鹿沼事業所の拡張に向けた工場用地取得に関するお知らせ

2024 年 1 月 31 日
デクセリアルズ株式会社


鹿沼事業所の拡張に向けた工場用地取得に関するお知らせ
-ACF 生産能力拡充、鹿沼第2工場のスマートファクトリー化の実現に向けて-


スマートフォン、自動車などに最先端の技術・材料・デバイスを提供するデクセリアルズ株式会社(本
社:栃木県下野市、代表取締役社長:新家由久、以下、当社)は、栃木県鹿沼市の鹿沼事業所 第2工場
(以下、鹿沼第2工場)を拡張する方針を決め、2023 年 2 月 13 日に栃木県企業局と用地取得について
予約協定を締結しました。2024 年 2 月以降に土地の引渡しを受けた後、工事を開始する予定であること
をお知らせします。


現在、鹿沼第2工場では、主に IC チップなどの電子部品を基板に実装し、回路を形成する際に欠かせ
ないフィルム状の接合材料である異方性導電膜(ACF)を製造しています。当社の ACF は、独自製品で
ある粒子整列型 ACF を中心に、スマートフォンや自動車をはじめとするディスプレイ向けで世界シェア
No.1*を 4 年連続で獲得しているほか、カメラ・センサーモジュールなどの実装用途でも多く使用されて
います。今後も ACF の用途が拡がるなかで益々の需要拡大が見込まれ、将来の生産量増加に対応すべく
鹿沼第2工場の隣接地に用地を取得する判断をいたしました。


また、本用地取得後、工場の建設に向けて拡張工事に着手、工場の稼働開始は 2026 年度中を予定して
います。本工場は IoT やビッグデータ、AI、ロボットなどの技術やデータを活用し、エンジニアリング
チェーンとサプライチェーンのネットワーク化や最適化を可能にするスマートファクトリー化や、建物
で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにする Zero Emission Building を目指すほか、BCP を意
識したコージェネレーションシステムも導入することでサステナブルな工場とするための準備を進めて
います。
※株式会社富士キメラ総研発行「2023 ディスプレイ関連市場の現状と将来展望」による、大型および中小型ディスプレイ
向け ACF の合計の 2022 年の金額シェア。



■取得予定の用地概要
所在地 栃木県鹿沼市深津
敷地面積 71,000 ㎡
工事着手時期 2024 年 3 月予定
稼働開始時期 2026 年度中




<デクセリアルズ株式会社について> https://www.dexerials.jp/
デクセリアルズ株式会社は、企業ビジョンとして「Value Matters 今までなかったものを。世界の価値に
なるものを。
」を掲げ、スマートフォン、自動車領域等に機能性材料を提供するメーカーです。異方性導
電膜(ACF)
、光学弾性樹脂(SVR)
、反射防止フィルム、表面実装型ヒューズ、工業用接着剤、両面・片
面テープ等の電子部品、接合材料や光学材料等の製造、販売をグローバルで展開しています。



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