当社グループ店舗『Anchor Point』における暗号資産(FSCC)決済導入に関するお知らせ

2020 年 12 月 16 日

各 位


会 社 名 株式会社きちりホールディングス
(コード番号 : 3082 東証第一部)
本 店 所 在 地 大阪市中央区安土町二丁目 3 番 13 号
代 表 者 名 代表取締役社長
平川 昌紀
CEO兼COO
問 合 せ 先 常務取締役CFO 葛原 昭
電 話 番 号 06-6262-3456(代表)




当社グループ店舗『Anchor Point』における暗号資産(FSCC)決済導入に関するお知らせ



当社は、2017 年1月 13 日付にて NY スタイルステーキレストラン『Anchor Point』での Bitcoin 決済の
導入を発表し、その後、運用を行ってまいりましたが、更なる暗号資産決済の多様化を実現すべく、株式
会社フィスコ(本社:東京都港区、代表取締役社長:狩野仁志、以下、「フィスコ」)が発行する暗号資産
(FSCC)につきまして、2020 年 12 月 21 日より同店舗にて FSCC 決済の実証実験を開始することが決定し
ましたのでお知らせいたします。





1.暗号資産(FSCC)実証実験の経緯
当社は、Food Tech(フードテック)企業として、食を中心に生まれる Hospitality の提案・提供をコ
アコンピタンスとした事業を運営する企業グループです。中核事業会社である株式会社 KICHIRI におきま
しては自社ブランドレストランの直営展開、国内外でのフランチャイズ/ライセンス展開を行い、また、こ
れまで培ってきた外食事業のノウハウ「KICHIRI プラットフォーム」を活用した他社との連携・業態開発
を行っています。
飲食店舗における決済周りにつきましては、スマートフォンの普及によるキャッシュレス志向のお客様
のニーズが広がる中、現金やクレジットカード、その他電子マネーやQRコード決済など、各種決済手段
の多様化を進めており、一部店舗におきましては暗号資産での決済の導入も行ってまいりました。


一方、フィスコの持分法適用関連会社である株式会社 Zaif(本社:東京都港区、代表取締役:八木隆二、
以下、
「Zaif」
)は、財務局に登録されている暗号資産交換業者として「Zaif Exchange」を運営しており、
フィスコグループとして暗号資産に対して積極的に取り組んでおります。また、フィスコは暗号資産を発
行している数少ない上場企業として、ブロックチェーン技術を活用したトークンである FSCC を国内外で
上場させております。


そしてこの度、今後の暗号資産決済の広がりを見据え、スマートコントラクト(※1)を利用したバーチ
ャル株主総会の議決権行使アプリケーション、株主優待アプリケーション及び FSCC のステーキング(※2)
アプリケーション等の提供も視野に入れた FSCC を、当社一部店舗にて決済手段とする実証実験を 12 月 21
日から始めることになりました。
※1:契約締結や履行がプログラムによって自動的に実行されることです。
※2:FSCC 保有者が暗号資産を貸付し、金利を得るという仕組みです。


2.暗号資産「FSCC」とは(https://fiscocoin.jp/)
2016 年にフィスコが発行した企業トークンです。FSCC を決済通貨として利用することで、企業のみなら
ず利用者もメリットを享受できるような「FSCC 経済圏」の形成を目的としています。
FSCC はフィスコのレポート物販サイトであるクラブフィスコでの決済通貨として採用されていること
に加え、株式会社クシムの子会社イーフロンティアが運営するイーフロンティアストア、株式会社ネクス
グループ、株式会社 CAICA、株式会社 e 旅ネットでも決済通貨として採用され、法定通貨よりも 2 割ほど
ディスカウントされた価格で商材を購入することが可能となっています。
フィスコでは、FSCC 経済圏の拡大、DApps および DeFi の概念を活用した新規ビジネスの創造などによる
FSCC の価値向上を通じてフィスコの企業価値の向上を目指しております。同時に、ブロックチェーン技術
の適用に起因する金融・価値革命の時代を見据え、暗号資産/トークンを活用した規範的な事例を生み出
し、デジタル技術の進展が切り開く未来、健全な資本市場の形成に注力しております。
以上

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