『夏休みの宿題に関するアンケート調査』を実施

News Release
2018年8月23日
各 位
株式会社イオレ

『夏休みの宿題に関するアンケート調査』 ー8月2日~12日に調査を実施ー

◼ 全体の73.6%が、子どもと夏休みの宿題の進め方について「相談する」と回答。
◼ 小学校入学から3年連続で宿題を手伝うか否かが、その後の夏休みの宿題の自主性に影響。
◼ 親世代よりもノープランで最後に慌てる子どもは減少する一方、周囲の力を借りる子どもは増加傾向。

38万団体、670万人※が利用するグループコミュニケーション支援サービス「らくらく連絡網」を運営する株式会社
イオレ(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉田 直人)は、小学1年生から小学6年生までのお子様を持つらくらく
連絡網会員692名に対し、『夏休みの宿題に関するアンケート調査』を実施いたしました。
※ 2018年6月30日現在。1万人以下を四捨五入して表示しています。

ニュースリリース概要
1.夏休みの宿題の進め方に関する相談
• 全体の73.6%が子どもと夏休みの宿題の進め方について相談すると回答。
• 相談した理由の1位は『進め方を相談しないと、後に溜めてしまうから』。

2.夏休みの宿題の手伝い
• 手伝う理由は『困難の手助け』、手伝わない理由は『困難の克服』が多数。
• 小学校入学から3年連続で宿題を手伝うか否かが、その後の夏休みの宿題の自主性に影響。

3.夏休みの宿題の種類
• 『計算ドリル』、『漢字ドリル』、『自由研究』、『夏休みに関する絵日記』が上位。

4.親自身の子ども時代の夏休みの宿題
• 親世代よりもノープランで最後に慌てる子どもは減少する一方、周囲の力を借りる子どもが増加傾向。

■調査対象: 小学1年生から6年生までのお子様を持つ全国の「らくらく連絡網」会員 692名(男性 139名、女性553名)
調
査 ■調査方法: インターネットリサーチ
概 ■調査時期: 2018年8月2日(木)~8月12日(日)

※本リリースの調査結果をご利用いただく際は、「らくらく連絡網調べ」とご記載いただきますようお願い申し上げます。

本リリース内のグラフの画像データをご入用の方は、下記URLからのダウンロードをお願いいたします。
https://tinyurl.com/ydzalxhs


1.夏休みの宿題の進め方に関する相談

夏休みの宿題の進め方に関するお子様との相談
【グラフ1】 お子様と夏休みの宿題の進め方について相談しました
の有無についてお聞きしたところ、73.6%が『相談し か?〈単一回答、n=924(親が持つお子様の総人数)〉
た』と回答しました(【グラフ1】)。

また、相談した理由について尋ねると、『進め方を 相談していない
相談しないと、後に溜めてしまうから』や『宿題の量 26.4 %
を確認したかったから』が上位となり(【グラフ2】)、
相談しなかった理由には『子どもの自主性に任せて
相談した
いるから』という子どもへの信頼による回答や、『進
め方を相談しても、その通りには進まないから』とい 73.6 %
う半ば諦めに近い回答も見られました(【グラフ3】)。


【グラフ2】 お子様と夏休みの宿題の進め方について相談した理由は何ですか?〈複数回答、n=680(『相談した』と回答した
親が持つお子様の人数)〉


進め方を相談しないと、後に溜めてしまうから 64.6%
宿題の量を確認したかったから 50.7%
計画力を身につけてもらいたいから 41.5%

旅行など、出掛ける計画があったから 38.8%

子どもが進め方について相談したいと言ってきたから 6.6%
宿題の進め方を相談するよう、
5.0%
学校から指導を受けているから
その他 2.6%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%



【グラフ3】 お子様と夏休みの宿題の進め方について相談していない理由は何ですか?〈複数回答、n=244(『相談していな
い』と回答した親が持つお子様の人数)〉


子どもの自主性に任せているから 46.7%
進め方を相談しても、その通りには進まないから 36.5%
子どもが既に予定を立てていたから 21.7%
夏休みの宿題について
10.2%
相談する必要性を感じないから
既に配偶者と相談していたから 9.0%

