自動走行システムに係る実証実験に参加

News Release
日本工営株式会社
2017 年 10 月 10 日

日本工営 自動走行システムに係る実証実験に参加
~ 歩行者事故低減、社会受容性向上策の検証を NEDO より受託 ~


日本工営株式会社(本社:東京都千代田区、社長:有元龍一、以下「日本工営」)は、日本政府が推
進する「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)自動走行システム/大規模実証実験」に参画い
たします。


内閣府は 2014 年度から、交通事故の低減や渋滞削減、次世代都市交通システムの実現等を目指し、
自動走行システムの早期実用化と普及のために、研究開発事業「戦略的イノベーション創造プログラム
(SIP)自動走行システム」を推進しています。日本工営は、同 SIP 事業の管理法人となる国立研究開
発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)より、
「歩行者事故低減」 「社会受容性醸成」

をテーマとした実証実験を受託しました。これまで培ってきたまちづくりのコンサルティング技術と知
見を活用し、今年秋から 2019 年にかけて、公道の実交通環境下において技術検証を行います。



■歩行者事故低減実証実験
歩行者死亡事故の大半を占める認知ミス防止
に向け、歩車間通信技術※1 と高精度な位置測定
技術を搭載した歩行者通信端末の有効性を検
証します。
歩行者、ドライバー双方への注意喚起機能の安
全効果の検証等を行います。 歩行者事故低減開発のイメージ
※1 歩行者が携帯する歩行者端末と車両が搭載する車載端末が直接通信することで、ドライバーに衝突の危険性のある歩行者の存在を通知、また歩行

者に対して車両が接近していることを通知することで人対車両の交通事故低減に寄与することを目的としたシステム



■社会受容性醸成※2
今後の自動走行車両の普及に向け、官民の自動走行に対する受容性の醸成が課題となる中、 国内外の先
行事例について調査するとともに、 ・
広報 イベント等を通じた社会受容性向上策の有効性を調査します。
※2 豊田通商株式会社、国立大学法人名古屋大学、株式会社日建設計総合研究所、日本工営株式会社の 4 者で受託




日本工営は、建設コンサルタントとして先進技術と知見を有効活用し、技術開発や社会受容性醸成を
進めることで、高度な自動走行システムの実用化と安全・安心な社会づくりに貢献してまいります。




―お問合せ先―
日本工営株式会社 経営企画部 コーポレートコミュニケーション室
TEL :03-5276-2454 Email: info@n-koei.co.jp ホームページ:https://www.n-koei.co.jp/

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