FRONTEO、人工知能搭載のコミュニケーションロボット「Kibiro」の“オススメの理由をユーザーに提示する技術”について、日本で特許を取得

2017 年 7 月 13 日
報道資料
株式会社 FRONTEO
(コード番号:2158、東証マザーズ)
(ティッカーシンボル:FTEO、NASDAQ)


FRONTEO、人工知能搭載のコミュニケーションロボット
「Kibiro」の“オススメの理由をユーザーに提示する技術”
について、日本で特許を取得

米ナスダックと東証マザーズに上場し、人工知能を駆使したビッグデータ解析事業を手が
ける株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本正宏、旧UBIC)は、
人工知能搭載のコミュニケーションロボット「Kibiro」がオススメの理由をユーザーに提示
する技術に関する特許査定謄本を日本特許庁より受領し、特許権を設定登録するための手続
きを進めることをお知らせします。

出願番号:特願2016-206390 ※登録番号未付与
特許出願日:2016年10月20日

ハードウェアの性能向上とコスト低下、インターネットの浸透により、私たちの生活は豊
かで多様になりました。一方で、社会に流通するデータ量が爆発的に増加した影響により、
個人に合った有意な情報に出会うことが難しくなっています。これを解決する手段として
「ユーザーの嗜好に合った情報を人工知能が推薦する」技術が各所で開発されています。し
かし、従来の技術では「なぜその情報が自分に推薦されたか」をユーザーは知ることがな
く、納得感を得ることができないため、推薦がユーザーの行動変化に必ずしも繋がっていま
せんでした。

今回、FRONTEOが特許を受けた技術は、人工知能搭載のコミュニケーションロボット
「Kibiro」が「この情報をあなたにオススメした理由」を提示することを可能とするもので
す。ユーザーは「何故その情報が自分に届けられたか」に関する納得感を得られやすくな
り、オススメによる行動変化を起こす可能性が高まります。

当社は、人工知能関連技術の研究開発・知的財産獲得をさらに推進することにより、リー
ガル領域をはじめとして、ヘルスケア・デジタルコミュニケーション・ビジネスインテリジ
ェンスなどの新しい領域で、多様なデータ解析ソリューションへの展開を目指しており、そ
の実現によって、よりよい未来の創造に邁進してまいります。なお、本件における通期業績
に与える影響は軽微です。

※特許査定は、特許庁審査官による審査の結果、特許出願された発明に対して特許権付与が承認され
ることをいいます。特許査定後、出願人が特許料を納付することにより、特許権が設定されたこと
が特許原簿に登録されます。これにより、登録番号が付与され、特許権が発生します。





■Kibiro について
Kibiro は FRONTEO が開発した日本発の人工知能「KIBIT」搭載のコミュニケーションロボ
ットです。対話やスマートフォンの専用アプリケーションによるチャットによって得たテキ
スト情報からユーザーの趣味・嗜好を学習し、クラウドネットワークで FRONTEO が独自
開発した人工知能「KIBIT」と繋がることで、ユーザーにぴったりのおすすめ情報を提供し
ます。 【Kibiro 公式サイト】 https://www.fronteo-cc.com/kibiro



■KIBITについて
人工知能「KIBIT」は人工知能関連技術のLandscapingと行動情報科学を組み合わせ、FRONTEO
が独自開発した日本発の人工知能エンジンで、人間の心の「機微」(KIBI)と、情報量の単位で
ある「ビット」(BIT)を組み合わせ、「人間の機微を理解する人工知能」を意味しています。
テキストから文章の意味を読み取り、人の暗黙知や感覚を学ぶことで、人に代わって、判断
や情報の選び方を再現することができます。




【FRONTEO について】URL: http://www.fronteo.com/
株式会社 FRONTEO は、独自開発の人工知能エンジン「KIBIT」により、ビッグデータなどの情
報解析を支援するデータ解析企業です。国際訴訟などに必要な電子データの証拠保全と調査・分
析を行う e ディスカバリ(電子証拠開示)や、コンピュータフォレンジック調査を支援する企業
として 2003 年 8 月に設立。自社開発のデータ解析プラットフォーム「Lit i View(リット・アイ・
ビュー)、アジア言語に対応した「Predictive Coding(プレディクティブ・コーディング)
」 」技術
などを駆使し、企業に訴訟対策支援を提供しています。同事業で培われ、発展した独自の人工知
能関連技術は、専門家の経験や勘などの「暗黙知」を学び、人の思考の解析から、未来の行動の
予測を実現。最近ではヘルスケアやビジネス・インテリジェンス、マーケティングなどの領域に
活用し、事業の拡大を進めています。 2007 年 6 月 26 日東証マザーズ、 2013 年 5 月 16 日 NASDAQ
上場。資本金 2,481,621 千円(2017 年 3 月 31 日現在) 。2016 年 7 月 1 日付けで株式会社 UBIC
から現社名に変更しております。




<本件に関するお問合せ先>
株式会社 FRONTEO 広報担当 池内、西岡
TEL: 03-5463-6380 FAX: 03-5463-6345 Email: pr_contact@fronteo.com





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