目黒区が「ASTERIA Warp」を採用しベンダーロックインから脱却

報道発表資料
2024 年 3 月 28 日
アステリア株式会社

⽬⿊区が「ASTERIA Warp」を採⽤しベンダーロックインから脱却
内部情報システム「intra-mart」と多くの⾏政システムをノーコードで連携
業務システムの柔軟な選択を実現し、法改正やトレンドへの迅速な対応が可能に

アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野 洋一郎、証券コード:
3853、以下 アステリア)は、企業データ連携(EAI/ESB)製品の国内ソフトウェア市場で 17 年
間シェア No.1※1を継続している「ASTERIA Warp」(アステリアワープ、以下 Warp)が、東京
都目黒区(区長:青木英二、以下 目黒区)の内部情報システムの連携基盤として導入されたこと
を発表します。
■「ASTERIA Warp」導入背景と今後の取り組み
目黒区は令和4年に「目黒区DX ビジョン」を制定し、デジタル技術の活用による行政手続きに
よる担当職員の業務効率化などの取り組みを推進しています。また、DX推進に向けた区役所内の
システム構成の見直しを行ったところ、財務・人事労務情報を統合管理する現行の内部情報シス
テムは単一ベンダーによる受託開発で導入されたことから、いわゆるベンダーロックイン※2の状
態に陥り、様々な制限があるために各業務における最適なシステムやツールの選択ができない状
況でした。
そこで、目黒区ではベンダーロックインか
ら脱却する新たなシステムの導入の検討を開
始。様々な業務システムを統合して管理でき
る内部情報システムプラットフォームとして
NTTデータイントラマートが提供するエンタ
ープライズ・ローコードプラットフォーム
「intra-mart®」を採用しました。さらに、個
別の業務システムとの連携基盤として、100種
類以上の豊富な接続先とテンプレートにより
簡単かつ柔軟な連携が可能なことからWarpの
採用を決定。Warpの販売パートナーとイント
ラマート社のBPMパートナーであるである株
式会社フォーカスシステムズ(東京都品川
区、代表取締役社長:森 啓一)の開発・導入 システム構成イメージ
サポートにより運用を開始しました。
これにより、特定の製品・ベンダーに依存することのないシステム運用環境が構築され、法改
正や変化の速いシステムトレンドにも対応した最適な業務システムの導入が可能となりました。
また、さまざまなシステムとノーコードで連携が可能なWarpの特長により、スピーディーに新規
システムを導入したりシステム改修を低コストで実現します。
目黒区では新たな内部情報システムの導入後、今まで個別採用が難しかったペーパーレスを実
現する新たな財務管理システムや、文書管理システムの導入によりワークフローのデジタル化が
実現しました。今後も継続的なDX推進により、行政サービスの利便性向上に取り組む方針です。
■今後の Warp ビジネスの展開
ASTEIRA Warp シリーズはビジネスを順調に拡大し、現在の導入社数は 1 万社を突破。企業デ
ータ連携市場(EAI/ESB)では 17 年連続シェア No.1 を継続しています。また、幅広い業界での
業務効率の改善に向けた DX 推進や、インボイス制度や改正電子帳簿保存法などの法規制への対
応に伴う連携ニーズなど、新たな引き合いも拡大しています。





アステリアは今後も、多様なデータソースとの連携機能を様々な業界に拡販するとともにノー
コードの特長を生かし、IT 人材不足解消など社会課題解決に向けたデータ活用を支援し、業務の
効率化・自動化等の推進に貢献してまいります。

※1:出典/テクノ・システム・リサーチ社「2023 年ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB 市場編」
EAI/ESB は、それぞれ Enterprise Application Integration、Enterprise Service Bus の略で企業内外のデ
ータ連携を司る製品カテゴリーを指す。
※2:企業や団体のシステムの開発や保守が特定のベンダーに依存している状態

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
■『アステリア株式会社』について( Web サイト https://jp.asteria.com/ )
アステリアは社会や企業を「つなぐ」エキスパートとして「ソフトウェアで世界をつなぐ」をコンセプトに、ヒ
ト、モノ、オモイを「つなぐ」製品やサービスを提供するソフトウェア開発企業です。基幹製品の ASTERIA
Warp は、様々なシステムやクラウドのデータをノーコードで連携できる製品として、1 万社(2023 年 8 月 1 日現
在)を超える企業に導入されています。その他、商談支援アプリ Handbook X は、資料や動画、Web サイトなど
あらゆる情報をアプリにまとめて管理できるクラウドサービス。モバイルアプリ作成ツール Platio は誰でも簡単
に自社の業務に合ったモバイルアプリをノーコードで作成・活用できるクラウドサービス。ノード統合プラットフ
ォーム Gravio はノーコードで様々な場所にある多様なデータを集約、活用し情報の一元管理を可能とするノード
コンピューティング基盤。これらの製品提供を通じて、DX や業務の効率化を推進しています。
また、(一社)ブロックチェーン推進協会、ノーコード推進協会などの設立に参画するなど、様々なイノベーシ
ョンを推進し新しいテクノロジーや価値観を普及啓発する活動にも取り組んでいます。

■『株式会社 NTT データ イントラマート』について( Web サイト https://www.intra-mart.jp/ )
株式会社NTTデータ イントラマートは、先進的なデジタル技術の活用によるエンタープライズアプリケーシ
ョン開発をサポートするプラットフォーム「intra-mart」や SaaS、コンサルティング、教育支援、システム構築
などの幅広いサービスを提供しています。1998 年より、当社が企画・開発した独自のシステム開発フレームワー
ク、業務コンポーネント群、アプリケーションシリーズは、2023 年 3 月末時点で 9,500 社を超える企業へ導入さ
れており、200 社以上のパートナーとともに、企業やその従業員の満足度向上を伴ったビジネスモデルの変革を支
援しています

■『株式会社フォーカスシステムズ』について( Web サイト https://www.focus-s.com/)
株式会社フォーカスシステムズは、1977 年に設立され、公共・通信ほか、社会性の⾼い分野におけるシステム開
発・運⽤に携わるだけでなく、 IoT、クラウドや AI 等、時代の流れを⾒据えたビジネス展開も積極的に推進してい
ます。コーポレートスローガンは “テクノロジーに、ハートを込めて。” ⼈と⼈とを技術でつなぐ私たちフォーカ
スシステムズの仕事に、社員ひとりひとりが、情熱と誠意を持って臨む姿勢を込めました。

■『ASTERIA Warp』について( Web サイト https://www.asteria.com/jp/warp/ )
EAI/ESB 製品の国内市場において 17 年連続シェア No.1 製品である「ASTERIA Warp」は、異なるコンピュー
ターシステムのデータを、ノーコードで連携できるミドルウェアです。メインフレームやクラウド上のサーバーか
ら表計算ソフトまで、様々なシステム間の接続とデータの変換を行うロジックを複雑なプログラミングなしで行え
ることが評価されています。Warp Core は、Warp の厳選された機能を初期費用 0 円、月額 30,000 円からのサブ
スクリプション形式で「手軽」にご利用いただけます。様々なシステムやサービスと迅速に連携することで業務自
動化やデータ活用を実現します。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
アステリア株式会社 広報・IR 部:長沼史宏・齋藤ひとみ
TEL:03-5718-1297 / 携帯電話:080-7709-5212 (齋藤)/ E-mail:press@asteria.com

【製品に関するお問い合わせ先】
アステリア株式会社 マーケティング本部:東出武也
TEL:03-5718-1250 / E-mail:pm@asteria.com
アステリア、ASTERIA、Handbook、Platio、Gravio はアステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。





9739