2017年12月期 中間決算説明資料

2017年12月期
中間決算説明資料


2017年8月4日
株式会社大塚家具(8186)



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2017年業績のポイント


✔ 大型店を中心とした店舗売上減少を主因に営業損失。


✔ 店舗売上は下げ止まり。年間概ね400億円ペース。
コントラクト売上は下期受注も順調に積み上げ通期では22億円を見込む。


✔ 店舗規模適正化前倒し実施により、事業構造改善引当金19億円を特損計上。
来期以降の固定費圧縮、収益構造改善へ。




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【参考】店舗売上高の状況

直近1年間の店舗売上高は、年間400億円ペースで安定。



月別店舗売上高
(億円)

















16.7月 16.8月 16.9月 16.10月 16.11月 16.12月 17.1月 17.2月 17.3月 17.4月 17.5月 17.6月 17.7月


年間400億円ペースの月別売上 過去12ヶ月の月別売上実績


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【参考】店舗カテゴリー別傾向

来店件数

来店件数は、商業立地路面店で増加、
郊外大型店で減少。


➤ 商業立地路面店は、

来店成約率の改善に注力

➤ 郊外大型店は、
60 集客力の改善と面積最適化へ


【背景】

・消費行動変化

まとめ買い→単品買い
2013年 2016年 2017年
・競合環境変化
郊外大型店 商業立地路面店 小商圏化、EC台頭


*特殊要因の少ない2013年を100.0とした場合の推移(全て上期実績)。
*郊外大型店・商業立地路面店はそれぞれ代表的な2店舗を抜粋。

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2017年上期実績

業績概要
(単位:百万円、%)

2016年 2017年 前年同期比増減率


売上高 24,093 21,380 ▲11.3

売上総利益 12,825 10,954 ▲14.6
売上比率 53.2 51.2


販売費及び一般管理費 14,799 13,657 ▲7.7


営業利益(損失) ▲1,973 ▲2,702 -


経常利益(損失) ▲1,860 ▲2,609 -


四半期純利益(損失) ▲2,497 ▲4,567 -


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2017年上期実績
売上高内訳 (単位:百万円、%)
2016年 2017年 前年同期比増減率

店舗 23,010 20,319 ▲11.7
建装(コントラクト) 1,039 1,034 ▲0.5
その他 42 25 ▲40.3
合計 24,093 21,380 ▲11.3


販管費内訳 (単位:百万円、%)
2016年 2017年 前年同期比増減率

運賃 738 756 2.4
広告費 1,353 1,265 ▲6.4
人件費 5,336 4,500 ▲15.7
賃借料 5,069 4,989 ▲1.6
その他 2,301 2,145 ▲6.8
合計 14,799 13,657 ▲7.7

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提携販売販路の修復

2013年に約93億円だった売上が混乱期の方針転換の結果、2016年には約43億円まで低下。
販路修復は進みつつあり、2017年上期は約27億円(前年同期比+39%)まで改善。



提携販売売上高の推移
(億円)












2013年 2014年 2015年 2016年 2017年

上期 下期


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ECの本格展開
EC掲載商品の充実とユーザビリティーの向上や、
提携サイトでの販売開始などアクセサビリティー向上により、
大幅成長を目指す。

• 商品情報ページとECサイトを統合(2017年3月)
• 掲載商品2,800種(2017年3月)→4,000種(2017年6月)→5,000種(2017年12月予定)
• 2017年上期EC売上は101百万円と小さいながらも、2016年年間売上52百万円から大幅増
• 提携サイトでの販売開始予定:9月2社


自社ECサイト売上高の推移 自社ECサイト商品ページ一例

(億円) 3.0

2.5

2.0

1.5 下期
1.0 上期

0.5

0.0
2015年 2016年 2017年


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コントラクト

2020年に向けホテル需要が旺盛。
2016年5月まで東京のみだったコントラクト営業拠点を、大阪等他エリアへ拡大。
2017年下期以降の受注は順調に積み上がり。来期大幅増加を見込む。



コントラクト売上高の推移
(億円)


20 込

15 内

10 分



2015年 2016年 2017年 2018年決定・内定分

上期 下期




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固定費の適正化


店舗の過剰面積の縮小、スクラップ&ビルド、物流センターの効率化を通じて
賃借料の低減を図る。(契約期間の関係もあり本格寄与は2018年以降)



実施年 エリア 事業所


関東 4店舗、1物流センター
2017年
その他 2店舗


関東 2店舗

2018年 東海 1店舗

関西 1店舗

*2017年7月現在の予定




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【参考】福岡ショールーム減床の効果
2017年6月 2フロア→1フロア
• 面積縮小後、来店件数・接客件数・成約件数にマイナスの影響は見られない。
• 面積を縮小し、1フロア体制としたことで、営業人員一人当たりの接客件数・成約件数
は増加し、営業効率は改善。


