「使用済み培地」を燃料とした電気の活用について

2023 年7月 26 日
各 位

会社名 ホ ク ト 株 式 会 社

代表者名 代表取締役社長 水野 雅義
(コード番号 1379 東証プライム市場)
問合せ先 広 報 ・ I R 室 前田 哲志
(TEL.026-259-5955)
(URL https://www.hokto-kinoko.co.jp/)




「使用済み培地」を燃料とした電気の活用について


ホクト株式会社(本社:長野県長野市、代表取締役社長:水野 雅義。以下、「当社」)は、当社の
目指す「未来を笑顔に」を実現するため、SDGs「4 つの取り組みテーマ」と、それぞれの重点活動を定めており
ます。
このたび、テーマの 1 つである「環境にやさしい”ホクトの仕事“の確立を目指して」に貢献する取り組みとして、
キノコの使用済み培地を燃料とした電気を活用いたしますので、お知らせいたします。


当社は、三重きのこセンター(三重県多気郡多気町)でキノコを生産した後に発生する「使用済み培地」
を有効利用するため、2021 年 7 月に、パワーエイド三重合同会社(本社:三重県松阪市、代表社員:
バイオマスパワーテクノロジーズ株式会社)に参画し、使用済み培地や木材チップ等によるバイオマス発電所
の建設を検討してまいりました。
2023 年 3 月には、当発電所(名称:パワーエイド三重シン・バイオマス®松阪発電所)の建設を決定
するとともに、発電所からの電気を三重きのこセンターにて使用するため、中部電力ミライズとオフサイト PPA サ
ービス※契約を締結し、当社独自のスキームとなる「サーキュラーエコノミー生産モデル」を構築いたしました。
※敷地外に設置した専用の発電所から、電力系統設備を介して電気を供給するサービス

このスキームは、当社の二酸化炭素排出量を年間で 5,700 トン削減することに貢献する見込みです。
また、当発電所は 2025 年 1 月から稼働を開始する予定で、本日、発電所の運営および工事に関係す
る皆さまとともに地鎮祭を執り行いました。


当社は、脱炭素化による地球環境の保全を目指し、今後も、資源循環とエネルギー循環を両立する環境
に配慮した持続可能なキノコ生産に取り組んでまいります。
パワーエイド三重シン・バイオマス®松阪発電事業の概要
運営会社/設立年月日 パワーエイド三重合同会社/2021 年 7 月 21 日
代表社員/職務執行者 バイオマスパワーテクノロジーズ株式会社/西川 弘純
会社URL https://www.power-aid-group.co.jp/
事業所 (本店)三重県松阪市小片野町 1751 番地 1 ※三重エネウッド
株式会社内
(発電所)三重県松阪市木の郷町 24 番地 ※ウッドピア松阪内
社員 三重エネウッド株式会社、大成産業有限会社、株式会社松田石油、
ホクト株式会社、RE諏訪湖株式会社、バイオマスパワーテクノロジー
ズ株式会社
発電出力 1,990kW
使用燃料 当社三重きのこセンターから排出される廃菌床(使用済み培地)、中
部圏の近隣から排出されるリサイクル木材チップおよび RPF
商業運転開始 2025 年 1 月(予定)


参考
当社の SDGs「4 つの取り組みテーマ」と、それぞれの重点活動について
SDGs への取り組み | ホクト株式会社 (hokto-kinoko.co.jp)


以上

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