-宮崎市教育委員会と協働連携・平成30年度教職員支援機構委嘱事業-研修プログラムの開発により非正規教員の授業力向上を支援!

News Release
平成 30 年 11 月 27 日
各 位
会社名 株 式 会 社 早 稲 田 ア カ デ ミー
代表者名 代表取締役社長 古田 信也
(コ-ド番号 4718 東証第一部)
問合せ先 専務取締役管理本部長 河野 陽子
(℡ 03-3590-4011 大代表)

~宮崎市教育委員会と協働連携・平成 30 年度教職員支援機構委嘱事業~
研修プログラムの開発により非正規教員の授業力向上を支援!

当社は独立行政法人教職員支援機構より「平成 30 年度教員の資質向上のための研修プロ
グラム開発・実施支援事業(以下、本事業)」の委嘱を受け、昨年度に引き続き宮崎市教育
委員会と協働して「新任臨時的任用講師研修プログラム」の開発・実施に取り組んでおり
ます。

この度、11 月 1 日に第 2 回新任臨時的任用講師研修
が実施され、本事業で定めた一連の研修提供が終了し、
振り返りと総括の段階に入ったことから、本事業の概要
について、お知らせいたします。

[本事業における課題認識]
教員の資質向上が我が国の教育の最重要課題の一つとされる中、近年教員全体に占める
割合が増加している非正規教員の指導力向上が求められています。非正規教員は正規教員
と同じ職務を担い生徒指導にあたるにもかかわらず、法定研修の対象外となっております。
そのため、多くの自治体では、非正規教員の資質向上を図るため、独自に研修機会の確保
と充実に取り組んでおりますが、今後、学校教育の質を維持・向上させるためには、非正
規教員向けの研修プログラムの開発及び平準化が課題になると考えます。

[本事業の概要]
本事業では、年間を前期:授業基礎力定着期(平成 30 年 4 月~ 8 月)と後期:授業実践
力養成期(平成 30 年 9 月~12 月)に分け、前期には授業における基本動作・基本スキル
(授業の型)の習得を、後期には教科指導内容の充実を図ります。
当社の講師研修システムとクラス運営ノウハウ、教師力養成塾 e-講座(昨年度より宮崎
市が採択している当社の e ラーニング教材)を活用した「自主学習と校内実践、校外研修
を組み合わせた研修プログラムの企画検討や授業力向上を見取る評価ツール等の開発」に
取り組みました。

① 自主学習
当社の e ラーニング教材で各自学習(4 月~5月)
② 校内実践
所属校の管理職等が評価ツールを使って受講者の授業を参観し、指導講評を行う(4
月、6~9 月・11 月~1 月)。
③ 校外研修
講義で授業改善に向けた工夫や手立てを明確にし、 あわせてグループ討議や模擬授業
で校内実践の学びを整理し深める(5 月・11 月)
④ まとめ
年間の研修のまとめとしてレポート作成(1 月)
11 月 1 日に実施された第 2 回新任臨時的任用講師研修は上記③の校外研修に該当いたし
ます。当日は、当社講師によるワークショップや、宮崎市教委指導主事らと当社講師によ
る模擬授業実践指導を通じて、教科指導法を相互に学び合う研修を行いました。
受講生からは「講義を聞くだけでなく、実践し、それに対してアドバイスをもらったり、
指摘されたことを直す時間があったり、聞くだけに終わらずよかった。「他校の先生と勉

強できる機会が一体となっていて効果的だと思った。 」などの感想が寄せられ今後の授業に
活きる研修が実施できました。

本研修につきましては、文部科学省初等中等教育局教育課程課編集の月刊誌 中等教育資
料 11 月号「提案!イチオシ教員研修」にて宮崎市教育情報研修センターの取り組みとして
紹介されています。

今後も本事業を通じた当社の取り組みが宮崎市の非正規教員の研修充実、授業力向上等
に役立ち、同市が目指す「宮崎を愛し、専門的力量を備えた信頼される教職員の育成」に
貢献できるよう、そして全国的な課題解決の参考事例となるよう尽力してまいります。

教師力養成塾 e-講座について

講座内容の詳細はこちら http://youseijuku.jp
以 上
<本件リリースに関するお問合せ先>
株式会社早稲田アカデミー総務部総務課
電話番号 03-3590-4011(大代表)
メールアドレス soumu@waseda-ac.co.jp

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