既に兄弟・姉妹と相談していたから 2.5%

その他 9.8%

0% 10% 20% 30% 40% 50%




2.夏休みの宿題の手伝い

「お子様の夏休みの宿題を手伝う予定/手伝ったか
【グラフ4】 お子様の夏休みの宿題を手伝う予定ですか、または
(以下「手伝う」)、手伝わない予定/手伝わなかったか
手伝いましたか?〈単一回答、n=924(親が持つお子
( 以下「 手 伝わ な い」 ) 」 に つ いて 質 問し た と こ ろ 、 様の総人数)〉
58.4%が『手伝う』と回答しました(【グラフ4】) 。
『手伝う』と回答した理由は、『子どもの苦手な内容
があるから』、『手伝わないと間に合わないかもしれな 手伝わない予定/ 手伝う予定/
いから』、『難易度や危険度が高く、子どもだけでは取 手伝わなかった 手伝った
り組めない部分があるから』の順となり、子どもの困 41.6 % 58.4 %
難を助ける目的の回答が上位となりました( 【グラフ
5】)。
一方、『手伝わない』理由の上位は、『自分の力で
乗り越えてほしいから』、『子どもの宿題を手伝うと、
子どもの為にならないから』となり、「子どもの成長を
考慮し、手伝わない」という傾向にあることがわかりま
した(【グラフ6】) 。


【グラフ5】 お子様の夏休みの宿題を手伝う理由は何ですか?〈単一回答、n=540(『手伝う』と回答した親が持つお子様の人
数)〉

子どもの苦手な内容があるから 34.8%
手伝わないと間に合わないかもしれないから 30.6%
難易度や危険度が高く、子どもだけでは
取り組めない部分があるから 28.7%
夏休みの宿題に取り組むのは、今年が初めてだから 18.9%

子どもに頼まれたから 18.1%

宿題のクオリティを上げたいから 9.6%

先生から良い評価をもらいたいから 1.1%

その他 7.2%

0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40%


【グラフ6】 お子様の夏休みの宿題を手伝わない理由は何ですか?〈単一回答、n=384(『手伝わない』と回答した親が持つ
お子様の人数)〉

自分の力で乗り越えてほしいから 54.7%
子どもの宿題を手伝うと、子どもの為にならないから 44.8%
手伝わなくても間に合うから 35.9%

子どもに頼まれないから 19.8%

忙しいから 5.7%

配偶者が手伝うから 5.2%

子どもの得意な内容だから 3.9%

兄弟・姉妹が手伝うから 2.6%

その他 3.6%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%


続いて、お子様の夏休みの宿題を手伝っている方に、「何年連続で手伝っているか」について尋ねました。小学校
入学から2年連続となる2年生は87.5%、3年生では58.1%まで減少します。しかし、4年生、5年生になるにつれ減少
の幅が狭まっていることから、入学から3年連続で宿題を手伝うと、4年生、5年生に進級しても引き続き手伝ってしま
うケースが多いようです。小学3年生の子どもの宿題を3年連続で手伝うか否かが、その後の夏休みの宿題の自主性
に影響してくると言えるでしょう(【グラフ7】)。

【グラフ7】 お子様の宿題を何年連続で手伝っていますか?〈単一回答、n=381(『連続で手伝っている』と回答した親のお子
様の人数)〉

入学から2年連続で手伝ってもらう 87.5%
小学2年生(n=48)
入学から3年連続で手伝ってもらう
小学3年生(n=62) 58.1%
入学から4年連続で手伝ってもらう
小学4年生(n=83) 50.6%
入学から5年連続で手伝ってもらう
小学5年生(n=85)
51.8%
入学から6年連続で手伝ってもらう
36.9%
小学6年生(n=103)
0% 20% 40% 60% 80% 100%


3.夏休みの宿題の種類
夏休みの宿題の種類は、『計算ドリル』、『漢字ドリル』、『自由研究』が上位となりました(【グラフ8】)。また、「昨年取
り組みが遅れ、子どもが最後まで苦しんだ夏休みの宿題」の上位は、『読書感想文』、『自由研究』、『絵画・工作』でし
た(【グラフ9】)。『漢字ドリル』や『計算ドリル』のように問題を解く課題よりも、自分の考えを表現したり、感性を具現化
する宿題に苦労する傾向は継続しており、その傾向は過去3年と変わらないようです(【グラフ10(参考)】)。それに伴
い、「親が手伝う宿題」の上位も、『自由研究』、『絵画・工作』、『読書感想文』となりました(【グラフ11】)。

【グラフ8】 【グラフ9】
どのような夏休みの宿題が出ていますか?〈複数回答、 昨年取り組みが遅れ、お子様が最後まで苦しんだ夏休みの
n=924(親が持つお子様の総人数)〉 宿題は何ですか?〈複数回答、n=546、昨年宿題に苦しん
だお子様の人数)〉
計算ドリル 81.4%
読書感想文 44.5%
漢字ドリル 75.8%
自由研究 38.1%
自由研究 65.8%
夏休みに関する 絵画・工作 27.8%
60.8%
絵日記 夏休みに関する
13.0%
読書感想文 58.9% 絵日記
漢字ドリル 9.9%
絵画・工作 54.6%
計算ドリル 9.3%
英語の問題集 34.5% 植物などの
植物などの 観察日記 5.7%
観察日記 2.2%
英語の問題集 0.2%
その他 27.3%
その他 4.9%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
0% 10% 20% 30% 40% 50%
※その他は、『新聞づくり』、『裁縫』、『料理』など。


