G20軽井沢で『ユーグレナバイオディーゼル燃料』を入れた乗用車に環境副大臣がご乗車しました

2019 年 6 月 17 日

G20 軽井沢で、次世代バイオディーゼル燃料であるユーグレナバイオ燃料を入れた乗用車に
あきもと環境副大臣兼内閣府副大臣が乗車しました
~パリ協定 CO2 削減量目標に合わせて、『ユーグレナバイオディーゼル燃料』を 26%混合~

株式会社ユーグレナ

株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、社長:出雲充)は、6 月 15 日(土)~16 日(日)に長野県軽井沢
町で開催された「G20 持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合」
(以下、G20
軽井沢)にて、あきもと司環境副大臣兼内閣府副大臣の移動車に、次世代バイオディーゼル燃料である『ユー
グレナバイオディーゼル燃料』※1 を使用したことをお知らせします。
なお、今回使用した『ユーグレナバイオディーゼル燃料』はミドリムシを原料の一部に使用しています。
詳細は以下のとおりです。


■G20 軽井沢での『ユーグレナバイオディーゼル燃料』の使用について
6 月 15 日、G20 軽井沢に参加したあきもと司環境副大臣兼内閣府副大臣の移動車に、ミドリムシを原料の一
部に使用した次世代バイオディーゼル燃料である『ユーグレナバイオディーゼル燃料』を入れたマツダの乗用
車(CX-8)を使用しました。
また、6 月 14 日~16 日の間、G20 軽井沢参加国の国内外メディアなどが展示会場と関連イベント会場内を
移動するために運行したいすゞ自動車のバス(エルガミオ)でも『ユーグレナバイオディーゼル燃料』を使用し
たほか、日本をバイオ燃料先進国にすることを目指す『GREEN OIL JAPAN』宣言に関する出展を行いまし
た。
乗用車およびバスのいずれにおいても、日本が 2030 年までに温室効果ガスの排出水準を 2013 年から 26%削
減することを目標としていること(パリ協定)に合わせて、『ユーグレナバイオディーゼル燃料』を 26%混合
しました。日本の法律上、従来型バイオディーゼル燃料※2 の混合率の上限は 5%ですが、次世代バイオディー
ゼル燃料である『ユーグレナバイオディーゼル燃料』は、性質が市販軽油と同等で、既存のディーゼルエンジ
ンに負荷をかけることなく 100%使用できることがいすゞ自動車による試験で確認されています。




参考:あきもと環境副大臣兼内閣府副大臣の移動車に
『ユーグレナバイオディーゼル燃料』をご使用いただいたときのようす(6月 15 日軽井沢)
G20 軽井沢にて『ユーグレナバイオディーゼル燃料』で走行したバス

※1: 次世代バイオディーゼル燃料である『ユーグレナバイオディーゼル燃料』
:既存のディーゼルエンジンに負荷をかけることなく 100%使用で
きる、当社が製造した次世代バイオディーゼル燃料。いすゞ自動車株式会社による全負荷性能試験や WHTC 排出ガス試験を実施済みです。
※2:従来型バイオディーゼル燃料:酸素を含むため酸化劣化しやすい特性があり、日本の法律上石油由来のディーゼル燃料に混ぜることができ
る従来型バイオディーゼル燃料の混合率の上限は 5%と定められています。


今回の取り組みに関する、あきもと司環境副大臣兼内閣府副大臣および当社社長出雲のコメントは以下のと
おりです。


<あきもと司環境副大臣兼内閣府副大臣コメント>
『これから日本も大きな目標(パリ協定の下での脱炭素社会の実現)に向けて、CO2 排出の大幅な削減に取り
組んでいく必要があるなか、軽井沢で行われている G20 持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に
関する関係閣僚会合にて、
『ユーグレナバイオディーゼル燃料』で走る乗用車に試乗することができたことは私
たちにとっても励みになりました。環境問題を解決するには、実用化され、ビジネスベースで広く普及するこ
とが重要だと思うので、バイオ燃料事業の展開を期待しています。試乗の感想としては、車の馬力も変わら
ず、快適な乗り心地でした。』


<当社社長出雲コメント>
『パリ協定で合意された日本の CO2 の排出量削減目標値は、2030 年度に 2013 年度比で「26%」削減すること
ですが、日本のバイオ燃料導入量は世界に比べて遅れを取っています。今回の G20 軽井沢では、パリ協定の
CO2 削減目標の「26%」に合わせて、あきもと環境副大臣兼内閣府副大臣がご移動の際に使用されたマツダの
乗用車、および国内外のメディアの皆様にご乗車いただいたいすゞ自動車のバスの燃料に、CO2 を吸収して成
長する「藻」の一種のミドリムシと、植物由来の廃食油から作った次世代バイオディーゼル燃料である当社の
バイオ燃料『ユーグレナバイオディーゼル燃料』を未来に先駆けて「26%」混合しました。『ユーグレナバイオ
ディーゼル燃料』は、従来型バイオディーゼル燃料と異なり、100%バイオディーゼル燃料で使用することがで
きる次世代型の地球に優しいバイオ燃料です。私は、『ユーグレナバイオディーゼル燃料』が、2030 年の日本
の CO2 削減目標の達成に寄与するものと確信しています。』
なお、2019 年6月 1 日(土)に福岡で開催された G20 関連会合では、会合に参加した、片山さつきまち・ひ
と・しごと創生担当大臣の会場から博多駅までの移動車に『ユーグレナバイオディーゼル燃料』を使用し(『ユ
ーグレナバイオディーゼル燃料』を 26%混合)
、乗用車に入れての公道走行は世界初となりました。
今後も当社では、「人と地球を健康にする」という経営理念のもと、持続可能なエネルギーをはじめとする未
来づくりに貢献してまいります。



■G20 軽井沢における『GREEN OIL JAPAN』宣言に関する出展概要
https://www.g20karuizawa.go.jp/exhibition/exhibitors/#innovation



■2019 年 G20 サミット関連会合でのユーグレナ社の取り組みについて(2019 年 6 月 3 日リリース)
https://www.euglena.jp/news/20190603-2/



■『GREEN OIL JAPAN』宣言について
2018 年 10 月 31 日、日本初となるバイオジェット・ディーゼ
ル燃料製造実証プラントの竣工を機に、当社は、横浜市、千代
田化工建設、伊藤忠エネクス、いすゞ自動車、全日空、ひろ自
連をサポーターとして、
「日本をバイオ燃料先進国にする」こと
を目指す『GREEN OIL JAPAN(グリーンオイルジャパン)
』を
新たに宣言しました。『GREEN OIL JAPAN』宣言では、2020
年までに実証プラントで製造したバイオ燃料を陸・海・空にお
ける移動体に導入すること、2030 年までにバイオ燃料を製造・
使用するサポーターを日本中に広げることで、バイオ燃料事業
を産業として確立することを目標に掲げ、この目標実現を通じ
て SDGs「GOAL7:エネルギーをみんなにそしてクリーン
に」「GOAL13:気候変動に具体的な対策を」への貢献に取り

組みます。
・『GREEN OIL JAPAN』宣言 HP:https://www.euglena.jp/greenoiljapan/

『GREEN OIL JAPAN』に関するお問い合わせ:https://www.euglena.jp/contact/b09/

以上

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