DAIZ株式会社との資本業務提携契約の締結、および第三者割当増資による新株式の引受けに関するお知らせ

2020 年 10 月 22 日

各 位
会 社 名 株式会社きちりホールディングス
(コード番号 : 3082 東証第一部)
本 店 所 在 地 大阪市中央区安土町二丁目 3 番 13 号
代 表 者 名 代表取締役社長 平川 昌紀
CEO兼COO
問 合 せ 先 常務取締役CFO 葛原 昭
電 話 番 号 06-6262-3456(代表)




DAIZ株式会社との資本業務提携契約の締結、および第三者割当増資による新株式の引受けに関するお知らせ


当社は、植物肉原料を開発・製造するスタートアップであるDAIZ株式会社(以下、
「DAIZ」
、代表取締役:井
出 剛、熊本県熊本市)との間で、資本業務提携契約(以下、
「本契約」
)を締結することとなりましたので、下記のとお
りお知らせいたします。





1.本契約の目的
当社は「外食産業の新たなスタンダードの創造」をビジョンとし、既存の外食産業の枠組みに捉われることなく、こ
れまでも「KICHIRI プラットフォーム」を活用し、大手小売事業者とのグローサラント事業展開、SaaS 型 POS システム
事業者との機能開発等、他業種の事業者との協働によるオープンイノベーションを推進することで、プラットフォーム
の強化を進め、フードテック企業として事業成長につなげてまいりました。
一方で、DAIZは、
「植物肉で世界へ。
」を掲げ、今後世界的な人口増加により牛肉、豚肉、鶏肉、魚肉等のたんぱ
く質が不足するとの予測から、次世代植物肉「ミラクルミート」の開発を進めてきました。
このような状況の中、食に関わる当社とDAIZにおいて、お互いの強みを活かして「ミラクルミート」を採用した
新商品の開発・販売・広報協力を行うことは、両社の事業価値、企業価値の向上だけではなく、日本での植物肉市場規
模の拡大に寄与し、
「持続的な開発目標(SDGs)
」で示された「貧困」
「飢餓」という観点からのサステナブルな社会
への貢献にもつながることへの思いから、本契約締結に至りました。



2.次世代植物肉「ミラクルミート」について
これまで植物肉に使用されてきた主原料は大豆搾油後の残渣物であったため、肉に見劣りする機能性といった課題が
残っておりました。
DAIZが開発・生産する次世代植物肉「ミラクルミート」は、
「穀物の大豆」ではなく、芽を出して「植物になった
瞬間の大豆」を原料としています。同社取締役である熊本大学薬学部先端薬学教授の落合氏が開発した「落合式ハイプ
レッシャー法」により製造された「ミラクルミート」は、アミノ酸やビタミンを豊富に含むためうま味成分が強く、機
能性が向上するという特徴があります。
3.本契約の内容
(1)資本業務提携の内容
本提携の内容は主に以下のとおりです。
① DAIZによる次世代植物肉「ミラクルミート」を用いた新商品等の開発及び当社によるメニュー開発支援
② DAIZによる当社のプラットフォームシェアリング事業の拡大への協力
③ 当社のDAIZに対する次世代植物肉「ミラクルミート」の販路拡大、メニュー開発支援
④ 当社による次世代植物肉「ミラクルミート」の販売
⑤ 次世代植物肉「ミラクルミート」を使用したコンセプトショップの共同展開に関する相互協力
⑥ 次世代植物肉「ミラクルミート」に関する相互のPR協力


(2)新たに取得する相手方の株式又は持分の取得価額
DAIZの第三者割当による新株式を当社が引き受けます。
相手方の株式の取得価額 30,030,000 円


4. 資本業務提携先の概要
(1) 商 号 DAIZ株式会社
(2) 所 在 地 熊本県熊本市中央区南熊本五丁目1番1号
(3) 代 表 者 代表取締役 井出 剛
植物肉(Plant-based Meat)の開発、生産、販売
(4) 事 業 内 容
大豆由来機能性物質を用いた食品の開発、生産、販売
(5) 設 立 年 月 日 2015 年 12 月1日
(6) 資 本 金 425,000,000 円
(7) 決 算 期 12 月
創業者、株式会社果実堂、株式会社ニチレイフーズ、QB 第一号投資事業
有限責任組合(QB キャピタル)
、かごしまバリューアップ投資事業有限責
(8) 大 株 主 及 び 持 株 比 率 任組合(鹿児島銀行)
、株式会社農林漁業成長産業化支援機構(A-FIVE)

三菱 UFJ キャピタル 7 号投資事業有限責任組合(三菱 UFJ キャピタル)

OCP1 号投資事業有限責任組合(岡三キャピタルパートナーズ)
(9) U R L https://www.daiz.inc/


以 上

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