株式会社神戸屋の包装パン事業等の譲受けに関するお知らせ

2022年8月26日
各 位


会 社 名 山 崎 製 パ ン 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長 飯島延浩
(コード番号2212 東証プライム)
問合せ先 専務取締役 会田正久
(TEL.03-3864-3110)



株式会社神戸屋の包装パン事業等の譲受けに関するお知らせ


当社は、本日開催の取締役会において、株式会社神戸屋(以下「神戸屋」といいます。)
から、関係当局の承認が得られることを条件として、包装パンの製造販売事業及び同社
子会社の営むデリカ食品の製造販売事業(以下「対象事業」といいます。)を譲り受ける
ことを決議し、神戸屋と株式譲渡契約を締結しましたので、下記のとおりお知らせいた
します。





1.事業譲受けの理由
神戸屋は、関西を基盤とし、対象事業及び冷凍パン事業、フレッシュベーカリー・
レストラン事業を展開する、業界第4位の製パンメーカーです。同社は、国内におい
て人口減少や少子高齢化が進む中で、今後の事業展開を検討してまいりましたが、今
般、事業ポートフォリオを見直し、冷凍パン事業及びフレッシュベーカリー・レスト
ラン事業に専念することを決定いたしました。
このような状況下で、神戸屋より当社に対して対象事業譲渡の打診があり、当社と
しては、コロナ禍における雇用確保を社会の要請ととらえるとともに、神戸屋が長年
培ってきた包装パンに関する生産力と営業力を引き受けることが業界のためにも良
く、また 21 世紀のヤマザキの前進にも寄与すると判断し、対象事業を譲り受けるこ
とといたしました。
事業譲受けの方法は、神戸屋が新たに設立する完全子会社(以下「対象会社」とい
います。)に対して、対象事業に関する資産等を会社分割により承継させたうえで、
対象会社の発行済株式の全部を、当社が取得することを予定しております。
事業譲受け後、対象会社は包装パン製品すべてについて、当面の間、従来どおりの
商品ブランドのまま製造販売いたします。
当社は、21 世紀のヤマザキの経営手法である「いのちの道」の教えに従った、すべ
ての仕事を種蒔きの仕事から開始する営業・生産が一体となった部門別製品施策・営
業戦略、小委員会による「なぜなぜ改善」を浸透させ、「製品と品質をもって世に問
う」というヤマザキの精神のもと、ヤマザキの技術を最大限活用した品質向上と新製
品開発を推進し、対象会社が早期に軌道に乗るよう努めてまいります。


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2.事業譲受けの概要
(1) 対象事業の内容
包装パンの製造販売、デリカ食品の製造販売
(2) 対象事業に係る主な資産
本社、東淀工場、寝屋川工場、東京工場、海老名工場に係る資産及び㈱マルト神
戸屋、㈱浜松デリカ、㈱マツヤ神戸屋、㈱タイヨー神戸屋、㈱神戸屋ロジスティク
スに係る資産
(3) 譲受け価額
譲受け価額につきましては、相手方との合意内容に基づき、公表を差し控えさせ
ていただきます。なお、譲受け価額は双方協議のうえ、合理的に算定しております。


3.神戸屋の概要
(1) 名 称 株式会社神戸屋
(2) 所 在 地 大阪府大阪市東淀川区豊新二丁目 16 番 14 号
代表取締役会長 桐山 健一
(3) 代 表 者 の 役 職 ・ 氏 名
代表取締役社長 桐山 晋
(4) 事 業 内 容 包装パン事業、冷凍パン事業、フレッシュベーカリー・
(子会社事業を含む。) レストラン事業、デリカ食品事業
(5) 資 本 金 11 億 9,740 万円
(6) 設 立 年 月 日 1932 年 12 月 16 日
資 本 関 係 該当事項はありません。
人 的 関 係 該当事項はありません。
(7) 上 場 会 社 と 当 該
会 社 と の 関 係 取 引 関 係 該当事項はありません。
関連当事者への
該当事項はありません。
該 当 状 況
(8) 当 該 会 社 の 業 績
390 億 97 百万円(2021 年 12 月期)
(売 上 高)


4.日 程
(1) 取 締 役 会 決 議 日 2022 年 8 月 26 日
(2) 契 約 締 結 日 2022 年 8 月 26 日
(3) 事 業 譲 受 け 日 2023 年 2 月 28 日(予定)
(注)関係当局の審査状況等によっては、本事業譲受け日が変更される場合があります。


5.今後の見通し
本事業譲受けによる 2022 年 12 月期の連結業績に与える影響はありません。
次期(2023 年 12 月期)の連結業績に与える影響につきましては、現在精査中であ
り、今後、開示すべき事項が生じた場合には、速やかに開示します。


以 上


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