サーキュラーエコノミーに関する産官学のパートナーシップへの参画についてのお知らせ

2023 年 10 月 17 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 ダ イ セ キ
代表者の役職・氏名 代 表 取 締 役 社 長 山本 哲也
(コード番号 9793 東証プライム・名証プレミア)
問 い 合 わ せ 先 常務執行役員企画管理本部長 片瀬 秀樹
(電話番号 052-611-6322)



サーキュラーエコノミーに関する産官学のパートナーシップへの参画についてのお知らせ



このたび当社が、経済産業省が主導する「サーキュラーエコノミーに関する産官学のパートナーシップ」に参画した
ことを、下記のとおりお知らせいたします。


1.背景
近年、廃棄物問題や気候変動問題等の環境制約に加え、 世界的な資源需要と地政学的リスクの高まりといった資
源制約の観点から、資源の効率的・循環的な利用と付加価値の最大化を図る、 循環経済(サーキュラーエコノミー)
への移行が喫緊の課題となってきています。
そのような状況下で、経済産業省は 2020 年 5 月に策定した「循環経済ビジョン 2020」を踏まえ、資源循環経済
政策の再構築等を通じた国内の資源循環システムの自律化・強靱化と国際市場獲得を目指し、 総合的な政策パッケ
ージである「成長志向型の資源自律経済戦略」を 2023 年 3 月 31 日に策定しました。
サーキュラーエコノミーを実現するに当たって、 個社ごとの取り組みだけでは経済合理性を確保することは難し
く、関係主体の連携による協調領域の拡張が必須となることから、 「サーキュラーエコノミーに関する産官学のパ
ートナーシップ」を立ち上げ連携強化を図ることとなりました。

2.サーキュラーエコノミーに関する産官学のパートナーシップの概要
サーキュラーエコノミーに野心的・先駆的に取り組む、国、自治体、大学、企業・業界団体、関係機関・関係団
体等を構成員とする連携組織を立ち上げ、関係主体の有機的な連携により、サーキュラーエコノミーの実現に必要
となる施策に関する検討を実施します。

3.ダイセキのサーキュラーエコノミー
ダイセキは産業廃棄物のリサイクルを主たる事業としています。 私たちは「サーキュラーエコノミーといえばダ
イセキ」と言われるような環境創造企業を目指しています。 ダイセキのリサイクルの理念は廃棄物を不要物と捉え
るのではなく、 私たちの技術で有用な物質として活かす発想から始まっています。 サーキュラーエコノミーとは天
然資源の採掘を最小限とし、 廃棄物や使用済の製品等を資源として循環させる経済活動であり、 私たちの追求する
理念と合致します。
ダイセキは 2018 年 6 月に長期経営ビジョン VISION2030 を策定しました。このなかでダイセキは既存事業、新規
事業、人材開発に注力することで 2030 年度までに連結売上高、連結営業利益を 3 倍に成長させることを目標とし
ています。ダイセキはサーキュラーエコノミーを柱として新規事業の検討を進めています。2022 年 12 月 28 日に
締結した蒲郡市との連携協定や、2023 年 10 月 2 日に開示した廃棄物からのアンモニア回収はこの一環です。
ダイセキは本パートナーシップに参画し、 環境性と収益性を両立したサーキュラーエコノミーのビジネスモデル
を構築していきます。

関連サイト: サーキュラーエコノミーに関する産官学のパートナーシップについて(経済産業省ホームページ)
https://www.meti.go.jp/press/2023/09/20230912002/20230912002.html

以上

4499