バングラデシュでのユーグレナクッキー配布数が累計1,500万食を突破!

2022 年 12 ⽉ 19 ⽇


バングラデシュでのユーグレナクッキー配布数が累計 1,500 万⾷を突破!
コロナ禍の 1 年半の休校を乗り越え、バングラデシュ 13 県で展開

株式会社ユーグレナ

株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、代表取締役社⻑:出雲充)は、バングラデシュの⼦どもた
ちに豊富な栄養素を持つ微細藻類ユーグレナ⼊りクッキー(以下、「ユーグレナクッキー」)を無償で
配布して栄養問題の解決を⽬指す「ユーグレナ GENKI プログラム」において、2014 年の開始以降から
この度 2022 年 12 ⽉ 15 ⽇の配布分をもって、ユーグレナクッキー配布数が累計 1,500 万⾷を突破した
ことをお知らせします。




ユーグレナクッキーを⾷べる⼦どもたち




コロナ禍の 1 年半の休校が終わり、学校の再開を喜ぶ⼦どもたち



当社は、社⻑の出雲が、学⽣時代に訪れたバングラデシュで栄養失調に苦しむ⼦どもたちを⽬の当た
りにし、栄養問題解決を決意したことがきっかけで創業した会社です。「彼らが、健康になれるような
⾷べ物をみつけたい」という思いで⽇本に戻った出雲が出会ったものこそ、豊富な栄養素をバランスよ
く持つ微細藻類ユーグレナでした。
当社は、この創業のきっかけであるバングラデシュの⼦どもたちの栄養問題解決を⽬指して、2014 年
4 ⽉に「ユーグレナ GENKI プログラム」を開始し※1、バングラデシュの⼦どもたちに特に不⾜している
栄養素 1 ⽇分が 1 ⾷分で摂取できるユーグレナクッキーを、現地の⼦どもたちに無償で配布していま
す。この「ユーグレナ GENKI プログラム」の活動は、ユーグレナ・グループの全商品およびパートナー
企業のプログラム対象商品をお買い上げいただいた際の売上の⼀部を協賛⾦として充てることで運営し
ています※2。
※1 ユーグレナ GENKI プログラム:https://euglena.jp/genki/
※2 このほか 2017 年 9 ⽉より、⼀部の⼩学校の⼦どもたちに関して、現地の NGO や学校の⽅々にユーグレナクッキー1 袋あたり 4
円をご⽀援いただいています




対象商品に⼊る「ユーグレナ GENKI プログラム」のロゴとバングラデシュで配布しているユーグレナクッキー



「ユーグレナ GENKI プログラム」では、通常時にはプログラム対象となっている学校の⼦どもたちに
ユーグレナクッキーを配布していますが、特別な⽀援が求められる事態に対しても臨機応変に対応して
きました。2017 年にミャンマーから避難してきたロヒンギャ難⺠がバングラデシュで増え始めた頃、
20 万⾷の特製ユーグレナクッキーをロヒンギャ難⺠の難⺠キャンプへ届けました※3,4。また、2020 年に
新型コロナウイルス感染症拡⼤の影響でバングラデシュの学校が 1 年半にわたり休校になった時には、
プログラム対象校に通う⼦どもたちの家庭が多く含まれる⾸都ダッカのスラム街の住⺠に、ユーグレナ
クッキー40 万⾷を無償配布しました※5。さらに、プログラム対象校と協⼒し配布⽅法を⼯夫して、休校
期間中にも多くの学校にユーグレナクッキーを届けてきました。
※3 この 20 万⾷は協賛⾦からの拠出では無いため、累計配布数 1,500 万⾷には含んでいません
※4 ユーグレナプロジェクト「ロヒンギャ難⺠の⾷料問題解決に貢献せよ」https://www.euglena.jp/times/archives/14420
※5 2020 年 6 ⽉ 16 ⽇リリース https://www.euglena.jp/news/200616-2/



2021 年 9 ⽉に休校期間が終わり学校は徐々に再開しましたが、⽀援組織からの寄付⾦の減少や価格⾼
騰などにより、財政難に直⾯する学校が増えてきました。
「ユーグレナ GENKI プログラム」の対象校の
中にも閉校を余儀なくされ、⼦どもたちにユーグレナクッキーを届けられなくなることもありました。
そのような状況下でも私たちは、「⼦どもたちの栄養問題解決に貢献し続けたい」という強い思いの
下、プログラム対象校と共に、プログラムの活動の再開や継続のために新たな⽀援組織に働きかけて資
⾦を得るなど、どのような困難な状況でも歩みを⽌めずに取り組んでいます※6。
また、⾸都ダッカから始まった「ユーグレナ GENKI プログラム」は、現在はダッカだけでなく地⽅の
12 県にも広がり、提携校は 106 校に増え、1 ⽇約 1 万⼈の⼦どもたちにユーグレナクッキーを届けるこ
とができています。こうした継続的な取り組みを経て、この度 2022 年 12 ⽉ 15 ⽇の配布分をもって、
ユーグレナクッキーの配布数が累計 1,500 万⾷を突破しました。
※6 「ユーグレナ GENKI プログラム」レポート 2021 年 11 ⽉ https://www.euglena.jp/times/archives/17882
⾸都ダッカを含む、合計 13 県で「ユーグレナ GENKI プログラム」を展開



