国際原子力機関（IAEA）受注セレモニーに関するお知らせ

2023 年７月 13 日
各 位
会社名 株式会社 イメージワン
代表者名 代表取締役社長 島岡 潤
（コード番号 2667 東証スタンダード）
問合せ先 取締役管理部長 大野 雅弘
（TEL 03 – 5719 - 2180）


国際原子力機関（IAEA）受注セレモニーに関するお知らせ

2023 年６月 19 日の「国際原子力機関（IAEA）から耐放射線カメラ受注に関するお知らせ」で開示の通
り、2023 年７月７日に IAEA への耐放射線カメラ受注セレモニーが開催されましたので、お知らせいたし
ます。


記


１． セレモニーに至る背景
2023 年６月 19 日の「国際原子力機関（IAEA）から耐放射線カメラ受注に関するお知らせ」で開
示の通り、当社は 2022 年 10 月 31 日（月）から 11 月 4 日（金）にオーストリア・ウィーンにある
IAEA 本部で開催された「Symposium on International Safeguards 2022・Reflecting on the Past
and Anticipating the Future」に出展し、会場内の特設スペースで「耐放射線 CMOS センサービデ
オカメラ」等の技術紹介を行いました。その成果として、IAEA よりマッハコーポレーション株式会
社(以下、 「マッハコーポレーション」)製の耐放射線カメラ 2 台を耐久テストサンプルとして受注
を受けました。IAEA は外務省の核不拡散基金からの資金拠出を受けて当社への発注を決定したも
のです。

２． セレモニーの概要
今回の受注を記念し、また、IAEA ラファエル・マリアーノ・グロッシー事務局長の来日時点も捉
えて、2023 年７月７日に東京都千代田区霞が関の霞山会館で IAEA への耐放射線カメラ受注セレモ
ニーを開催しました。セレモニーには、IAEA グロッシー事務局長、当社代表取締役社長 島岡潤、
マッハコーポレーション代表取締役社長 赤塚剛文などが参加し、耐放射線カメラの授与式も行わ
れました。




IAEA グロッシー 株式会社イメージワン
セレモニー中の会談風景
事務局長 代表取締役社長 島岡 潤
３． IAEA グロッシー事務局長のエンドースメント
IAEA の視点から、この耐久性のあるカメラの重要性や政治的な側面を考えると、私は非常に興奮
しています。私たちは技術を改善する必要があり、最新の技術の最先端に立つことが重要です。貴
社との協力の可能性を非常に高く評価しており、それは核の不拡散に対して大きな貢献をもたらす
でしょう。このような耐久性のある機器を持つことは、IAEA にとって非常に有益であり、この機会
に深い感謝の意を表します。カメラを設置する場所の中には本当に危険な場所もあり、それは大き
な挑戦だと思いますが、まだ最初の一歩なので、これを基にした未来の展開を楽しみにしています。

４． 今後の見通し
当社から ALPS 処理水の海洋放出に関して IAEA タスクフォース（IAEA 職員及び国際専門家による
チーム）に技術・製品を紹介し、協力を申し出ました。IAEA グロッシー事務局長からは、次回来日
の際にさらに時間を取って懇談を行い、共同で進めていきたい旨のコメントをいただきました。
IAEA 耐久テスト合格の上は、様々なフィールドでの適用が期待されます。当社は、IAEA の原子
力関連分野における安全性と効果的な監視を支援するため、今回提供する耐放射線カメラの更なる
受注拡大、その他の原子力関連対策技術製品の販売（即時トリチウム計測器、及び、トリチウム分
離技術）を通じて、今後も原子力関連、海外事業の拡大を一層推進してまいります。

本件による当社グループの 2023 年９月期の連結業績に与える影響は軽微と判断しておりますが、
開示すべき事項が発生した場合は速やかにお知らせいたします。

以 上