【グラフ10】 2015年~2017年の「取り組みが遅れ、お子様 【グラフ11】 手伝う宿題は何ですか?〈複数回答、n=540 (『手伝
(参考) が最後まで苦しんだ夏休みの宿題」 う』と回答した親が持つお子様の人数)〉

自由研究 読書感想文 工作 自由研究 55.9%
55.7% 絵画・工作 37.2%
2015年 45.4%
(n=185) 読書感想文 34.4%
31.4%
59.2% 夏休みに関する絵日記 23.7%
2016年 44.1% 植物などの観察日記 16.3%
(n=363)
34.4%
計算ドリル 13.9%
57.5%
2017年 漢字ドリル 9.8%
(n=1,288) 42.7%
31.4% 英語の問題集 0.0%
0% 20% 40% 60% その他 6.5%
※ 調査対象の条件や宿題の種類が本年の調査と異なるため、参考データとしてご使用
ください。 0% 20% 40% 60%



4.親自身の子ども時代の夏休みの宿題

小学1年生から6年生の子どもを持つ親の皆様に、「ご自身の子ども時代の夏休みの宿題の取り組み」について質
問しました。進め方について親と相談した人はおよそ5人に1人(【グラフ12】)で、今のお子様とは逆の結果になりまし
た。また、過半数が親から宿題を手伝ってもらっており、こちらは現在と大差ないことがわかりました(【グラフ13】)。

【グラフ12】 夏休みの宿題の進め方について、親と相談しま 【グラフ13】 夏休みの宿題を手伝ってもらっていましたか?〈単
したか?〈単一回答、n=692(調査対象全員)〉 一回答、n=692(調査対象全員)〉

相談 全面的に手伝ってもらった 2.8 %
しなかった 相談した

81.5 % 18.5 % 一度も手伝ってもらった
少し手伝ってもらった
ことはない
50.1 %
47.1 %
0% 100%

続いて、子どもと親それぞれが、夏休みの宿題においてどのようなタイプかについて尋ねました(【グラフ14】) 。 子
どもは『計画的に毎日、少しずつ取り組む』、『得意・好きな宿題は早めに取り組む』、『苦手・嫌いな宿題は後回しにす
る』、『自分の力だけでは終わらさせられず、周りの力を借りる』の順となりました。一方、親が子どもだった頃は、『得
意・好きな宿題は早めに取り組む』、『ノープランで、最後に慌ててやる』、『計画的に毎日、少しずつ取り組む』の順と
なりました。中でも、『ノープランで、最後に慌ててやる』と『自分の力だけでは終わらせられず、周りの力を借りる』で
は子どもと親の間に大きく差があり、ノープランで最後に慌てて取り組む子どもは減少傾向ですが、独力では終わら
せられず周囲の力を借りるタイプが増加傾向にあることがわかりました。

【グラフ14】 夏休みの宿題について、あなたはどのタイプでしたか?〈複数回答、子ども:n=924(調査対象の持つ子どもの総数)、
親:n=692(調査対象者全員)〉

子ども 親

38.7%
計画的に毎日、少しずつ取り組む
32.1%
37.8%
得意・好きな宿題は早めに取り組む
37.3%
28.6%
苦手・嫌いな宿題は後回しにする
23.0%
自分の力だけでは終わらせられず、 26.9%
周りの力を借りる 8.7%

ノープランで、最後に慌ててやる 12.8%
33.1%
全部終わらせられないまま 3.1%
新学期を迎える 7.8%
2.1%
苦手・嫌いな宿題に先に手をつける
4.6%
0.9%
得意・好きな宿題は後にとっておく
2.0%

その他
3.6%
4.3%
0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40%




■ 会社概要
本社所在地 〒108-0074 東京都港区高輪3-5-23 KDX高輪台ビル9F
代 表 者 代表取締役社長 吉田 直人 (よしだ なおひと)
設 立 2001年4月25日
資 本 金 7億3,334万円 ※2018年7月31日現在
従 業 員 数 84名 ※2018年4月1日現在
上 場 市 場 東京証券取引所マザーズ市場(証券コード:2334)
• PC・スマートフォン向け各種サービスの運営
(「らくらく連絡網」「ガクバアルバイト」「らくらくアルバイト」)
事 業 内 容 • インターネット広告事業
• アドテクノロジー商品「pinpoint」の開発・提供
• セールスプロモーション事業
U R L http://www.eole.co.jp/


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株式会社イオレ IR・PRユニット 高橋 Tel:03-4455-7092


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