株式会社アーバンライクとの資本業務提携、株式取得及び持分法適用関連会社化に関するお知らせ

2023 年 12 月 18 日

各 位

会 社 名 株式会社 LA ホールディングス
代表者名 代表取締役社長 脇田 栄一
(東証グロース・福証 コード 2986)
問合せ先 取締役 栗原 一成
電話番号 (03)5405-7350(代表)
(URL https://www.lahd.co.jp/)


株式会社アーバンライクとの資本業務提携、株式取得及び持分法適用関連会社化に関するお知らせ


当社は、2023 年 12 月 18 日開催の取締役会において、株式会社アーバンライク(本社:熊本県荒尾市、代表取
締役社長:吉野 悟、TOKYO PRO Market 上場・証券コード:2992、以下「アーバンライク」という。
)との資本業
務提携契約の締結及びアーバンライクの株式取得、持分法適用関連会社化について決議いたしましたので、下記
のとおりお知らせいたします。





1.資本業務提携の目的
本年2月 14 日に公表した「2023 年~2025 年中期経営計画」の方針に基づき、地方創生、地域経済の活性
化を主眼に地元の有力企業を候補先として共同事業の展開を検討しております。また、持続可能な社会の実
現に向けて地域・社会の課題解決をマテリアリティとして認識し、事業を通じた地域経済への貢献は SDGs の
達成に向けた取り組みを推進するうえで大変重要であると考えております。
このような経営方針に基づき、このたび資本業務提携行うアーバンライクは、2008 年2月に、
「住宅業界の
常識を変える」という想いで福岡県大牟田市において、住宅事業を目的とするアーバンホーム株式会社を設
立し、2019 年2月には、不動産を軸とした理想以上の暮らしを提供するライフスタイル創造企業となるべ
く、現在の社名に変更、熊本県内を始め、周辺エリアでの注文住宅・建売住宅の販売を主力事業とし、
「高品
質な日本の材料で外国のような家を造る」というコンセプトのもとエリア拡大を続け、今では年間 100 棟を
超える受注を得るまでとなり、その内半分以上はご紹介を機に受注を頂くという、圧倒的に顧客満足度の高
い住宅会社として順調に成長を遂げております。現在では、20〜30 代の若いファミリー層を中心に高い支持
を得て、福岡県南部、熊本県北部エリアで商圏販売棟数ナンバーワンの住宅会社となり、九州地区の有力企
業としてその地位を築いてきております。
その後、業容拡大に伴い 2021 年7月には、東京証券取引所が開設する TOKYO PRO Market へ新規上場し、
現在は、住宅事業、不動産事業、福祉関連施設事業を柱に順調に業績を伸ばしております。
特に、福祉関連施設事業においては、熊本県、福岡県、佐賀県、宮崎県各県内の福祉事業者様との連携を深
め、九州地区での障がい者向けグループホームの建築、販売に向けて注力をしております。
熊本県においては、すでに公表のとおり、半導体受託製造の世界最大手企業である台湾積体電路製造(以
下、
「TSMC」という。)が、日本企業と共同出資にて子会社「JASM」を設立し、熊本県菊陽町に第1
工場を建設中であります。2024 年 12 月の業務開始に向けて順調に工事が進む新工場では大規模な雇用が予定
されているほか、TSMCの進出が呼び水となって付近に関連企業の立地も進み、近隣・周辺地域では、建
設関係者やTSMCの駐在員、関連企業従業員等による居住需要の高まりも見込まれております。
こうした背景から、新工場建設地の菊陽町や関連企業の立地が進む大津町、合志市など周辺地域の地価の大
幅上昇、賃貸需要の増加に伴う賃料の上昇とともに賃貸物件の供給が大幅に不足する現象が浮き彫りとなっ
ており、熊本県全域にこの影響が出始めております。
こうした状況において、アーバンライクとの本資本業務提携は、熊本県を中心とした新たなビジネス展開
を図る好機と捉え、当社グループの不動産企画開発・運営・管理に関するノウハウとアーバンライクの熊本
県内7拠点、福岡県内7拠点、佐賀県内1拠点の営業網を積極的に活用し、不動産開発に関するタイムリー
かつ有益な情報を取得することにより、新たなビジネスの創造、相互の業務推進、成長スピードの加速化を
図りつつ、更なる事業の発展と地方創生、地域経済の活性化に貢献してまいりたいと考えております。
また、当社は、超高齢社会の進展が著しい我が国において、社会的ニーズの高いヘルスケア施設への積極
的な投資を成長戦略の一つとして掲げるとともに、ヘルスケア施設供給の整備・拡充は大きな社会課題の一
つであると認識し、現在では、北海道に5棟、愛知県に4棟、首都圏に2棟、合計 11 棟のヘルスケア施設を
保有しておりますが、本資本業務提携によって、九州地区における障がい者向けグループホームのほか新た
に有料老人ホーム等ヘルスケア施設を含め幅広く福祉関連施設事業の展開も一層進めてまいりたいと考えて
おります。


