当社グループ会社の(株)ジェネティックラボにおける自己採取HPV検査サービスの北海道厚真町との契約締結について

2019 年 1 月 29 日
各 位
会 社 名 株式会社トランスジェニック
代表者名 代表取締役社長 福 永 健 司
(コード番号 2342 東証マザーズ)
問合せ先 取 締 役 船 橋 泰
( 電 話 番 号 03-6551-2601)


当社グループ会社の(株)ジェネティックラボにおける
自己採取 HPV 検査サービスの北海道厚真町との契約締結について


当社グループ会社の株式会社ジェネティックラボ(代表取締役社長:福永健司、 北海道札幌市/以下、
ジェネティックラボ)は、子宮頸がん リスク検査である自己採取 HPV 検査 に関しまして、このた
※1 ※2

び北海道厚真町と検査委受託契約を締結しましたのでお知らせします。

ジェネティックラボは、自己採取 HPV 検査について 2017 年 12 月より北海道の自治体(羅臼町、猿
払村、紋別市、利尻町)と検査委受託契約を順次締結し、当該検査の普及に努めており、このたびの厚
真町との検査委受託契約締結はその一環です。
初期の子宮頸がんには自覚症状がほとんどないため、早期に発見するためには検診を受けることが不
可欠であるとされていますが、国内における子宮頸がん検査の受診率はなかなか上昇していません。と
くに 20 歳代を中心とした若い年齢層の受診率は極めて低いのが現状です。この背景としては、 「近隣に
婦人科がない」 「時間がなく病院で検診を受けられない」「気後れする」等様々な理由が考えられます。
これに対して、自己採取 HPV 検査は自宅等で受検者本人が検体を採取して提出する方法であるため、
多くの課題を解決し受診率を向上させるための現実的な対策の一つとして期待されています。

ジェネティックラボは、自己採取 HPV 検査の実施により、新たに検診を受ける習慣を持つ女性が増
えることや、罹患の早期発見によって一人でも多くの女性が身体に負担の少ない適切な治療を受けられ
るようになることに貢献してまいりたいと考えております。

【契約概要】
検 査 項 目: 自己採取 HPV 検査(子宮頸がんリスク検診)
対 象: 厚真町に住民登録を有する 1993 年 4 月 2 日生まれから 1997 年 4 月 1 日生まれ
までの女性で、厚真町が実施する子宮頸がん検診を受診されていない方
検査実施時期: 2019 年 3 月末日まで


◆当社グループ関連サービス:
・子宮頸がんにおける液状細胞診と HPV 核酸検出検査(簡易ジェノタイプ判定)
・自己採取 HPV 検査サービス


◆ご参考
※1 子宮頸がん
子宮頸がんは、子宮の入口の子宮頚部に発生するがんで、その多くにヒトパピローマウィル
ス(HPV:Human Papillomavirus)の感染が関連することが報告されています。子宮頸が
んの罹患数は年間約 10,000 人、死亡数は年間約 2,900 人(地域がん登録全国推計値 2012 年
上皮内がんを除く)です。子宮頸がん検診は非常に有効で、進行がんを防ぎ死亡を減らす効
果が証明されています。


※2 自己採取 HPV 検査
自己採取 HPV 検査は、受検者が自分自身で採取した細胞を提出し、子宮頸がんの原因となる
発がん性 HPV への感染の有無を調べる検査です。当該検査は 14 種類の発がん性 HPV の感染
を調べるもので、医師が採取した細胞で行う HPV 検査と同等の感度・特異度を有することが
確認されています。
以上

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