阪神高速技研株式会社が「FFRI yarai」を導入 ~阪神高速道路での導入に続き、同グループ会社保有の全PCにFFRI yaraiを導入~

報道関係者各位 2017 年 12 月 20 日
プレスリリース 株式会社FFRI




阪神高速技研株式会社が「FFRI yarai」を導入
~阪神高速道路での導入に続き、同グループ会社保有の全 PC に FFRI yarai を導入~


サイバーセキュリティ領域において国内で独自の研究開発活動を展開している株式会社FFRI(本社:
東京都渋谷区、代表取締役社長:鵜飼裕司、以下 FFRI)は、次世代エンドポイントセキュリティ
「FFRI yarai」が阪神高速技研株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:坂下泰幸、以下
阪神高速技研)に採用されたことをご報告いたします。


阪神高速技研では 2015 年 6 月の日本年金機構の情報漏洩の報道と、同年 7 月にグループ会社の
web ページがサイバー攻撃を受けたことをきっかけにサイバー攻撃をより身近な脅威として意識し、サイバーセ
キュリティ対策を総点検することになりました。


標的型攻撃メール対策訓練は行っていましたが、マンパワーで開封率0にすることは難しく、技術的支援を検
討しました。当初、廉価だったこともあり、サンドボックスでサイバー攻撃を検知する製品を導入しましたが、エク
セルやワード、Web の動作が遅くなったため、導入してすぐに利用を打ち切りました。動作が重かった製品のリ
プレースとして候補に挙がったのが「FFRI yarai」でした。


全社に展開をする前に一部の部署で FFRI yarai を検証しましたが、動作が軽く、業務に影響が出ないこと
がわかりました。FFRI yarai はこうした動作の軽さに加えて、ウイルス対策ソフトと組み合わせて使え、ウイルス
対策ソフトと機能が重複しない点で評価されました。親会社の阪神高速道路株式会社(本社:大阪府大
阪市、代表取締役社長:幸和範 以下、敬称略「阪神高速道路」)が先行して導入していたこともあり、
今回の導入はスムーズに進めることができました。


阪神高速グループでは不審メールを受信した際に、メールを開封せずに指定したアドレスに転送するようユーザ
ーに依頼しています。転送されてきたメールの添付ファイルの中には、ウイルス対策ソフトでは検知不可で、
FFRI yarai では検知できたものがあったそうです。


また、別製品を利用していた際、サポート先が海外ということもあり、レスポンスが遅かったこともストレスになって
いたため、国産の FFRI yarai は、何かあった時のレスポンスが速いという点で安心感につながると期待を寄せ
ていただいています。
「FFRI yarai」は、官公庁や重要インフラ企業での導入実績が豊富な次世代エンドポイント型セキュリティソフ
トです。FFRI yarai を先行して導入していた阪神高速道路に続き、このたび阪神高速技研とそのグループ会
社が導入したことにより、現在、FFRI yarai は阪神高速グループ保有の全 PC に導入されています。今後は
不審なメールのサーバー上でのブロック率の向上等、エンドポイントの手前でできることを検討し、セキュリティレ
ベルをより高めていく計画です。


FFRIは攻撃者の思考を先読みし、サイバーセキュリティ上の未知の脅威に対抗するプロアクティブな研究
開発体制を構築しております。今後も研究開発の知見とノウハウを活かし、企業の経営戦略に合致した製品
やサービスを提供し、健全な IT 社会の発展に貢献してまいります。


製品名称
FFRI yarai
http://www.ffri.jp/products/yarai/index.htm




FFRI yarai 防御実績ページ(防御した攻撃・マルウェア一覧)


http://www.ffri.jp/products/yarai/defense_achievements.htm


関連ページ
阪神高速技研株式会社様 FFRI yarai 導入事例
http://www.ffri.jp/assets/files/products/exp/yarai_hanshin_expressway_R&D.pdf
【FFRI の独自技術「CODE:F」による多層防御で未知の脅威から防御】




■阪神高速技研について
阪神高速技研株式会社様は、206.5km のネットワークを有する関西都市圏の大動脈である阪神高速道
路に関わる阪神高速グループの一員として、道路の調査・計画から設計・積算、施工管理、情報管理などの
コンサルティング業務を行ってきた企業です。近年、高速道路を取り巻く社会状況は大きく変化するとともに、
新設事業よりも既存の道路や施設の維持・管理事業にウエイトが移行しつつあるため、阪神高速道路の半
世紀にわたる歩みの中で培ったきた専門知識や実践経験に根ざした技術力を総合的な企業力として構築
し、自由な発想と創意工夫を大きな武器とするコンサルティング業務を展開しています。

■株式会社FFRIについて

当社は 2007 年、日本において世界トップレベルのセキュリティリサーチチームを作り、IT 社会に貢献すべく設立
されました。現在では日々進化しているサイバー攻撃技術を独自の視点で分析し、日本国内で対策技術の研
究開発に取り組んでいます。研究内容は国際的なセキュリティカンファレンスで継続的に発表し、海外でも高い
評価を受けておりますが、これらの研究から得られた知見やノウハウを製品やサービスとしてお客様にご提供して
います。主力製品となる、「FFRI yarai」はミック経済研究所調べ※1 によるエンドポイント型標的型攻撃対策
分野における出荷金額において No.1、ITR 調べ※2による EDR 市場(2015 年度)における売上金額にお
いて No.1 を獲得しております。
※1 出典:「情報セキュリティソリューション市場の現状と将来展望 2017【外部攻撃防御型ソリューション編】」

※2 出典:ITR「ITR Market View:情報漏洩対策市場 2016」
本件に関するお問い合わせ先
写真・資料等がご入用の場合もお問い合わせください。

株式会社 FFRI
経営管理本部 経営企画部 IR広報担当
TEL:03-6277-1811
E-Mail:pr@ffri.jp URL:http://www.ffri.jp

「FFRI」、「FFRI yarai」は、株式会社FFRIの登録商標です。

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