清水建設施工 芝浦プロジェクトでユーグレナ社の次世代バイオ燃料使用開始

2023 年 2 月 1 日

清水建設施工 芝浦プロジェクトで
ユーグレナ社の次世代バイオ燃料使用開始
建設現場初のバイオ燃料継続使用へ
株式会社ユーグレナ

株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、代表取締役社⻑:出雲 充)は、清水建設株式会社(以下
「清水建設」
)が施工中の「芝浦プロジェクト(港区芝浦 1 丁目)」S 棟で稼働するクレーンの燃料とし
て、当社が販売する次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」(以下、「サステオ」)の使用を 2023 年 1
月 5 日より開始しました。なお、「サステオ」の供給先は、清水建設の 100%子会社で、今回のクレーン
による揚重工事を担当する株式会社エスシー・マシーナリです。




クレーンに給油する様子


今回、建設重機に使用する「サステオ」は、バイオマス(生物資源)を原料としながらも、石油由来
の軽油と分子構造が同じため、内燃機関を変更することなく使用できる次世代バイオディーゼル燃料で
す。この「サステオ」は、燃料を使用する際の燃焼段階では CO2(二酸化炭素)を排出しますが、原料
であるバイオマスが成⻑過程で光合成する際に CO2 を吸収するため、排出する CO2 の量が実質的にはネ
ットゼロとなり、カーボンニュートラルの実現に貢献する技術として期待されています。


清水建設での「サステオ」の使用は、2020 年 7 月開始の技術研究所連絡バス用燃料、2021 年 6 月開
始の安全体感車「甕割号(かめわりごう)」に続き、本件で 3 件目となります。


■「芝浦プロジェクト」とは
「芝浦プロジェクト」は、野村不動産株式会社と東日本旅客鉄道株式会社を事業主体とする大規模複合
開発で、清水建設が施工中のS棟は地上 43 階、高さ約 235mの超高層で、用途はオフィス、商業施
設、ホテルから構成されます。
<株式会社ユーグレナについて>
2005 年に世界で初めて微細藻類ユーグレナの食用屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレ
ナ、クロレラなどを活用した食品、化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の製造開発、遺伝子解析
サービスの提供を行っています。また、2014 年よりバングラデシュの子どもたちに豊富な栄養素を持
つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナ GENKI プログラム」を継続的に実施。「Sustainability
First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、事業を展開。
https://euglena.jp

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