抗体遺伝子の可変領域配列解析サービスの開始

2019 年 3 月 25 日
各 位
会 社 名 株式会社トランスジェニック
代表者名 代表取締役社長 福 永 健 司
(コード番号 2342 東証マザーズ)
問合せ先 取 締 役 船 橋 泰
( 電 話 番 号 03-6551-2601)



抗体遺伝子の可変領域配列解析サービスの開始

株式会社トランスジェニック(代表取締役社長:福永健司、福岡市)は、抗体遺伝子の可変領域※1配列
の解析サービスを5月上旬に開始いたしますので、お知らせいたします。

【概要】
当社は、創業以来抗体作製受託を展開し、常に最先端の技術の導入に取り組み、高品質のサービスを
提供してまいりました。
このたび当社が開始する「抗体遺伝子の可変領域配列の解析」は、抗原と結合する部分(可変領域)
のDNA塩基配列を解析するものです。マウスで作製したモノクローナル抗体から、組換え抗体やヒト
化抗体を作製する等、抗体医薬品※2の開発における抗体エンジニアリングに必須の情報を提供できます。
当社が提供しているモノクローナル抗体作製受託の顧客に、オプションとして本サービスをご提案する
とともに、既にハイブリドーマを所有されている顧客への新しいサービスとして、ニーズに応えること
が可能になります。

本サービス開始による 2019 年 3 月期の当社連結業績への影響はございません。 また、本サービス開始
が 2020 年 3 月期の当社連結業績に与える影響につきましては、2019 年 3 月期の決算発表と合わせて公
表予定の 2020 年 3 月期の連結業績予想に織り込む予定です。
当社は今後も高品質なサービスの拡充を図り、創薬支援に貢献してまいります。

◆ご参考: ※1 可変領域
抗体には定常領域と可変領域があり、抗原認識は可変領域が担っています。




※2 抗体医薬品
抗体医薬品は、病気の原因となっている物質に対する抗体をマウス等で作製し、
抗体エンジニアリングでヒトの抗体に近い構造にした抗体で、医薬品としてヒト
の体内でも安全に機能します。現在までに有効な治療方法が確立されていない疾
患の治療薬として期待されています。

以上

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