当社は、今後もいかなる事態にも臨機応変に対応し、バングラデシュの⼦どもたちの栄養問題解決を
⽬指した取り組みを継続していきます。


【ユーグレナ GENKI プログラムの歩み】
2014 年 4 ⽉:
⾸都ダッカの⼩学校にて、約 2,000 ⼈のスラム地域に住む⼦どもたちを対象にユーグレナクッキーの
無償配布を開始。
2016 年 4 ⽉:
「ユーグレナ GENKI プログラム」の効果測定を⾏うため、⾎液検査・⾝体測定を開始。
2017 年 9 ⽉:
「ユーグレナ GENKI プログラム」の活動内容に賛同いただいた現地の NGO や⼩学校に、クッキー1
袋当たり 4 円を⽀援いただく新しい運営モデルを開始。
2017 年 12 ⽉:
ロヒンギャ難⺠への⾷料⽀援として特製ユーグレナクッキー20 万⾷を配布。
2018 年 2 ⽉:
バングラデシュ全国展開に向けた⼀歩として、ダッカ郊外の学校でプログラムを開始。
2019 年 4 ⽉:
「ユーグレナ GENKI プログラム」5 周年を機に、対象商品をユーグレナ・グループ全商品に拡⼤。
2020 年 3 ⽉:
新型コロナウイルス感染症拡⼤の影響で、現地の学校が休校。対象校の⼦どもたちは、初めて⻑期
間、ユーグレナクッキーの配布を受け取れない事態となる※7。
※7 ただし、ユーグレナクッキーが校内在庫としてあったため、学内に⽣徒宿泊施設を持つ学校は在庫が無くなるまで⽀給。各学
校で⽣徒の登校⽇を決めて、ソーシャルディスタンスを保ちながら配布した実績あり
2020 年 6 ⽉〜7 ⽉:
都市封鎖(ロックダウン)などの影響で⾷料不⾜と価格⾼騰に悩むダッカのスラム街住⺠に⾷料⽀援
としてユーグレナクッキー40 万⾷※8 を配布(配布期間:6 ⽉ 11 ⽇〜7 ⽉ 5 ⽇)。
この配布を以て累計 1,000 万⾷を突破。
※8 40 万⾷は、休校開始となった 3 ⽉ 17 ⽇から 5 ⽉末までのユーグレナクッキー未配布分の全数量に相当する

2020 年 9 ⽉:
上記 40 万⾷配布時に協⼒を受けたオーバットヘルパーズ(OBAT Helpers)が運営する学校に通う⼦
どもたちに⾷料⽀援としてユーグレナクッキー10 万⾷を配布※9(配布期間:9 ⽉ 5 ⽇〜9 ⽉ 25 ⽇)。
※9 配布⽅法は、学校で配布⽇を設定し⽣徒に登校してもらい、校内で教師から直接⼿渡しでの配布

2021 年 3〜9 ⽉:
新型コロナウイルス感染症による休校は 544 ⽇にわたり継続。当期間中は 2 週間に⼀度 15 ⽇分のユ
ーグレナクッキーをまとめて⼦どもたちに配布。
2021 年 10 ⽉〜:
休校が解除され、ロックダウン前と同様、原則平⽇の毎⽇ 1 ⽇約 1 万⼈の⼦どもたちにユーグレナク
ッキーを配布。
2022 年 3 ⽉〜:
新たな地⽅でのユーグレナクッキー配布が決定し、配布地域が 13 県、対象校は 106 校と拡⼤。




<株式会社ユーグレナについて>
2005 年に世界で初めて微細藻類ユーグレナの⾷⽤屋外⼤量培養技術の確⽴に成功。微細藻類ユーグレ
ナ、クロレラなどを活⽤した⾷品、化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の製造開発、遺伝⼦解析
サービスの提供を⾏っています。また、2014 年よりバングラデシュの⼦どもたちに豊富な栄養素を持
つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナ GENKI プログラム」を継続的に実施。「Sustainability
First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、事業を展開。
https://euglena.jp

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