東京工業大学、産業技術総合研究所との共同出願による特許取得のお知らせ

2020 年 5 月 21 日

各 位
神奈川県横浜市港北区綱島東五丁目 8 番 8 号
株 式 会 社 山 王
代 表 取 締 役 社 長 三 浦 尚
(コード番号:3441)

問い合せ先 取締役管理本部長 浜 口 和 雄

電 話 番 号 0 4 5 ( 5 4 2 ) 8 2 4 1



東京工業大学、産業技術総合研究所との共同出願による特許取得のお知らせ

当社は、国立大学法人東京工業大学、及び国立研究開発法人産業技術総合研究所と共同で
研究、開発を行いました発明「水素透過膜及びその製造方法」につきまして、下記の通り特許
を取得致しましたので、お知らせ致します。



1.概要
【特 許 番 号】 特許第6695929号
【発明の名称】 水素透過膜及びその製造方法
【特 許 権 者】 国立大学法人東京工業大学、国立研究開発法人産業技術総合研究所、
株式会社山王
【特許出願日】 2018年5月22日
【特許登録日】 2020年4月24日
【出 願 番 号】 特願2018−098024

【本特許取得の意義】
現在、国立大学法人東京工業大学、及び国立研究開発法人産業技術総合研究所 福島再生
エネルギー研究所と研究、開発中である「電解めっきによる水素透過膜」及びその製造方
法に関する特許となります。本特許技術を用いることで、非常に高価なパラジウムの使用
量を抑制し、低コストで水素透過膜を製造することができるとともに、さらに安価な水素
精製装置を提供することが可能になります。水素社会の普及に大きく寄与する技術として、
あらゆる水素エネルギー関連分野において実用化が期待されています。本技術を権利化す
ることで、実用化の際には大きな競争力を得るとともに多くの収益の機会を得ることが期
待されます。

2.今後の事業に与える影響
今後、水素エネルギー関連企業及びその関連業界からの需要(影響)が期待できますが、
今期2020年7月期の当社業績に与える影響は軽微であると思われます。
また、今後、当社の業績に影響を及ぼす事象が判明した場合には、速やかにお知らせ致
します。

以上

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