2.資本業務提携の内容等
(1) 業務提携の内容
① 不動産企画開発事業の推進
② 九州地区における幅広い福祉関連施設事業の展開・推進
③ 両社協働による業務推進、成長スピードの加速化
④ 両社による経営資源の補填


(2)資本提携の内容
当社は、アーバンライクの普通株式 32,500 株(発行済株式総数の 15.06%)を、同社大株主(代表取締
役)より本年 12 月 18 日付で譲り受ける予定であります。
なお、本株式取得は、議決権ベースで5%以上の取得となり、金融商品取引法第 167 条第1項及び金融商
品取引法施行令第 31 条に規定する「公開買付けに準ずる行為として政令で定める買集め行為」に該当しま
す。
また、アーバンライクの代表取締役は、今後当社株式を取得する予定であります。


(3)取締役の派遣
当社は、2024 年1月に開催されるアーバンライクの定時株主総会において決議されることを前提に、本業
務提携を推進することを目的として、当社より1名を取締役候補者として指名し、当社の持分法適用関連会
社とすることを予定しております。


3.資本業務提携及び株式取得の相手先の概要
(2023 年4月 30 日現在)
(1)名 称 株式会社アーバンライク
(2)所 在 地 熊本県荒尾市万田 1597 番地2
(3)代表者の役職・氏名 代表取締役社長 吉野 悟
(4)事 業 内 容 住宅事業、不動産事業、福祉関連事業等
(5)資 本 金 104,545 千円
(6)設 立 年 月 2008 年2月
(7)発 行 済 株 式 216,500 株

(8)決 算 期 10 月
(9)従 業 員 数 89 名
(9)ホームページアドレス https://www.urban-like.co.jp
(10)大株主及び持株比率 合同会社Jobs 41.57%
吉野 悟 30.02%
竹下 隆司 9.24%
山瀬 倫生 4.43%
川田 悟 4.43%
肥銀地域企業応援投資事業有限責任組合 4.02%
株式会社TVQ 1.20%
資本関係 なし
(11)当社と当該対象会社と
人的関係 なし
の間の関係
取引関係 なし


4.日程
(1)取締役会決議日 2023 年 12 月 18 日
(2)資本業務提携契約締結日 2023 年 12 月 18 日
(3)資本業務提携開始日 2023 年 12 月 18 日


5.今後の見通し
熊本県八代市において当社子会社のラ・アトレがアーバンライクと協働で宅地開発を行う予定です。
また、当社子会社のLAアセットが同社と協働で新規にヘルスケア施設の建設を計画しております。
なお、当期の連結業績に与える影響は軽微でありますが、来期以降、両社での具体的な取組み、進捗状況
等により、公表すべき事項が生じた場合には速やかに開示いたします。


以 上

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