関連会社「ギアヌーヴ株式会社」による建設工事の生産性「見える化」サービスについて

News & Information
2017 年 4 月 24 日
株式会社夢真ホールディングス
IR 室:03-3210-1212
各 位



関連会社「ギアヌーヴ株式会社」


建設工事の生産性「見える化」
サービスについて日経産業新聞に掲載されました。

当社関連会社であり、建設現場への ICT サービスを主な事業としているギアヌーヴ株式会社(以下、
「ギアヌーヴ」といいます。)が取り組んでいる、建設工事の生産性「見える化」サービスについて、2017 年
4 月 24 日付の日経産業新聞に掲載されましたので、お知らせいたします。





1.開発の背景
現在、国土交通省では、建設現場における労働生産性の向上にむけた取り組みとして ICT を活用した
「i-Construction」を進めています。この、「i-Construction」では、建機や測量機器などに最新の ICT 技術
を活用していくことに重点を置いていますが、ICT 機器が高価な事や、多くの現場従業者が ICT に不慣れ
な事が課題となっております。
そのため、ギアヌーヴでは、高価な機器や高度な知識を必要としない建設現場への ICT サービスを模
索していき、簡単なタブレット操作のみで現場従業者の生産性を計測し「見える化」する事ができるサービ
スを開発いたしました。


2.生産性の「見える化」とは?
従来、正確に記録する事が困難であった現場従業者の現場入退場時刻や工程ごとの進捗のデータを
収集する事で、現場従業者一人ひとりの生産性(=施工力)を数字で把握することをいいます。
そのデータを用いる事で、工期の短縮や生産性の低い現場従業者への効果的な指導を実現できるよう
になります。コストを最小限に抑え、施工期間を最適化することができる IT ソリューションサービスです。


3.生産性の「見える化」の具体的な内容
生産性の向上のためには、現状の生産性(作業量÷作業時間)を正確に把握する事が必要になります。
そのため現場従業者の実際の入退場時刻や、工程ごとに作成する報告書用の工事写真を撮影するアプ
リケーションが組み込まれたタブレット端末を工事現場に配置し、すべての工事の進捗状況や現場従業
者の作業時間データを収集する仕組みとなっています(特許出願済)。タッチパネルのタブレット端末を採
用し、アプリケーションの操作性を簡素化することで、ICTに不慣れな現場従業者でも操作できるように配
慮されています。


4.今後の見通し
2015年に初めて建設現場に導入されてからのすべてのデータが蓄積されており、その大量のデータを
処理・分析を行うことで、生産性の高い施工会社の割り出しや生産性を向上させるための効率的な対処
方法の確立・助言をおこなうサービスなどを展開していきます。また、大量に蓄積されるデータを処理・解
析するためのAI(人工知能)を導入し飛躍的なサービス向上を目指していきます。



【本件に関するお問い合わせ先】
ギアヌーヴ株式会社
マーケティング担当
野口 拓海、川崎 未来
TEL:03-5733-4105 FAX:03-5733-4108

会社概要
(1) 商 号 ギアヌーヴ株式会社
(2) 所 在 地 東京都港区虎ノ門四丁目 1 番 6 号
(3) 代 表 者 取締役社長 斉藤 恵子
(4) 資 本 金 8,375 万円
(5) 事 業 内 容 ・デジタル画像処理システムの開発・保守・運用
・通信機能用途向けアプリケーションの開発
(6) U R L https://www.gearnouve.com/


以 上

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