電通が運用するベンチャーファンド「電通ベンチャーズ」、スマートデバイスのクラウド連動を推進する米国「ネクストビット社」に出資

2015 年 9 月 15 日
株式会社 電 通
代表取締役社長執行役員 石井 直
(東証第1部 証券コード:4324)


電通が運用するベンチャーファンド「電通ベンチャーズ」

スマートデバイスのクラウド連動を推進する米国「ネクストビット社」に出資


株式会社電通(本社:東京都港区、社長:石井 直)が運用するコーポレート・ベンチャーキ
ャピタル・ファンド「電通ベンチャーズ 1 号グローバルファンド」
(以下「電通ベンチャーズ」)
は、ソフト・ハード両面からスマートデバイスのクラウド連動を推進する Nextbit Systems Inc.
(本社:米国サンフランシスコ市、CEO:Tom Moss、以下「ネクストビット社」
)に出資しま
した。


電通ベンチャーズは、まだ見ぬ未来をつくり出していく野心的なスタートアップ企業への投
資と、投資先との協業を通した当社グループのオープンイノベーションを実現するために、本
年 4 月に設立したファンドです。資金提供のみならず、当社グループならではの課題解決に向
けたソリューションやリソースを提供することで事業や起業家を支援していきます。その第 3
号案件がネクストビット社になりました。


ネクストビット社は、ユーザーが意識することなく音楽、動画、アプリ、写真などを大容量
クラウドストレージに同期できるクラウドファースト・スマートフォン「Robin」を開発しま
「Robin」は米国時間の 9 月 1 日からクラウドファンディング・キャンペーンを開始し、
した。
当日中に目標額の 50 万ドルを大きく上回る資金を集め注目されました。ネクストビット社は、
革新的なソフトウェアとハードウェアをトータルで提供することにより、スマートデバイスの
ストレージ容量などの問題を解決し、モバイルコンピューティングを進化させています。
(https://www.kickstarter.com/projects/nextbit/robin-the-smarter-smartphone)


今後スマートデバイスが多様化していく中、クロスデバイスでの統合的かつリアルタイムな
データ連携、またそれを活用したこれまでにないユーザー体験の開発と提供がますます重要に
なっていくと予想されます。電通ベンチャーズは、ネクストビット社の革新的な技術により、
将来的には IoT 時代の全く新しい形のクラウドサービスが実現されるものと期待しています。
今後、当社グループでは、
「Robin」の普及とともに、ネクストビット社による新しいビジネ
ス開発を支援していきたいと考えています。


ネクストビット社ならびに電通ベンチャーズの概要は以下のとおりです。




<Robin>




<ネクストビット社の概要>
社名 Nextbit Systems Inc.
本社所在地 米国カリフォルニア州サンフランシスコ市
代表者 Tom Moss(CEO)
従業員数 23 名
事業内容 クラウド時代のスマートデバイスの開発、販売
URL https://nextbit.com/





<電通ベンチャーズの概要>
名称 電通ベンチャーズ 1 号グローバルファンド(Dentsu Ventures Global Fund I)
ファンド総額 50 億円
ファンド組成時期 2015 年 4 月
運用期間 2022 年 3 月までの 7 年間を予定
投資地域 欧米・アジアなどの海外を中心に、グローバルに投資
シード/アーリーステージを中心としつつ、ミッド/レイターステージも含む
投資ステージ
幅広いバランス投資
(1)広義のマーケティング/コミュニケーションビジネスを変革しうる領域
投資領域
(2)上記に当てはまらなくともイノベーティブでポテンシャルの高い新領域
URL http://dentsu-v.com/


以 上



【リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社電通 コーポレート・コミュニケーション局 広報部
河南(カンナン)
、長澤 TEL:03-6216-8041


【投資に関する問い合わせ先】
株式会社電通 「電通ベンチャーズ」 Email:info@dentsu-v.com





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