「クラウド郵便」プラットフォームサービス開始に関するお知らせ~デジタルポスト株式会社への追加出資~

平成 28 年 6 月 6 日


会 社 名 株 式 会 社 ソフトフロント
代表者名 代表取締役社⻑ 阪口 克彦
(JASDAQ・コード 2321)


「クラウド郵便」プラットフォームサービス開始に関するお知らせ
~デジタルポスト株式会社への追加出資~

当社は、平成 28 年 6 月 6 日の取締役会において、「クラウド郵便」プラットフォームサービスの開始を目的に、デ
ジタル郵便事業を⾏なうデジタルポスト株式会社(以下 デジタルポスト社)へ追加出資することを決定いたしまし
たので、お知らせいたします。


市場規模約 1 兆円の郵便物配達におけるクラウド郵便事業を開始
当社は、平成 28 年 5 月 16 日付で策定した「中期経営計画」において、事業拡大方針として「コミュニケーショ
ンプラットフォームの提供」を介して「ネットとリアルの融合」による新たな事業機会の創出を掲げており、その一環とし
て、デジタルポスト社と「クラウド郵便」プラットフォームサービスを共同開発してまいります。
デジタルポスト社が現在提供している「印刷郵送 API サービス」は、印刷・郵送機能をソフトウェアプログラムから利
用できる API として提供するものであり、様々なシステムと柔軟に連携できるサービスです。
この「印刷・郵送 API サービス」をクラウドですべて管理できる「クラウド郵便」へと拡大し、広く世の中にプラットフォ
ームとして提供することで、⾯倒なシステム開発や過大な投資を⾏うことなく、アイデアだけで⼿紙やハガキとネットが
融合した新たなコミュニケーション価値を⼿軽に実現できる環境が整い、デジタル郵便市場の拡大に繋がるものと考
えております。
郵便市場を取り巻く環境は、インターネットの普及やコミュニケーション⼿段の多様化などにより、大きく変化しており
ます。「⼈とのコミュニケーション」は、はがき、年賀状、ビジネスレターや挨拶状など、従来の⼿書きによる⼿段は減少
傾向にあり、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)や通話・メールアプリによるコミュケーションが急拡大しており
ます。
SNS 市場でのデジタル郵便事業の展開を模索
SNS は、日本国内ネットユーザ約1億⼈の 6 割にあたる約 6 千万⼈強が利用していると推定され、最近では
SNS 利用が一般的になってきたことで、当初 10 代〜20 代の若年層中⼼であった利用者は、40〜50 代以上の
年齢層にも拡大しており、登録者数・利用者数ともに増加傾向が⾒られます。
SNS の中で利用率が⾼いのは LINE、Twitter、Facebook、Instagram などで、特に、日本最大の登録者
数を誇る LINE や⼥性ユーザ⽐率が⾼い Instagram の利用率が向上しており、この度の、API オープン化「クラウ
ド郵便」により、アプリによるこれら SNS 上での利用増加も期待出来、インターネット上のみで完結するデジタルポス
ト社提供サービスの重要度が増してくると思われます。
この度のデジタルポスト社との「クラウド郵便」プラットフォームサービス共同開発は、当社のリアルタイムコミュニケーシ
ョンプラットフォーム計画と融合し、事業拡大並びに企業価値向上に繋がると判断し、今回の追加出資を決定いた
しました。
なお、「クラウド郵便」プラットフォームサービスは平成 28 年 7 月より提供する予定でおります。
※「API」とは
Application Programming Interface の略。OS やミドルウエアの機能をアプリケーションプログラム開発で容
易に利用できるようにした技術仕様。
【リリースに関するお問合せ】
株式会社ソフトフロント
執⾏役員財務担当 五⼗嵐
TEL︓03-3568-7007 FAX︓03-3568-7008
E-mail : press@softfront.co.jp

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