フュートレックの子会社であるATRーTrekが、住友ゴム工業とタイヤ製造業務向けに「日中音声翻訳システム」を開発

Press Release



2015 年 2 ⽉ 16 ⽇
報道機関各位
株式会社フュートレック
代表取締役社⻑ 藤⽊英幸
(証券コード:2468)
株式会社ATR-Trek
代表取締役社⻑ 深⽥俊明



フュートレックの⼦会社であるATR-Trekが、
住友ゴム⼯業とタイヤ製造業務向けに「⽇中⾳声翻訳システム」を開発

株式会社フュートレック(本社所在地:⼤阪市淀川区 代表取締役社⻑:藤⽊英幸 以下、
フュートレック)のグループ会社である、株式会社ATR-Trek(本社所在地:⼤阪市淀
川区 代表取締役社⻑:深⽥俊明 以下、ATR-Trek)は、この度、住友ゴム⼯業株式
会社(所在地:神⼾市中央区 代表取締役社⻑:池⽥ 育嗣 以下、住友ゴム⼯業)向けに、タ
イヤ製造業務向けの⾳声翻訳システム(注 1)を開発したことを発表いたします。


グローバル展開を図る⽇本メーカーにとって、海外進出⼯場での現地従業員と⽇本⼈社員と
の⾔語コミュニケーションは⼤きな課題となっています。近年注⽬されている「⾳声翻訳シス
テム」は、このような「⾔葉の壁」へのキーソリューションとなることが期待されています。
しかし、現在コンシューマー向けに実⽤化されている⾳声翻訳サービスは、主に旅⾏会話を想
定しておりビジネス向けの表現や専⾨⽤語などがカバーされていないため、ビジネス⽤途とし
ての利⽤は難しいとされていました。

ATR-Trekでは、住友ゴム⼯業と共同で新規の利⽤分野に向けて効率的にカスタマイ
ズを⾏い、タイヤ製造業務コミュニケーションに利⽤可能な「⽇中⾳声翻訳システム」を実⽤
化し、同社中国⼯場(常熟、⻑沙)において本格的に利⽤が始まりました。今後は、対象⾔語
を広げる「多⾔語化」を進め、中国以外の海外⼯場でも⾳声翻訳システムを利⽤できるように
する予定です。


フュートレックグループは、グループ⼀丸となって「⾔語バリアフリーな世界」の実現を⽬
指すとともに、総務省が推進する「グローバルコミュニケーション計画(注 2)」にも参画して、
多様な分野で利⽤できる多⾔語⾳声翻訳ソリューションを提供してまいります。


(注 1)⾳声翻訳システム:⾳声を⾃動翻訳するシステムのことで、 ⼈の発話(⾳声)を⾃動認識してテキス
トに変換する「⾳声認識」、⼊⼒⾔語のテキストを⽬的⾔語のテキストに⾃動翻訳する「機械翻訳」、
翻訳されたテキストを⽬的⾔語の⾳声に変換する「⾳声合成」、の3要素によって構成されています。
(注 2)「グローバルコミュニケーション計画」(総務省ホームページ)
http://www.soumu.go.jp/main_content/000285578.pdf




http://www.fuetrek.co.jp/
Press Release

◆⾳声翻訳利⽤イメージ




* フュートレックグループの⾳声翻訳技術の⼀部は、独⽴⾏政法⼈情報通信研究機構(NICT)の⺠間基盤技術研究促進制度
により、株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)が受託したプロジェクト「⼤規模コーパスベース⾳声対話翻訳技
術の研究開発」の成果を利⽤して、株式会社ATR-Trekにて製品化したものです。

○営業関連のお問い合わせ先
株式会社フュートレック TEL:044-220-1088
ホームページからのお問い合わせ https://www.fuetrek.co.jp/contact/index_product.cgi


○取材およびこのプレスリリースに関するお問い合わせ先
株式会社フュートレック TEL:044-220-1088
ホームページからのお問い合わせ https://www.fuetrek.co.jp/contact/index.cgi


※⾳声翻訳システムについては株式会社ATR-Trekにお問い合わせください。
ATR-Trekホームページ http://www.atr-trek.co.jp/


≪会社概要≫
会 社 名: 株式会社フュートレック
代 表 者: 代表取締役社⻑ 藤⽊英幸
設 ⽴ ⽇: 2000 年 4 ⽉ 17 ⽇
資 本 ⾦: 7 億 1,657 万円
業 務 内 容 : ⾳声認識技術を利⽤したサービスの企画・提案
及び、それを実現するためのシステム設計


会 社 名: 株式会社ATR-Trek
代 表 者: 代表取締役社⻑ 深⽥俊明
設 ⽴ ⽇: 2007 年 5 ⽉ 31 ⽇
資 本 ⾦: 6,000 万円
業 務 内 容 : ⾳声認識・翻訳技術の開発、携帯電話向けコンテンツサイトの運営

http://www.fuetrek.co.jp/

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