FRONTEO、特許調査を高度化したPatent Explorer Xを発表

2021 年 8 月 2 日
報道資料
株式会社 FRONTEO


FRONTEO、特許調査を高度化した
Patent Explorer X を発表
解析精度と操作性を改善


○株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本 正宏)は、特許調査ソリューショ
ン「Patent Explorer X」の開発を完了し、販売を開始します。




FRONTEOは、トヨタテクニカルディベロップメント株式会社(本社:愛知県豊田市、代表取締
役:香川 佳之、以下トヨタテクニカルディベロップメント)と共同開発した特許調査AIシステム
「Patent Explorer」を2015年より提供しております。これは、発明の新規性・進歩性を否定する根
拠となる可能性がある特許文献を迅速に発見・抽出することによって、特許調査の効率化を図る特許
調査・分析システムで、提供開始より多くの企業における特許調査・分析業務の効率化を実現してき
ました。


Patent Explorer XはPatent Explorerで培った知見をもとに、精度や操作性を向上させたシステム
で、Patent Explorerと同じく、トヨタテクニカルディベロップメントの協力のもと開発しました。本
システムでは、従来使用してきた「KIBIT(読み:キビット)」から「Concept Encoder(商標:
conceptencoder、読み:コンセプトエンコーダー)」にAIエンジンを切り替え、AIの学習のためのデ
ータ整備を施すことにより、Concept Encoderが得意とするテキスト情報のベクトル化を活用して、
性能と操作性の向上に成功しました。検証段階では、より大きな特許母集団に対する特許探索が可能
となり、操作性に加え、解析精度も向上するという結果も得られています。Patent Explorer Xは、知
的財産部での特許調査のみならず、研究開発領域でも活用可能で、無効資料調査、先行技術調査、技
術動向調査、クリアランス調査といった特許調査の効率化・高度化を実現します。FRONTEOは、ま
ず日本特許の解析について、2021年9月1日(予定)から本製品のサービス提供を開始し、その他の国
の特許解析についても、順次サービスを提供していく予定です。


先端技術の発明やその戦略策定には、迅速かつ的確な特許調査が欠かせません。FRONTEOは独自
の自然言語処理AIエンジンを活用することで、ユーザー企業のニーズにかなった高度な特許調査を実
現し、企業の知財戦略を支援していきます。


■FRONTEO について URL: https://www.fronteo.com/
FRONTEO は、自然言語処理に特化した自社開発 AI エンジン「KIBIT」と「conceptencoder」を用い
て膨大な量のテキストデータの中から意味のある重要な情報を抽出し、企業のビジネスを支援する、


データ解析企業です。2003 年 8 月の創業以来、企業の国際訴訟を支援する「e ディスカバリ(電子証
拠開示)
」や、
「デジタルフォレンジック調査」というリーガルテック事業をメインに、日本、米国、韓
国、台湾とグローバルに事業を展開してきました。リーガルテック事業で培った AI 技術をもとに、2014
年よりライフサイエンス分野、ビジネスインテリジェンス分野、経済安全保障へと事業のフィールド
を拡大し、AI を用いて「テキストデータを知見に変える」ことで、創薬支援、認知症診断支援、金融・
人事・営業支援など、様々な企業の課題解決に貢献しています。2007 年 6 月 26 日東証マザーズ上場。
2021 年 1 月 13 日第一種医療機器製造販売業許可(許可番号:13B1X10350)を取得。資本金 2,973,975
千円(2021 年 3 月 31 日現在)



※FRONTEO、KIBIT、conceptencoderはFRONTEOの日本における登録商標です。

<報道関係者のお問合せ先>
株式会社 FRONTEO 広報担当 瀬川
FAX: 03-5463-6345 Email: pr_contact@fronteo.com


<製品に関するお問合せ先>
株式会社 FRONTEO
https://kibit.fronteo.com/contact/





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