「鶏卵バイオリアクターを用いた組換えサイトカイン製造実用化研究」の研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)への採択に関するお知らせ

平成 30 年8月 29 日
各 位
会 社 名 コスモ・バイオ株式会社
代表者名 代表取締役社長 櫻井 治久
(コード3386)
問合せ先
役職・氏名 取締役総務部長 柴山 法彦
電 話 03-5632-9600



「鶏卵バイオリアクターを用いた組換えサイトカイン製造実用化研究」の

研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)への採択に関するお知らせ


コスモ・バイオ株式会社(以下「当社」)は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の
「研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)産学共同フェーズ シーズ育成タイプ」の平成
30 年度公募に採択され、委託研究開発費を受けることとなりましたので、お知らせいたします。


<概要>
課題名:鶏卵バイオリアクターを用いた組換えサイトカイン製造実用化研究
代表機関:コスモ・バイオ株式会社
共同研究機関:国立研究開発法人産業技術総合研究所
予定期間:平成 30 年 10 月から2年6ヵ月
総額:81,682 千円(共同研究機関配分を含む)


当社は、2015 年より、国立研究開発法人産業技術総合研究所および国立研究開発法人農業・
食品産業技術総合研究機構との共同研究によって、鶏卵バイオリアクターを用いた組換えヒト
サイトカイン製造の研究を進めてまいりました。本技術は、ニワトリを遺伝子改変させること
で、様々なタンパク質を卵白に高濃度に発現させる技術であり、組換えタンパク質を低コスト、
かつ大量に鶏卵中に生産することを目指すものです。既にヒト インターフェロンβタンパク
質の製造については製造方法も確立し、2019 年より研究用試薬として販売を開始する予定でお
ります。今後は、生産する標的タンパク質を研究用に限定せず、各種素材、再生医療関連、動
物医療関連分野などにも幅広く応用可能な技術にする為の実用化研究を行ってまいります。


当該委託研究開発費が当社グループの業績に与える影響は軽微ですが、この度の採択により、
当該研究開発を一層加速してまいります。なお、委託研究開発費の受領は次度以降を見込んでお
り、平成 30 年 12 月期の業績予想への影響はありません。
以上

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