クラウドファンディングを活用した開発販売スキームの具現化に向けた検討を株式会社クラウドポートと開始

2019 年 1 月 8 日



クラウドファンディングを活用した開発販売スキームの
具現化に向けた検討を株式会社クラウドポートと開始

株式会社フィル・カンパニー


駐車場の上部“未利用空間”を活用した「空中店舗フィル・パーク」事業を展開している株式会社フィ
ル・カンパニー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:能美裕一、コード番号:3267 東証マザーズ、
以下「フィル・カンパニー」)は、株式会社クラウドポート(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤
田雄一郎、以下「クラウドポート」)とクラウドファンディングの仕組みを活用した開発販売スキームの
具現化に向けた検討を開始いたしました。


■検討の背景
当社は空中店舗フィル・パーク事業の更なる認知と信用力拡大のために、請負受注スキームと
開発販売スキームの両輪で、 つでも多くのフィル・パークをまちに拡げていくことを基本戦略とし


ております。
後者の開発販売スキームにおきましては、土地オーナーだけでなく一般投資家や機関投資家の
高まる不動産投資ニーズにお応えするため、投資対象としてのフィル・パークを当社グループが企
画・開発・販売することとし、そのスキームの構築を図っております。具体的には、当社グループに
おける財務状況を勘案しながら、リピート顧客、一般投資家や機関投資家とのコネクションを持つ
戦略的パートナーへの直接販売とし、段階的な販売チャネルの拡大・販売スキームの開発に取り組
んでまいりました。
クラウドポートは、スマートフォンひとつで簡単に様々な企業への貸付ファンドに投資し、分配
金を得ることができるオンラインマーケット「Funds(ファンズ)」の提供企業であることから、こ
のたび、クラウドポートとのクラウドファンディングの仕組みを活用した開発販売スキームの具体
的検討・構築を通じた当該スキームの更なる拡大を意図し、新たな取組の検討を開始することとい
たしました。


■投資家にとっての価値
クラウドファンディングの仕組みを活用した当社における開発販売スキームの投資家にとっての
新しい価値は、「投資を通じて、投資家がまちづくりに参加できる」ということにあります。
従来の空中店舗フィル・パーク事業では、あるフィル・パーク作りに関わるプレイヤーは、「土地
活用に困っているオーナー」と「テナント」「利用者/顧客」「フィル・カンパニー」の 4 者であっ
て、まちに生きる一人ひとりは「ユーザー」としての関わりに留まっておりました。
本取り組みでは、まちに生活する一人ひとりの「ユーザー」に投資家として関わる機会を提供
することを通じて、投資家に「土地を一緒に再生させていく 5 番目のメンバー」として関わってい
ただけるようにすることで、出来上がった建物からの利回りを得られるメリットだけではなく、
「その土地再生を通して人々がまちづくりを行う」というストーリーの立役者になれるということ
を価値として提供したいと考えております。


■今後の進め方
まずは事業開始までのスピードを重視し、他社との協業などを活用してサービスのリリースを
目指します。リリース後、案件実績を踏まえながら将来的には当社における関連許認可(第 2 種金融
商品取引業、不動産特定共同事業法 第 3 号・第 4 号事業者など)の取得も視野に検討を進めたいと
考えております。


以上


株式会社フィル・カンパニー 会社概要
住所 :東京都千代田区富士見 2 丁目 12-13 フィル・パーク KaguLab.IIDABASHI
代表者 :代表取締役社長 能美 裕一
事業内容 :駐車場上部空間を活用した「空中店舗フィル・パーク」の企画・開発・運営・管理
ホームページ:(コーポレートサイト)http://philcompany.jp/
(サービスサイト)http://philpark.jp/



本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社フィル・カンパニー 社長室 TEL:03-5275-1701

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