リアルテックファンド、日本発の医療機器の開発や医療関連技術の事業化支援を行う「株式会社日本医療機器開発構に出資を実施

News Release

2016 年 2 月 25 日

リアルテックファンド、日本発の医療機器の開発や医療関連技術の事業化支援を行う
「株式会社日本医療機器開発機構」に出資を実施

株式会社ユーグレナインベストメント


株式会社ユーグレナインベストメント(本社:東京都港区、代表:永田暁彦)は、ベンチャーキャピタ
ルファンド「リアルテックファンド」の新たな投資先として、医療機器の開発や医療関連技術の事業化支
援、製造販売などを行う株式会社日本医療機器開発機構(以下、JOMDD 社)への出資を実施したことを
お知らせします。


医療機器産業の市場は世界で約 40 兆円規模となっていますが、日本では海外製の医療機器が多く使用
されており、医療機器分野は年間約 7,000 億円以上の貿易赤字となっています。これは、日本に優秀な臨
床医や実績豊富な研究機関・大学病院、高い技術力を持つ企業の三者が揃っていたにもかかわらず、医療
機器分野にその三者から得られるニーズやシーズ、保有する関連技術を事業化する人材や機能が不足し
ていたことが要因でした。
これらの状況を踏まえ、米国食品医薬品局(FDA)の医療機器審査官であった内田毅彦氏(JOMDD 社
代表)をはじめとする医療関連技術の開発・事業化などの経験が豊富な人材を集め、日本の優れた医療技
術を世界に提供していくことを目指して設立した会社が JOMDD 社です。なお JOMDD 社は、日本医師
会と提携し、日本医師会に所属する約 16 万 6 千人の医師とのネットワークと医療現場における医師のニ
ーズ等を基に、新しい医療機器・技術の開発と事業化支援を進めています。
今回リアルテックファンドは、JOMDD 社が第三者割当増資により発行する株式を引き受けることで
資金提供を行い、同社の事業展開を支援しながら同社の持つ医療機器の開発や事業化支援に関するノウ
ハウ等をリアルテックファンドの投資先が進める医療関係事業の育成に活用していく予定です。
詳細は以下のとおりです。


株式会社日本医療機器開発機構(JOMDD 社)への出資について


■ 株式会社日本医療機器開発機構と支援内容について
設立年月:2012 年 9 月 12 日
所 在 地:東京都中央区日本橋本町二丁目 3 番 11 号
代 表 者:代表取締役 内田 毅彦(医師、医学博士)
資 本 金:14.1 億円(資本準備金含む)
事業内容:医療機器の研究開発、医療関連技術の事業化支援、製造販売など
H P:https://jomdd.com/company
支援内容:研究開発やマーケティング活動の推進支援などの事業展開支援
出資時期:2016 年 2 月
■ リアルテックファンドについて(HP:www.euglena-investment.jp)
ユーグレナ社の 100%子会社であるユーグレナインベストメント、SMBC日興証
券、リバネスが 3 社 で設立した「合同会社ユーグレナSMBC日興リバネスキャピ
タル」が管理運営するベンチャーキャピタルファンドで、リアルテックベンチャーの
投資育成を主目的としています。参加企業は合計 17 社、ファンド規模は 55 億円
(2016 年 1 月現在)で、日本最大級のリアルテック特化型ファンドです。出資者で
ある以下事業会社とともに、リアルテックベンチャーへの投資・育成を行っています。


出資企業:株式会社ユーグレナインベストメント、株式会社リバネス、SMBC 日興証券株式会社、
日本たばこ産業株式会社、三井不動産株式会社、株式会社吉野家ホールディングス、ロート
製薬株式会社、鐘通株式会社、株式会社電通、東京センチュリーリース株式会社、協和発酵
キリン株式会社、藍澤証券株式会社、清水建設株式会社、株式会社三井住友銀行、ANA
ホールディングス株式会社、THK 株式会社、東洋アルミニウム株式会社(計 17 社)


以上

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