Live119新機能「AED位置情報伝送機能」(特許出願中)をリリース予定?Live119と連携し、救命活動のリレーを実現?

News Release


2023 年 4 月 12 日
各 位
株式会社ドーン

Live119 新機能「AED 位置情報伝送機能」(特許出願中)をリリース予定
―Live119 と連携し、救命活動のリレーを実現―

株式会社ドーン(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:宮崎 正伸)は、救急車到着前の一次救命処
置等が必要な事案において、消防本部からバイスタンダー(救急現場に居合わせた市民)に対し付近の AED
(自動体外式除細動器)の設置場所等の情報を伝送する「AED 位置情報伝送機能」(特許出願中)を映
像通報システム Live119 の新機能として開発し、令和 5 年度中にリリースいたします。
本機能は、消防本部が心肺機能停止現場のバイスタンダーに向け、現場に AED を届けるための情報(現場周
辺に設置された AED の位置情報や現場までの経路等)を伝送することを目的としますが、これを通報中のスマート
フォンとは別の端末にも伝送することで、現場の市民同士の連携による迅速な一次救命処置を支援する仕組みを
提供するものです。
当社の Live119 を利用する各地の消防本部においては、通報者に対して心臓マッサージの説明動画等を送る
ことで、救急車到着前の一次救命処置が効果的に行われる事案が多数報告されています。ここで、一次救命処
置が行われる現場に AED があれば、更なる救命率の向上が期待できるところですが、救急現場の傍に常に AED
が設置されているわけではありません。そこで、現場に AED を届けるための情報をバイスタンダーに迅速に伝達し、現
場周辺の協力者間で情報連携して処置にあたることができる「救命活動のリレー」をイメージし、機能実現を進める
ことといたしました。
なお、当社は以前より、現場周辺の救命ボランティア等に対し AED による一次救命処置を要請するための情報
アプリ「AED GO」を提供しており、事前登録したボランティアによる駆けつけ救命処置の促進に高い効果が認められ
ていますが、バイスタンダーに情報連携するケースにおいてアプリに登録している時間はありません。しかし、この課題に
対しても、本機能が、既に消防本部で普及が進むウェブブラウザ方式の Live119 をトリガーとしていることで解決し
ます。
※ 「Live119」は、株式会社ドーンの登録商標です。

(AED 位置情報伝送機能の利用イメージ)




AED 位置情報伝送機能は、消防から送信された二次元バーコードを表示するだけで利用できる方式を採用し
ており、専用アプリを事前にダウンロードする必要がなく、簡単な操作で「Live119」と連携して利用されることを想定
しています。本機能の Live119 への追加実装により、救急救命現場における救命率の向上に大きく寄与すること
が期待されます。
以 上
<株式会社ドーンについて>
当社は、創業期の原点である地理情報システム(GIS)事業で培った独自技術・ノウハウや知見を最大
限に活用した独自のクラウドアプリケーションを多角的に提供しており、警察・消防・自治体防災・社会インフラ
保全等に関する業務の高度化を実現する“エッセンシャル カンパニー”を宣言しております。今後も、 ユーザー
や社会の新しい課題に情熱をもって真摯に向き合い、“なぜ誰も思いつかなかったのか”をカタチにする新世代の
ソリューションを創造してまいります。

<本リリースに関するお問合せ先>
株式会社ドーン管理部 IR 担当(TEL:078-222-9700 E-mail:dawn@dawn-corp.co.jp)

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