減床前後前年比増減率
(%)










来店件数 接客件数 成約件数 一人当たり接客件数 一人当たり成約件数
(10)


(20)
減床前 減床後




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固定費の適正化


採用を抑制しながら全社ベースで人員の再配置をすることにより、
直間比率の改善を図る。




2016年12月末 2017年6月末 2017年12月末(予)


営業部門 1,186名 1,186名 1,127名


営業 71% 74% 77%


非営業 29% 26% 23%




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新規出店
【直営店】
商品情報がデジタル化され、タブレット端末上で色違い・サイズ違い等を見られるようになったこと
から、店頭で必要な展示数が減少し、必要面積は縮小。小型店や専門店の多店舗展開へ。

開始時期 場所 事業所名 規模 備考
2017年2月 東京都 アウトレット&リユース プレミアム 有明 約1,380㎡ 有明本社ショールームに隣接したアウトレット&リユース専門店。

2017年2月 大阪府 IDC OTSUKA なんばパークス 約1,200㎡ 商業施設内にポップアップショップとしてオープン。

2017年3月 千葉県 LIFE STYLE SHOP 柏の葉 T-SITE 約180㎡ リビングでの過ごし方にフォーカスしたソファ専門店。

2017年4月 東京都 アウトレット&リユース新宿 約1,300㎡ 新宿ショールームに隣接したアウトレット&リユース専門店。




【提携店】
日常からご利用いただけるよう、より身近なエリアへの多店舗展開。人口の少ない地方では、提携
による販売拠点を展開。固定費、投資負担の少ないスピーディーな出店が可能。

開始時期 場所 提携先 規模 備考
2017年 3月 松山市 いよてつ髙島屋 約240㎡ 地場の百貨店いよてつ髙島屋内に出店、同店の外商部と連携して営業。

2017年 7月 渋谷区 恵比寿三越 約575㎡ 恵比寿三越内に出店。都市型提携店。

2017年 9月(予) 宮崎市 約500㎡


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下取り・リユース・レンタル

・2016年秋にリユース本格始動。
下取り
・アウトレット&リユース店を有明、新宿、横浜、
下取りにより、既存家具の処分に対す
大阪南港に展開(横浜以外は通常店舗と併設)。
る抵抗感を軽減、買い替えを促進。
・リユース品購入者の半数強は、リユース品以外も購入、
家具選びの新たな選択肢へ。
リユース
ヴィンテージに続く「リユース」とい
う新たなカテゴリーの商品を提供する
査定依頼件数(上期) リユース品売上高(上期)
ことで、「上質な暮らし」を低コスト
で実現。 15,000 2.0


1.5

レンタル
10,000

1.0
上質な家具・インテリアをレンタルや
5,000
サブスクリプションとして提供するこ 0.5
とで、単身赴任など短期利用や、いろ
いろなスタイルを試してみたい、季節 (件) 0 (億円) 0.0
によって替えたいなどの需要を獲得。 2016年 2017年 2016年 2017年
所有から利用へ。



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2017年業績予想

(単位:百万円、%)

2016年 2017年

通期(実) 上期(実) 下期(予) 通期(予) 前年比増減率


売上高 46,307 21,380 21,435 42,816 ▲7.5

売上総利益 24,720 10,954 11,273 22,228 ▲10.1
売上比率 53.4 51.2 52.6 51.9


販売費及び一般管理費 29,318 13,657 12,953 26,611 ▲9.2

営業利益(損失) ▲4,597 ▲2,702 ▲1,680 ▲4,383 -

経常利益(損失) ▲4,436 ▲2,609 ▲1,735 ▲4,345 -

当期純利益(損失) ▲4,567 ▲4,567 ▲1,752 ▲6,320 -



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2017年業績予想
売上高内訳 (単位:百万円、%)
2016年(実) 2017年(予) 前年比増減率

店舗 44,306 40,503 ▲8.6
建装(コントラクト) 1,924 2,230 15.9
その他 76 83 8.2
合計 46,307 42,816 ▲7.5



販管費内訳 (単位:百万円、%)
2016年(実) 2017年(予) 前年比増減率

運賃 1,497 1,442 ▲3.7
広告費 2,870 2,430 ▲15.3
人件費 10,312 8,959 ▲13.1
賃借料 10,132 9,513 ▲6.1
その他 4,505 4,265 ▲5.3
合計 29,318 26,611 ▲9.2


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