「畑まるごと」シリーズに約100年続く有田みかんが登場 SDGs「食品ロスの削減」にも貢献

2022 年 12 月 14 日
各 位
プレスリリース
株式会社農業総合研究所



「畑まるごと」シリーズに新商品

約 100 年続く有田みかんの畑から「まるごと」お届け
SDGs の目標である「食品ロスの削減」にも貢献



「持続可能な農産業を実現し、生活者を豊かにする」をビジョンに掲げ、全国の都市部を
中心としたスーパーマーケットで「農家の直売所」を運営する株式会社農業総合研究所(本
社:和歌山県和歌山市、代表取締役社長:堀内寛、以下「当社」)は、11 月下旬より「畑ま
るごと」シリーズとして、和歌山の有田みかんをマックスバリュ関東株式会社の各店舗で販
売しています。
■ 「畑まるごと」シリーズ発売の背景
農作物は形・大きさ・キズの有無など、見た目の違いで「規格品」と「規格外品」に区
別されています。「規格外品」は加工用などとして、安い価格しかつかないことも珍しくあ
りません。


しかし、生産者から見ると、どんなカタチでも愛情込めて育てた、同じ畑から生まれたも
のです。育てる過程で大きいものが出来たり、小さいものが出来たり、様々なカタチのもの
が出来るのは、とても自然なことです。


「規格外品」であっても、
「規格品」に味や品質で必ずしも劣るわけではありません。そ
もそも「規格品」、あるいは「規格外品」という区分け自体が、従来の常識にとらわれてお
り、必ずしも現在の生活者の需要に応えきれていないのかもしれません。


そこで「規格外品」というネガティブな表現ではなく、もっとポジティブに表現し、
「規
格品」と同じ売場で、まさに「畑まるごと」として販売しようというのが、今回の試みです。


「畑まるごと」シリーズでは一般的な区分け方法である「規格品」か「規格外品」ではな
く、生活者のベネフィットに合わせて、農作物をパッケージングし、販売します。


今回のみかんであれば、
「少し贅沢だけれど、とびきり甘いみかん」が食べたいという生
活者のための「とびっきりご褒美みかん」。あるいは、
「気楽にお腹いっぱい、みかんを食べ
たい」という生活者のための「気軽に食べたいみかん」などです。


ひとつの畑から採れたみかんを生活者のベネフィットに合わせたパッケージとしてご提
供することで、農作物の価値を適切に伝えたい生産者、そして本当に自分の嗜好に合致した
ものを味わいたい生活者の双方に、メリットのある取り組みとなっています。


SDGs のターゲットのひとつに、
「2030 年までに世界全体の一人当たりの食品廃棄物を半
減させること」が盛り込まれています。今回の「畑まるごと」で農作物の適切な価値が認め
られるようになれば、農作物と生活者のベネフィットのミスマッチが少なくなり、食品ロス
の削減につながることも期待されます。
■ 商品概要
・ 生活者のベネフィットに合わせた、4種類のパッケージ
(栗山敏宏さんの)
(桑原農園の) とびきり甘い、みかん。最も高い糖度のものを選び抜き
(栗山卓大さんの) ました。
とびっきりご褒美みかん
(栗山敏宏さんの)
(桑原農園の) 自分へのご褒美として、家族の大切な団欒のお供など、
(栗山卓大さんの) 贅沢なひとときを過ごしたい方のためのみかんです。
ご褒美みかん
(栗山敏宏さんの)
(桑原農園の) お手頃な価格で、おいしいみかんを気軽に楽しみたい方
(栗山卓大さんの) 向けのパッケージとなっています。
気軽に食べたいみかん
(栗山敏宏さんの)
(桑原農園の) 通常の L サイズよりも、さらに大きいみかん。大きなみ
(栗山卓大さんの) かんを口いっぱいに頬張りたい方のためのみかんです。
大きめみかん


・ 生産者のご紹介(栗山敏宏さん、桑原農園、栗山卓大さん)




栗山敏宏さん 桑原農園 栗山卓大さん


いずれの生産者も栽培歴 20~30 年という、みかん栽培を知り尽くしたベテランです。皆
さん、約 100 年続く、和歌山県有田のみかん農家 3 代目です。
みかん栽培では「日当たり」は最も重要な要素となります。彼らの畑はいずれも南向きで、
日当たり抜群です。加えて、山を切り開いて開拓した段々畑。水はけが良いため、水っぽく
ない、
「濃い味」に出来上がっています。
こだわりの海鮮肥料を用いているため、ミネラルの効果でうまみとコクもアップしてい
ます。出来の良さから、私たち農総研の贈答用としても使わせてもらっているほどです。
■ 会社概要

株式会社 農業総合研究所 JPX 証券コード 3541

当社は、「持続可能な農産業を実現し、生活者を豊かにする」をビジョンに掲げ、日本
及び世界から農業が無くならない仕組みを構築することを目的とした産直流通のリーディ
ングカンパニーです。全国約 10,000 名の生産者と都市部を中心とした約 1,900 店舗の小売
店を IT でダイレクトに繋ぎ、情報・物流・決済のプラットフォームを構築することによ
り、農産物の産地直送販売を都市部のスーパーで実現した「農家の直売所事業」と生産者
から農産物を買い取り、ブランディングしてスーパーに卸す「産直卸事業」を展開してい
ます。
以上


■ 本件に関するお問い合わせ
株式会社農業総合研究所 経営管理部 広報課
〒640-8341 和歌山県和歌山市黒田99番地12 寺本ビルⅡ4階


TEL :073-497-7077
Mail: pr@nousouken.jp

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