電通が運用するベンチャーファンド「電通ベンチャーズ」、ソーシャルロボット開発の米国スタートアップ企業「Jibo社」に出資

2015 年 8 月 6 日
株式会社 電 通
代表取締役社長執行役員 石井 直
(東証第1部 証券コード:4324)


電通が運用するベンチャーファンド「電通ベンチャーズ」

ソーシャルロボット開発の米国スタートアップ企業「Jibo 社」に出資


株式会社電通(本社:東京都港区、社長:石井 直)が運用するコーポレート・ベンチャーキ
ャピタル・ファンド「電通ベンチャーズ 1 号グローバルファンド」
(以下「電通ベンチャーズ」)
は、米国のソーシャルロボット開発のスタートアップ企業である Jibo, Inc.(本社:マサチュー
)に約 3.7 億円を出
セッツ州ボストン、CEO:スティーブ・チェインバーズ、以下「Jibo 社」
資することにしました。


電通ベンチャーズは、まだ見ぬ未来を作り出していく野心的なスタートアップ企業への投資
と、投資先との協業を通した当社グループのオープンイノベーションを実現するために、本年
4 月に設立したファンドです。資金提供のみならず、当社グループならではの課題解決に向け
たソリューションやリソースを提供することで事業や起業家を支援していきます。その第一号
案件が Jibo 社になりました。


Jibo 社は、ソーシャルロボットのパイオニアとして知られるマサチューセッツ工科大学教授
のシンシア・ブリジール博士が創業した、ソーシャルロボット「Jibo(ジーボ)」の開発・製造・
販売を目指す企業です。Jibo には音声および感情認識や自然言語処理、機械学習、感情表現デ
ィスプレイや動作などの技術が採り入れられており、家庭内のメンバーと交友し信頼関係を築
けるようにデザインされています。


電通ベンチャーズは、Jibo は情報摂取のあり方を根本的に変える全く新しいタイプのメディ
アとして発展していき、スマートホームにおける起点インフラ、コミュニケーションのハブと
しての機能も担っていく可能性があると考えています。
今後、当社グループではそうした観点からも、Jibo の開発支援や普及促進、また Jibo が将来
もたらすであろう新しいビジネスを支援してまいります。


以上





出資概要と Jibo 社ならびに電通ベンチャーズの概要は以下のとおりです。


<Jibo>




<出資概要>
・出資方法:Jibo 社のシリーズ A 優先株式を第三者割当増資により電通ベンチャーズが取得
・出資総額:US$3 million(約 3.7 億円)


<Jibo 社の概要>
社名 Jibo, Inc.
本社所在地 米国マサチューセッツ州ボストン
代表者 Steve Chambers(CEO)
従業員数 28 人
事業内容 ソーシャルロボット「Jibo」の開発・製造・販売
URL https://www.jibo.com/


<電通ベンチャーズの概要>
名称 電通ベンチャーズ 1 号グローバルファンド(Dentsu Ventures Global Fund I)
ファンド総額 50 億円
ファンド組成時期 2015 年 4 月
運用期間 2022 年 3 月までの 7 年間を予定
投資地域 欧米・アジアなどの海外を中心に、グローバルに投資
シード/アーリーステージを中心としつつ、ミッド/レイターステージも含む
投資ステージ
幅広いバランス投資
(1)広義のマーケティング/コミュニケーションビジネスを変革しうる領域
投資領域
(2)上記に当てはまらなくともイノベーティブでポテンシャルの高い新領域
URL http://dentsu-v.com/





【リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社電通 コーポレート・コミュニケーション局 広報部
河南(カンナン)
、長澤 TEL:03-6216-8041


【投資に関する問い合わせ先】
株式会社電通 「電通ベンチャーズ」 Email:info@dentsu-v.com





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