「Reborn The Silk プロジェクト」第2弾 信州駒ヶ根の桑園で約4万頭の蚕「太平長安」の飼育がスタート!

2023 年 6 ⽉ 12 ⽇
⽇本和装ホールディングス株式会社



「Reborn The Silk プロジェクト」第 2 弾
信州駒ヶ根の桑園で
約 4 万頭の蚕「太平⻑安」の飼育がスタート︕




養蚕を営む⽵内慶⼦さんは元学芸員。新芽を待つ桑園で(3 ⽉撮影)




着付け教室を受講料無料で全国展開する⽇本和装ホールディングス株式会社(東証スタンダード
上場/証券コード 2499、本社︓東京都港区)が創業 40 周年記念として⾏っている養蚕⽀援事業
「Reborn The Silk プロジェクト」
、この 6 ⽉からいよいよ蚕の飼育が開始されました。
卵から孵化した希少品種の蚕「太平⻑安」を育ててくださるのは、⻑野県駒ヶ根市の⽵内慶⼦さ
ん。
もともと⽵内さんの専⾨分野は⼯芸でしたが、ご先祖が⼤正から昭和にかけて養蚕や製⽷業に携
わっていたことを知り、養蚕に興味を持ったといいます。博物館で 10 年間、学芸員として養蚕に
関する仕事などをした後、2 年前に地元で最後の養蚕農家が廃業したのをきっかけに養蚕の道
へ。
「古い農家さんを引き継いだので道具なども壊れている状態で、マイナスからの出発となり本当
に⼤変でした」と話す⽵内さんに、養蚕の楽しみを伺いました。
「養蚕を知らない⼦供たちに、⽇本の⼤切な⽂化を伝えていけたら嬉しいですね。現場で⼦供た
ちに喜んでもらったり、授業の⼀環として展開していただいたり、そうしたお⼿伝いができるの
が楽しいです」
今回の「Reborn The Silk プロジェクト」についても尋ねました。
「現在、⽇本で使われている国産の絹⽷は全体の 1%に満たないと⾔われています。きものファ
ンの⽅に、このプロジェクトを通して貴重な絹⽷を使っていることや、商品に⾄るまでの過程も
楽しんでいただき、きものへの造詣をもっと深めていただけたら嬉しいですね」


⽵内さんのもとで元気に育っている蚕から⽣⽷づくりが始まるのは 7 ⽉の予定です。
引き続きプロジェクトの進⾏をお知らせしてまいりますのでお楽しみに。




上左/緑⼀⾯に茂った桑園。1 頭の蚕が 20 枚程度の桑の葉を⾷
べるそう。
上右/今回のプロジェクトのために⽤意された新しいハウス。
下/太平⻑安、三齢起蚕の桑付けの様⼦。ここから約 3 週間で
繭を作り始めます。
(6 ⽉上旬撮影)
【⽵内 慶⼦さん プロフィール】
⻑野県⽣まれ。東北芸術⼯科⼤学・⼤学院で漆芸素材の基礎的な研究に取り組み、旧財団法⼈⽊
曽地域地場産業振興センターで学芸員などを経験。2005 年伊那美術展伊那市⻑賞受賞、伊那美術
協会会員、⽇本⽂化財漆協会会員 他


【Reborn The Silk プロジェクト】
⽇本和装が約 1 年間にわたって蚕の飼育から製⽷、製織、染⾊等を経て反物を作り、きものに仕
⽴てるまでを⾏うプロジェクト。⼤切な伝統技術や⽂化の継承のために国内の養蚕業を⽀援する
⼀助になればという想いで取り組んでいます。
●スケジュール(予定)
5 ⽉ 冷凍保存されていた 4 万頭の蚕の卵を孵化
6 ⽉ ⻑野県の養蚕農家で養蚕開始
7 ⽉ ⽇本で唯⼀「⼿挽き」を⾏う⻑野県の宮坂
製⽷所で⽣⽷作り
8 ⽉ ⽣⽷を使って京都丹後で⽩⽣地を製織
12 ⽉ ⽩⽣地を染めて反物に
2024 年 2 ⽉頃 きものに仕⽴て上がり




■会社概要
⽇本和装ホールディングス株式会社
事業内容 きものや帯の販売仲介業。全国で無料の着付け教室を展開(卒業⽣ 21 万名超)
本社所在地 東京都港区六本⽊ 6-2-31 六本⽊ヒルズノースタワー5F
代表 代表取締役社⻑ 道⾯ 義雄
上場区分 東証スタンダード市場(証券コード 2499)
URL https://www.wasou.com


■本件に関するお問合せ先
広告宣伝部 部⻑ 安⽥知美(080-3969-1020)
MAIL︓pr@wasou.com

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