福島再生可能エネルギー研究所「被災地企業のシーズ支援プログラム」の採択に関するお知らせ

平成 28 年 4 月 14 日

各 位

神奈川県横浜市港北区綱島東五丁目 8 番 8 号
株 式 会 社 山 王
代 表 取 締 役 社 長 鈴 木 啓 治
(コード番号:3441)
管理本部副本部長
問い合せ先 浜 口 和 雄
兼 経 理 部 長

電 話 番 号 0 4 5 ( 5 4 2 ) 8 2 4 1



福島再生可能エネルギー研究所「被災地企業のシーズ支援プログラム」の採択に関するお知らせ

当社の新規事業に関する下記研究開発が、一昨年、昨年に続き国立研究開発法人産業技術総
合研究所 福島再生可能エネルギー研究所(以下、
「産総研」という。)の平成 28 年度「被災地
企業のシーズ支援プログラム」に採択されましたので、お知らせいたします。
今年度も継続的研究開発テーマとして採択され、内容は以下の通りであります。


① 電解めっきによる多孔質金属支持体を用いた金属系水素透過膜の開発
水素透過膜と多孔質金属支持体による透過性能の向上と評価
一部事業の共同研究者:国立大学法人東京工業大学原子炉工学研究所教授 加藤之貴


② Ag めっきアクリル樹脂粒子の機能向上及び、それを分散材とした導電性フィルムを用いて作製し
た太陽電池モジュールの性能評価
実用化レベルでの太陽電池モジュールの信頼性評価
薄型太陽電池セルでの信頼性評価


これにより当社は、昨年同様産総研が福島県内に整備する再生可能エネルギー研究所等を活用
し、産総研より無償で技術支援を受けることが可能となり、事業化に向けて対応を加速してま
いります。
当社は、当該研究開発により知的財産を創出・強化し、早期事業化を図ることで再生可能エ
ネルギーシステムの普及と被災地域における新産業・雇用創出を実現し、当社の有する「めっ
き技術」で貢献することを目指します。


なお、詳細につきましては、下記の産総研のホームページをご参照ください。
http://www.fukushima.aist.go.jp/seeds/koubo.html

また、本件が当社グループの今期業績に及ぼす影響は現段階では軽微であります。
以上

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