東京工業大学との共同出願による特許取得のお知らせ

平成 29 年 1 月 12 日

各 位
神奈川県横浜市港北区綱島東五丁目 8 番 8 号
株 式 会 社 山 王
代 表 取 締 役 社 長 鈴 木 啓 治
(コード番号:3441)
管理本部副本部長
問い合せ先 浜 口 和 雄
兼経理部長
電 話 番 号 0 4 5 ( 5 4 2 ) 8 2 4 1


東京工業大学との共同出願による特許取得のお知らせ

当社は、国立大学法人東京工業大学と共同で研究・開発を行いました発明 「金属複合水素透過膜とその製造方
法」に付きまして、下記の通り 2 件の特許を取得いたしましたのでお知らせいたします。


1.概要
(1) 【特 許 番 号】 特許第6014920号
【発明の名称】 金属複合水素透過膜とその製造方法
【特 許 権 者】 国立大学法人東京工業大学、株式会社山王
【特許出願日】 平成27年8月19日
【特許登録日】 平成28年10月7日
【出 願 番 号】 特願2015−161972

(2) 【特 許 番 号】 特許第6056023号
【発明の名称】 金属複合水素透過膜とその製造方法
【特 許 権 者】 株式会社山王、国立大学法人東京工業大学
【特許出願日】 平成27年8月19日
【特許登録日】 平成28年12月16日
【出 願 番 号】 特願2015−161971

【本特許取得の意義】
現在、国立研究開発法人 産業技術総合研究所 福島再生可能エネルギー研究所と実用化に向け
研究・開発中である「金属複合水素透過膜」製造ための根幹を担う基本技術の特許となります。
本特許技術を用いた水素製造・水素精製プロセスは従来のものに比べ、効率良く安価な水素を提供するこ
とが可能です。水素社会の普及に大きく寄与する技術として、あらゆる水素エネルギー関連分野において
実用化が期待されています。本技術を権利化することで、実用化の際には大きな競争力を得るとともに
多くの収益機会を得ることが期待されます。

2.今後の事業に与える影響
今後、水素エネルギー関連企業及びその関連業界からの需要(影響)が期待出来ますが、今期平成 29 年 7
月期の当社業績に与える影響は軽微であると思われます。また、今後、当社の業績に影響を及ぼす事象が判
明した場合には速やかにお知らせ致します。

以上

3199