2020年2月期株主通信

hatoko




第 48 期 2019. 3. 1- 2020. 2. 29
株主の皆様へ
● トップからのメッセージ ●




創 業の原 点に立ち戻り、 業を再び 成 長 軌 道に



お客様が欲しいと思う商品を また、考えたことをすぐに行 動に移す事 業のスピード感が 欠け

ていたことも挙 げられます。いま一 度 創 業 の 原 点 に立ち戻り、
提供できていなかった
お 客 様 に 感 動 を 与 える 商 品 をいち 早く送り出 すことで、 び


 3月1 9日 付 で、 年 4カ月ぶりに 社 長 に 復 帰しました。 9 年
2 1 事業を成長軌道に乗せていきたいと考えています。

2月期、 0年2月期と2期 連 続で 業 績 が 落ち込んだことの 経 営






責 任 を 明 確 にするためです。 績 が 低 迷した 要 因 はひとえに
業 PB商品比率を高め、
お客様が欲しいと思う商品を提供できなかったことに尽きます。
利益率の向上を目指す

 現在、当社の売り上げは、 (大手他社ブランド)
NB 商品の仕入

れ販売と、当社が企画・開発したPB
(自社ブランド)商品の販売

があります。

  私 たちは、 業 当 時 から 数 多くの 国 内 インナ ー ウェアメー


カーの商 品を取り扱いさせていただくことでインナーウェアが
代表取締役会長兼社長
持つ魅力を学び、それが業績の成長と事業におけるノウハウ蓄
池上 勝 積の基盤となりました。今改めて、その感謝の気持ちを忘れるこ

となく、Eコマース市場においては競争が激化する中、今後収益

を伸ばしていくために、特徴豊かなNB商品に加えて、独創性の

高いPB商品の比率を向上させていくことが大きなポイントと考

えています。
 2 0年2月期で1 7.9%のPB商 品比 率をさらに伸ばしていくこ   以 上のように利 益 率にこだわった施 策を進めることで、 益


とを目標として、この3年の間にPB商 品 強 化に向けた布 石を打 性向上につながる経営を推し進め、これによって得た果実を従

ってきました。 8年 には オリジナル ル ームウェアブランド
1 「ブ 業員の待遇向上、株主の皆様への還元に充てていきたいと考え

ルーミングスタイル」 また19年にはオリジナルランジェリー
を、 ております。

ブランド「ラヴィアドゥ」を立ち上 げ、 画 部 員の 増 強をしまし





た。そして、この3月には商品本部を設け、これらの事業をその傘 新本社・物流センターで
下に置くことで迅速な意思決定を可能にしています。
物流能力大幅増強へ
 その中でも商 品 別では、特に当社が得 意とするファンデーシ

ョンに注力していきます。女性の体をより美しく見せるための機  PB商 品、そしてNB商 品 の 取り扱い商 品を増やしていくため

能をさらに追及した商品の開発を推し進めるとともに、PB商品 のバックヤードとして、本社隣接地に建設を進めている新本社・

としては高価格帯の3,000~5,000円の商品群の品ぞろえを充 物 流センターが5月に完 成し、9月には稼 働 予 定です。この新 拠

実させていきます。 点で商品の保管能力や出荷能力は現状の倍以上に増強します。

 また、販売サイトではこれまで、自社サイト、他社サイトともに  21年2月期は新型コロナウイルス感染拡大による影響が不透

商 品の品ぞろえはすべて同一にしていましたが、 後は自社サ
今 明ではありますが、第2創業の気持ちで事業に臨み、将来に向け

イトで限定のPB商品を取り扱ったり、他社サイトにおいても顧 て利 益を出せる基 盤づくりの 年にします。 白鳩 」
「 のブランド価

客属性や販売傾向を見ながら、よりお客様のニーズに合った商 値を上げることによって再び 飛 躍の足がかりをつかみ、 主の


品が前面に出せるよう差別化をしていきます。 皆様のご期待に沿えるよう全社一丸となって邁進してまいりま

 加えて、自社開発したEC基幹システム「楽らく通販システム」 す。

を外部に販売する事業をすすめているところです。 2020年5月
2019─2023

新 5ヵ年 計 画

スローガン




未 来へみんなで一 緒に!


重点取組み

1 既存事業の維持成長 売上高および営業利益率 単位 百万円

○既存仕入先における取扱いブランドの拡大と特徴
第47期 第48期 第49期 第50期 第51期
豊かなNB商品の拡充 2019/2 2020/2 2021/2 2022/2 2023/2
○独創性の高いPB商品の企画 開発による
・ 「白鳩」

ランドの成長 売 上 高 2,667 5,251 5,560 6,200 7,060

○アウトレット商品を中心としたセール商材の販売基
営 業 利 益 7 ▲46 ▲192 ▲226 32
盤構築

2 新規事業による成長 営業利益率 0.3% ▲0.9% ▲3.5% ▲3.6% 0.5%

○自社ECシステムのノウハウを集約したソリューシ ※ 47期は決算期変更による6ヶ月間の実績値となります。


ョン事業の展開

○B to B 対 法 人・団 体 向 け 販 売 )
( による卸 販 売 の
〈新本社・物流センター完成予想図〉
拡大と受託販売の展開

3 新価値創造
○新本社・物流センターの中心フロアに全部署が集まり、 闊達な
コミュニケーションによる業務連携と価値観の共有を実現す
る、常に一体感を感じられる「Far Together! 未来へみんなで

一緒に!) の精神を実現するオフィス環境づくり


○365日稼働を実現する労働力確保と、ダイバーシティ経営を推
進するための託児所併設
第 4 8 期 を 振 り 返 って




売上高 営業損失




5,251 百万円
¥
46 百万円


経常損失 当期純損失



68 百万円
¥
138 百万円



BUSINESS
企業 企業 店舗 店舗




Yahoo!ショッピング au Wowma! 東京営業所による PayPayモール出店
2019年年間ベストストア賞 ベストショップ大賞 PB商品の充実
第49期(2020.3.1~2021.2.28)の見通し
2021年2月期業績予想 対前期比 POINT

売上高 5,560 千円 5.9 % 新型コロナウイルスの感染拡大の影響につきましては、現時点

営業利益 △192千円 ─ では今後の動向が不透明であることから、計画に織り込んでお

経常利益 △196 千円 ─ りません。

当期純利益 △192千円 ─



株主還元について
業績の状況や今後の財務状況などを総合的に勘案した結果、株主の皆 配当金の推移

様への期末配当につきましては、誠に遺憾ではありますが無配とさせて

いただきます。株主の皆様には深くお詫び申し上げますとともに早期に 8
6.5

復配できるよう努めてまいりますので、引き続きご支援賜りますようお

願い申し上げます。 3







会社概要 2020年2月29日現在 株 主 メモ
会社名 株式会社 白鳩 事業年度 毎年3月1日から翌年2月末日まで
代表者 取締役会長兼社長 池上 勝 定時株主総会 5月下旬
所在地 京都市伏見区竹田向代町21番地 剰余金の配当基準日 期末配当 2月末日/中間配当 8月31日
創業 1965年10月1日 公告掲載方法 電子公告の方法により行う
設立 1974年8月20日 単元株式数 100株
資本金 1,196,654千円 上場証券取引所 東京証券取引所JASDAQ市場
従業員数 170名 株主名簿管理人 三菱UFJ信託銀行株式会社
事務取扱場所 三菱UFJ信託銀行株式会社 大阪証券代行部
お問い合わせ先 0120-094-777(通話料無料)



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