大手私鉄「京浜急行電鉄」がHandbook Xを採用し、約800人の乗務員に導入

報道発表資料
2023 年 12 月 19 日
アステリア株式会社

⼤⼿私鉄「京浜急⾏電鉄」が Handbook X を採⽤し、約 800 ⼈の乗務員に導⼊
“紙”で配布していた 1,000 ページ以上の規程集等を電⼦化しタブレットで共有
ペーパーレス化を通じて、サステナブルな社会の実現にも貢献

アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:
3853、以下 アステリア)は、京浜急行電鉄株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:川俣 幸宏、
以下 京急電鉄)が規程集やマニュアルの完全電子化による業務効率化と、環境保全への取り組
みとしてペーパーレスによる OA 用紙使用枚数の削減を目的に、デジタルコンテンツプラットフ
ォーム「Handbook X」を採用したことを発表します。
■京急電鉄が「Handbook X」を採用した目的と背景
京急電鉄では、運転取扱実施基準や社内規程・各種資
料など7種類のマニュアルを運用しながら、全乗務員と
安全指針を共有し高品質な鉄道運行を実現しています。
実務や法改正等に対応するため、年に5回程度の内容改
訂を行ない全乗務員への浸透・徹底を図っています。
しかしながら、1,000 ページ以上の規程集や、7 種類の
マニュアル(各 200 ページ程度)を全て紙で配布してい
るため、改訂したページの差し替えに時間がかかってい
ました。さらに、勤務形態が不規則であるため一斉周知
Handbook X でマニュアルを閲覧する様⼦
が困難であることから、改訂内容の全乗務員への周知が完
了するまでに1週間程度の時間を要してしまうという課題がありました。
また「サステナビリティ基本方針」のもと、同社では環境保全への取り組みを積極的に進めて
おり、本取り組みは OA 用紙使用枚数の大幅な削減にもつながり、サステナブルな社会の実現にも
貢献できることから、約 800 人の乗務員にタブレットの支給を決定。紙で配布されている規程集
やマニュアルを電子化し、閲覧権限なども統合的に管理できるコンテンツ管理システムの検討を
開始しました。
このような背景や課題から様々なツールを比較した結果、以下の仕様や特長が京急電鉄のニー
ズに合致したことから、アステリアの Handbook X の採用を決定しました。
Handbook X の仕様 期待される効果(特長)
・紙による大量の規程集やマニュアルの電子化、共有を容易に実現
コンテンツ管理
・アプリ上で共有されているコンテンツの差し替えが瞬時に可能
ワークグループ機能 ・コンテンツごとに職位階層や役割に応じた閲覧権限の付与が可能
・利用者が保存したい任意のコンテンツもアプリ内に登録可能
プライベート領域
・利用者それぞれのニーズに合った自由度の高いブック構成を実現
・多様なコンテンツをワンストップで閲覧可能
多様な形式に対応
(PDF、動画ファイル、画像データ、YouTube 等の外部リンクにも対応)
ペーパーレスへの貢献 ・完全電子化によるペーパーレス推進で OA 用紙購入量の大幅な削減へ


■京急電鉄での用途と今後の展開
Handbook X の採用により、従来までは約 800 人の乗務員に印刷して配布していた 1000 ページ
以上の規程集等を順次電子化します。さらには、電子化により新規マニュアルの共有が容易にな
ったことから、乗り入れ運転している他社車両に関する動画マニュアルを新たに作成するなど、
規程類のより一層の充実も図っていく方針です。
Handbook X は、個々の乗務員のアプリ上で自ら作成した任意のコンテンツを登録、閲覧・共有
することが可能です。これにより、会社から提供される規程集等と乗務員 1 人ひとりのニーズに


応じたコンテンツをワンストップで管理・閲覧できる、オーダーメイドのコンテンツマネジメン
トを実現します。
将来的には、定期的に実施している乗務員へのテストやアンケートも Handbook X で運用する
ことで、問題作成や集計などを効率化する社員教育での活用も検討しています。
京急電鉄は Handbook X の採用により規程集等の完全電子化とスピーディな情報共有や、検索
性の向上による業務効率化を見込んでいます。ペーパーレスが推進され紙資源の削減効果も期待
できることから、同社が推進する環境保全への取り組みにも貢献します。

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■「京浜急行電鉄株式会社」について( Web サイト https://www.keikyu.co.jp )
東京の都心から羽田空港・横浜・三浦半島をつなぐ鉄道事業を始めとした、バス・タクシーな
どの交通事業のほか、流通事業、レジャー・サービス事業、不動産事業なども展開。

■「Handbook X」について( Web サイト https://www.handbookx.com/jp )
Handbook X(ハンドブック エックス)は、2009 年から提供している Handbook をフルモデル
チェンジし、コンテンツの登録から閲覧、共有までをアプリ上で完結するデジタルコンテンツプ
ラットフォームとして 2022 年 3 月より提供を開始しました。デバイスをタップするだけで、様々
なコンテンツを登録可能。魅力的なビジュアルの「ブック」ができあがり、様々なシーンで情報
を閲覧・共有することができます。

■「アステリア株式会社」について( Web サイト https://jp.asteria.com/ )
アステリアは社会や企業を「つなぐ」エキスパートとして「ソフトウェアで世界をつなぐ」を
コンセプトに、ヒト、モノ、オモイを「つなぐ」製品やサービスを提供するソフトウェア開発企
業です。基幹製品の ASTERIA Warp は、様々なシステムやクラウドのデータをノーコードで連携
できる製品として、1 万社(2023 年 8 月 1 日現在)を超える企業に導入されています。また、デ
ジタルコンテンツプラットフォーム Handbook X は、資料や動画、Web サイトなどあらゆる情報
をアプリにまとめて管理できるクラウドサービス。モバイルアプリ作成ツール Platio は誰でも簡
単に自社の業務に合ったモバイルアプリをノーコードで作成・活用できるクラウドサービス。ノ
ード統合プラットフォーム Gravio はノーコードで様々な場所にある多様なデータを集約、活用し
情報の一元管理を可能とするノードコンピューティング基盤。これらの製品提供を通じて、DX や
業務の効率化を推進しています。
また、(一社)ブロックチェーン推進協会、 (一社)ノーコード推進協会などの設立を牽引する
など、様々なイノベーションを推進し新しいテクノロジーや価値観を普及啓発する活動にも取り
組んでいます。

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【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
アステリア株式会社 広報・IR 部:齋藤ひとみ・小出朱莉
TEL : 03-5718-1297 / 携帯電話 : 080-9970-1898(齋藤)/ E-mail : press@asteria.com
【製品に関するお問い合わせ先】
アステリア株式会社 マーケティング本部
TEL : 03-5718-1250 / E-mail : handbook-mktg@asteria.com

アステリア、Asteria、Handbook、Platio、Gravio はアステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。





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