キユーピーインドネシアで調味料の生産ラインを増設

No.53
2023 年 7 月 5 日
東南アジア最大の人口を有するインドネシアでの展開を加速

キユーピーインドネシアで
調味料の生産ラインを増設
2024 年 11 月から稼働予定、生産能力が約 2.6 倍に増強
キユーピー株式会社
キユーピー株式会社 (本社:東京都渋谷区、 代表取締役 社長執行役員:髙宮 満、
以下キユーピー)は、グループ会社であるキユーピーインドネシア(PT KEWPIE
INDONESIA、インドネシア共和国)の本社工場に、マヨネーズ・ドレッシングなど
調味料の生産ラインを増設し、生産能力を現在の約 2.6 倍に高めます。増設するラ
インの稼働は 2024 年 11 月を予定しています。これにより、東南アジア最大の人口
を有し経済成長を続けるインドネシア国内への供給体制を強化し、事業展開を加速
します。

キユーピーインドネシアは、
2013 年にキユーピーの東南ア
ジア 4 カ国目の生販拠点とし
て設立しました。食の洋風化
や外食産業の発展などを背景
に、創業以来、業績は右肩上
がりに伸長し、2022 年度の売
上は 2019 年度比で 2 倍以上に
急拡大しています。

インドネシア国内は、今後 増設ライン完成イメージ図(キユーピーインドネシア本社工場)
さらなる人口増加が見込まれ
ることに加え、経済成長により世帯所得も増加しています。今回の増設は、インド
ネシア国内の需要増加を見据えた供給体制の強化を目的としています。増設するラ
インでは自動化設備を導入し、品質や生産性の向上に取り組みます。さらに再生可
能エネルギーへの転換なども検討し、 2030 年度までに生産量当たりの CO2 排出量を
50%以下(2018 年度比)に削減することを目指します。

キユーピーインドネシアでは、創業以来、イスラム教徒の方が安心して食べられ
るよう、製造・販売する全ての商品で「ハラル食品」の認証※を取得しています。
今後も、インドネシアにおける食の多様化や、現地の食材・料理に合わせた商品や
メニューの提案を通してインドネシアの食の発展に貢献していきます。
※インドネシアでイスラムの戒律に則って製造される「ハラル食品」の認証を取得するためには、ハラル認証機関で
あるMajelis Ulama Indonesia(通称MUI)へ商品ごとに申請を行う必要があります。
増設する生産ラインの概要は以下の通りです。

工場名・所在地 キユーピーインドネシア本社工場(西ジャワ州ブカシ県)
約 3,373 億インドネシアルピア
投資額
(約 32 億円 ※2023 年 6 月末時点の為替レートで計算)
主な生産品目 家庭用および業務用のマヨネーズ・ドレッシングなど
年間約 12,000t
生産能力
(既存ライン 7,500tと合計すると年間約 19,500t)
稼働開始 2024 年 11 月を予定




【生産品目例】
(左から)
・キユーピー マヨネーズオリジナル(家庭用)
・キユーピー 焙煎ごまドレッシング(家庭用)




【参考:PT KEWPIE INDONESIA 概要】
社名 PT KEWPIE INDONESIA

事業内容 調味料(マヨネーズ、ドレッシング等)、液卵等の製造・販売

設立 2013 年 2 月

本社所在地 インドネシア共和国西ジャワ州ブカシ県

資本金 5,329 億インドネシアルピア
キユーピー株式会社 58.3%、三菱商事株式会社 40.0%、
出資比率
キユーピータマゴ株式会社 1.7%
決算期 9 月 30 日


本件に関するお問い合わせ先
キユーピー株式会社 広報・グループコミュニケーション室 稲垣・室塚
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷 1-4-13
TEL:03-3486-3051 FAX:03-3486-6150 E-mail:pr@kewpie.co.jp
※キユーピーのユは大文字を使用しています




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