サステナビリティ・リンク・ファイナンスフレームワークの策定ならびに第三者評価機関からのセカンドオピニオンの取得に関するお知らせ

2023 年 3 月 20 日
各 位
会 社 名 霞ヶ関キャピタル株式会社
代表者名 代表取締役社長 河本幸士郎
(コード番号:3498 東証グロース)
問合せ先 取締役管理本部長 廣瀬一成
(TEL:03-5510-7653)


サステナビリティ・リンク・ファイナンスフレームワークの策定
ならびに第三者評価機関からのセカンドオピニオンの取得に関するお知らせ


霞ヶ関キャピタル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:河本幸士郎、以下「当社」)は、
このたびサステナビリティ リ ・
・ ンク ファイナンスフレームワークを策定し、株式会社格付投資情報センター(本
社:東京都千代田区、代表取締役社長:山﨑宏、以下「R&I 社」)より、セカンドオピニオンを 2023 年
3 月 15 日に取得いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。





1. フレームワーク策定の背景
当社は「その課題を、価値へ。 の経営理念のもと、
」 社会課題の解決に資する事業に取り組むことで、
SDGs の目標達成に貢献することを企業目標として掲げております。その一環として、このたび、当社
は株式会社滋賀銀行をはじめとした取引金融機関と協働でサステナビリティ・リンク・ファイナンスフ
レームワークを策定し、国際資本市場協会(ICMA)のサステナビリティ・リンク・ボンド原則(2020)

国際ローン市場協会(LMA)のサステナビリティ・リンク・ローン原則(2023)
、および環境省のサステナ
ビリティ・リンク・ボンドガイドライン 2022 年版ならびにサステナビリティ・リンク・ローンガイドライ
ン 2022 年版に適合していることについて第三者評価を R&I 社から取得いたしました。
今後、当社または当社がアセットマネージャーとして開発や運営に関わる施設案件の資金調達にお
いて、本フレームワークを適用した債券やローンも選択肢として加わることにより、資金調達の多様
化と安定化に寄与するものと考えております。


2. フレームワーク概要
本フレームワークに基づくサステナビリティ・リンク・ファイナンスでは、KPI として「物流事業に
おける新築施設の環境認証取得ランク」を選定いたしました。日本における 2050 年カーボンニュート
ラルに向け、総合物流施策大綱において物流業界は「持続的な地球環境を作り上げていくため、物流産
業における低炭素化・脱炭素化やゼロエミッションの確立に向けた取組など、環境対策についても最
大限取り組む必要がある」としています。SDGs や脱炭素などの社会課題に対する取組の高まりを踏ま
え、当社は中核事業の 1 つである物流事業において、高付加価値の環境配慮型物流施設開発などを手
掛けており、開発する全ての物流施設で環境認証の取得を目指しています。
SPT(Sustainability Performance Target)は「各年度に竣工となった全物流施設に対する環境認証で、


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A ランクまたは 4 つ星以上の認証ランクを取得する」ことです。対象となる環境認証は、グリーンビ
ルディング認証のひとつである CASBEE または DBJ Green Building の中から貸し手となる金融機関と
個別に定めます。CASBEE における A ランクまたは DBJ Green Building における 4 つ星以上の水準は、
建物性能として上位 30%程度に相当することになります。
SPT の達成状況に応じて、①利率のステップ・アップ/ステップ・ダウンまたは②寄付を実施すると
しており、本フレームワークに基づくサステナビリティ・リンク・ファイナンスの債券/ローン特性が
変動します。


R&I 社より取得したセカンドオピニオンは、以下リンクの R&I 社プレスリリースをご参照ください。
https://www.r-i.co.jp/rating/esg/sustainabilityfinance/index.html


以 上




<本件に関するお問い合わせ先>
霞ヶ関キャピタル株式会社 広報・IR 部/TEL:03-5510-7653 MAIL:ir@kasumigaseki.co.jp



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