微細藻類ユーグレナ等からカイコ用人工飼料を開発する研究が農研機構が行う「蚕業革命による新産業創出プロジェクト」に選定されました

News Release

2017 年 10 月 10 日


jh 微細藻類ユーグレナ等からカイコ用人工飼料を開発する研究が
農研機構が行う「蚕業革命による新産業創出プロジェクト」に選定されました

株式会社ユーグレナ

株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、社長:出雲充)は、ユーグレナ(和名:ミドリムシ)等の
微細藻類からカイコ用人工飼料を開発する研究が、農林水産省の委託により国立研究開発法人農業・食
品産業技術総合研究機構(農研機構)が主体となって行う「蚕業革命による新産業創出プロジェクト」
の研究課題として選定されたことをお知らせします。


本プロジェクトは、遺伝子組換えカイコから検査薬・医薬品・化粧品等の原料となる有用タンパク質や
新しいシルクの生産などを行うことで、蚕業における新産業創出を加速させることを目的としています。
その中で当社は、微細藻類ユーグレナの食品用素材としての活用実績や家畜用飼料研究の知見を活か
して、生産地や生産方法の限定から高価格化が進む桑の葉の代替や機能性強化のために、ユーグレナ等の
微細藻類を用いた人工飼料の開発および飼料価格低減に向けた研究を行う予定です。また、本研究を通じ
て、微細藻類ユーグレナの新たな活用方法の確立も目指します。
詳細は以下の通りです。


「蚕業革命による新産業創出プロジェクト」における当社の実施内容について
■プロジェクト名 農林水産省平成 29 年度委託プロジェクト研究「蚕業革命による新産業創出プロジ
ェクト」
■実施期間 2017 年 9 月 1 日~2022 年 3 月末日(予定)
■当社実施内容 ユーグレナ等の微細藻類を活用した、桑の葉を代替・補助するカイコの人工飼料の
開発


<株式会社ユーグレナについて>
2005 年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の屋外大量培養技術の確立に成功。微
細藻類ユーグレナ・クロレラなどを活用した機能性食品、化粧品等の開発・販売を行うほか、バイオ燃料
の生産に向けた研究を行っています。2012 年 12 月東証マザーズに上場。2014 年 12 月に東証一部市
場変更。


以上

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