
を講じることができています。
豊通リサイクルでは、このアプリを皮切りに「4S チェックアプリ」やフォークリフト利用時
の「始業前点検アプリ」など、工場での現場業務に向けた 12 種類の独自アプリを作成・活用
しています。今後も現場のニーズに応じた独自の業務用アプリを継続的に作成することで、業
務のデジタル化・効率化を含めた「現場の DX」を推進していく方針です。
■豊通リサイクルによるユーザーコメント

Platio アプリの活用により報告件数が増加し、社員の改善意識の向上を感じています。現場
から似たような報告が挙がることもありますが、皆が同じ様に課題と感じている危険箇所の
傾向を把握できるようになりました。
当社では「4S チェックアプリ」や「始業前点検アプリ」など様々な現場業務に合わせて既に
12 種類ほどアプリを開発しています。引き続き、現場ならではの煩雑な業務や非効率な業務
を改善し、現場の DX を推進していきたいと考えています。
豊通リサイクル株式会社 生産物流部 部長 兼 埼玉工場 工場長: 石井 雅之 氏

■「Platio」の今後の展開
Platio は、各企業独自の業務アプリをノーコードで作成し僅か 3 日間で運用を開始できること
が高く評価され、幅広い業種の企業・団体で採用されています。現場業務のデジタル化とプロセ
ス改善により、現場の DX 推進にも大きく貢献しています。2020 年度は対前年比約 3 倍の増収を
記録しましたが今期もそのトレンドは継続中で、現場業務のアプリ化による業務プロセスの効率
化を支援しています。Platio は、2022 年度末までに 500 件の採用を目指しています。
※:ソースコードを書かなくてもソフトウェアやアプリ等の開発ができる仕組み。ノーコードで開発することができる
Platio は、プログラミング言語に関する専門的な知識がなくても、必要とする機能の実装や現場の運用に合わせた
アプリ仕様の調整等が可能。

<事例掲載 URL:Platio> https://plat.io/ja/case/toyotsurecycle
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■『豊通リサイクル株式会社』について( Web サイト http://www.toyotsurecycle.co.jp/ )
中古車のレアメタルの回収・リサイクル、中古パーツのリユースを行うリサイクル事業と、中古車破砕後の残留
物を適正に処理する ASR 再資源化事業を展開しています。

■『アステリア株式会社』について( Web サイト https://www.asteria.com/ )
アステリア株式会社(2018 年 10 月にインフォテリアから社名変更)は、企業内の多種多様なコンピューターや
デバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品の ASTERIA Warp は、異な
るコンピューターシステムのデータをノーコードで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に 9,664
社(2022 年 6 月末現在)の企業に導入されています。また、Handbook は、営業資料や会議資料などあらゆる電
子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,647 件(2022 年 6 月
末現在)の企業や公共機関で採用されています。

■『Platio』について( Web サイト https://plat.io/ )
Platio は、誰でも簡単に自社の業務にフィットするモバイルアプリをノーコードで作成し、活用できるクラウド
サービスです。誰もが自社の業務に合った最適なアプリを活用することで、ビジネスの現場における IT 化を推進
し、人手に頼っていた業務プロセスを効率化します。Platio で作成したアプリは、すぐに配信して現場で使い始め
られます。現場担当者がアプリから入力したデータはクラウド上に保管、管理者へリアルタイムに共有され、タイ
ムリーに現場の状況を把握できます。また、入力データの変化を自動で検知し、管理者へ通知する検知機能によ
り、異常にいち早く対応できます。複雑かつ高価格になりがちな業務用アプリを、手軽に作れるソリューションで
あることが評価され「2018 年度 グッドデザイン賞」を受賞しています。
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【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
アステリア株式会社 広報・IR 部:齋藤ひとみ・小出朱莉
TEL: 03-5718-1297 / 携帯電話: 080-2158-2167(小出)/ E-mail: press@asteria.com

【製品に関するお問い合わせ先】
アステリア株式会社 マーケティング本部
TEL: 03-5718-1250 /E-mail: platio-pm@asteria.com

アステリア、ASTERIA、Handbook、Platio はアステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。



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