熊本県小国町とアステリアの協業による企業版ふるさと納税対象事業

2024 年 3 月 1 日
報道機関各位
熊本県小国町
アステリア株式会社

熊本県小国町とアステリアの協業による企業版ふるさと納税対象事業
半導体業界の進出などで沸く熊本県で産業発展と森林の共生に向けて
新たに自治体向け「生成 AI 活用力向上セミナー」もスタート!


熊本県阿蘇郡小国町(町長:渡邉誠次、以下 小国町)とアステリア株式会社(本社:東京都渋
谷区、代表取締役社長:平野 洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、 「地方創生応援
税制(以下、企業版ふるさと納税) 」対象事業による協業と寄附の継続に加え、2024 年度からは
自治体業務の DX 推進に向けた「生成 AI」※の活用に関する「生成 AI 活用力向上セミナー」など
を含めた独自の地方創生活動を新たにスタートすることを発表します。
■熊本県における阿蘇外輪山地域の重要性
小国町は、熊本県阿蘇山の外輪山に位置し、総
面積の 74%を森林が締めています。最近では阿蘇
の外輪山の豊富な伏流地下水を重要な評価ポイン
トの一つとして台湾の半導体製造会社 TSMC が熊
本県に立地を決定。
阿蘇外輪山を源流とする伏流地下水を継続的に
確保するためには外輪山地域における保水のため
に森林保全がされることが重要となり、小国町は 熊本県小国町内のアステリアの森(2021 年 11 月)
その一角を担う自治体として森林保全に力を入れ [左側]アステリア社長:平野/熊本 R&D センター長:中山
[右側]熊本県小国町長:渡邉/小国町森林組合長:北里
ています。
■小国町とアステリアの協定の実績と今後の展開
小国町とアステリアは、SDGs 活動の一環として 2015 年度より協定を結び、ブランド材「小国
杉」の森林保全活動や間伐材の利用促進、また林産業の再生に向けた取り組みへの寄付を実施し
てきました。2017 年度からは一連の地域再生計画が内閣府より認定され「まち・ひと・しごと創
生寄付活動事業」に発展。小国町の小学生への寄付講座の実施や、ノーコードでモバイルアプリ
が作成できる「Platio」(プラティオ)による IT 活用推進も行ってきました。
本事業では、アステリアから小国町への毎年 100 万円の寄付金や ICT に関する知見共有を通じて、
以下の活動を実施してきました。2024 年度においては、新たに生成 AI の活用に向けた「生成 AI 活用力
向上プログラム」や、小国町でのアステリア社員によるワーケーションの実施を計画しています。

企業版ふるさと納税対象事業
・小国町まち・ひと・しごと創生推進計画
町有林施業管理業務(全伐、間伐等を実施し森林の適正管理)
小国杉を使用した建築物への支援事業(新築住宅等への補助)

新年度の計画
(2024 年度) 小国町のニーズに応じてアステリアが企画・提供する独自のプロジェクト
・【新規】生成 AI の業務での活用方法に関する職員 AI 活用力向上セミナー
・【新規】アステリア社員による小国町内でのワーケーション
・【継続】ICT に関する知見の共有&DX を含めた ICT 導入サポート
・【継続】小国杉の活用(間伐材の有効活用や、アステリアの森の保全活動)





■「生成 AI 活用力向上セミナー」実施の背景
アステリアと小国町は、企業版ふるさと納税の連携関係の継続に向けた今後の活動内容を毎年
見直すなか、業務のデジタル化や DX 推進に向けたヒアリングを実施しています。2021 年から小
国町では自治体業務の DX に向けて、「Platio」を活用した日常的な勤怠報告に加え、防災テック
や投票テックの分野でもアプリを活用し業務の効率化を推進。さらなる現場 DX に向けた議論を
重ねる中、小国町職員の「生成 AI」に対する関心が非常に高いことがわかり、アステリアの CXO
兼首席エバンジェリストの中山五輪男による生成 AI 活用セミナーを加えた「生成 AI 活用力向上
セミナー」を実施することとしました。
このセミナーでは、小国町職員に対して、生成 AI の基礎知識と業務での活用方法や注意点を解
説。生成 AI の基礎知識の習得と業務での活用範囲や方法を検証するプログラムとして、2024 年
度以降継続的にセミナーやアドバイスを企画・運営していく方針です。
※様々な学習データを活用して、新たなデータを創出できる AI を指す

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■「熊本県阿蘇郡小国町」について( Web サイト https://www.town.kumamoto-oguni.lg.jp/ )
九州のほぼ中央、熊本県の最北端、阿蘇外輪山の外側にあり筑後川の上流に位置しています。
東西北部を大分県、南部を南小国町と隣接し、東西 18 ㎞・南北 11 ㎞総面積 136.72 ㎢で総面積の
74 %を山林が占める農山村地域です。自然は九州山脈の屋根に位置しているため変化がはげしく、
夏は涼しく冬は厳しい高冷地帯(平均気温 13 ℃)であり、雨も多く年間降雨量は 2,300mm 、多
雨多湿で森林の成育に適しています。


■「アステリア株式会社」について( Web サイト https://jp.asteria.com/ )
アステリアは社会や企業を「つなぐ」エキスパートとして「ソフトウェアで世界をつなぐ」を
コンセプトに、ヒト、モノ、オモイを「つなぐ」製品やサービスを提供するソフトウェア開発企
業です。基幹製品の ASTERIA Warp は、様々なシステムやクラウドのデータをノーコードで連携
できる製品として、1 万社(2023 年 8 月 1 日現在)を超える企業に導入されています。また、デ
ジタルコンテンツプラットフォーム Handbook X は、資料や動画、Web サイトなどあらゆる情報
をアプリにまとめて管理できるクラウドサービス。モバイルアプリ作成ツール Platio は誰でも簡
単に自社の業務に合ったモバイルアプリをノーコードで作成・活用できるクラウドサービス。ノ
ード統合プラットフォーム Gravio はノーコードで様々な場所にある多様なデータを集約、活用し
情報の一元管理を可能とするノードコンピューティング基盤。これらの製品提供を通じて、DX や
業務の効率化を推進しています。また、 (一社)ブロックチェーン推進協会、 (一社)ノーコード
推進協会などの設立を牽引するなど、様々なイノベーションを推進し新しいテクノロジーや価値
観を普及啓発する活動にも取り組んでいます。
さらに、アステリアでは企業版ふるさと納税が始まる 1 年前の 2015 年から、地方自治体への寄
附を通じた森林保全活動や、社会課題に向けた DX 支援などの協業を展開。その活動において特に
顕著な功績を上げ、他の模範となると認められる活動を行ったとして、内閣府より令和 3 年度「地
方創生応援税制(企業版ふるさと納税)に関わる大臣表彰」を受賞しました。

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【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
アステリア株式会社 広報・IR 部:齋藤ひとみ・小出朱莉
TEL:03-5718-1297 /携帯:080-7709-5212(齋藤) / E-mail: press@asteria.com

アステリア、Asteria、Handbook、Platio、Gravio はアステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。





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