地籍調査と法14条地図整備の業務を支援する土地情報管理システム「Mercury-LAVIS」を2019年6月25日(火)リリース

N E W S R E L E A S E

2019 年 4 月 9 日



地籍調査と法 14 条地図整備の業務を⽀援する⼟地情報管理システム
マ ー キ ュ リ ー ラ ヴ ィ ス

「Mercury-LAVIS」 を 2019 年 6 ⽉ 25 ⽇(⽕)リリース

福井コンピュータホールディングス株式会社
(コード番号:9790 東証第一部)
福井コンピュータ株式会社


当社連結子会社である福井コンピュータ株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役社長:
杉田 直)では、地籍調査および法 14 条地図整備の業務を支援する土地情報管理システム
「Mercury-LAVIS」を、2019 年 6 月 25 日(火)にリリースいたします。



⼟地情報管理システム 「Mercury-LAVIS」 の概要


国土交通省が推進する「地籍調査事業」および法務省が推進する「法 14 条地図整備事業」
では、都市部・山村部における調査の促進、災害が想定される地域の緊急対策、所有者不明土
地対策の対応など、
「国土調査のあり方」について様々な検討がおこなわれており、2020 年度
以降の「第 7 次国土調査事業十箇年計画」では更なる事業拡大が予想されています。
また、地籍調査においても新たな測量技術の活用が現実的なものとなり、山村部における「リ
モートセンシング技術」を使用した航空写真や航空レーザーの活用、都市部における「移動計
測車両(MMS)」を使用したパノラマ画像と高密度点群データを活用することで、現地調査の効
率化が期待されています。

今回リリースする「Mercury-LAVIS」は、
法務局データから貸与される要約書 CSV(登
記)を利用して、地籍調査および法 14 条地図
整備における E 工程(一筆地調査)と H 工程(地
籍図及び地籍簿の作成)の成果となる各種調書
を効率的に作成・管理するシステムです。
なお、本システムは測量成果作成・活用シス
テム「Mercury-Evoluto」、および 3 次元測量
に活用される点群処理システム「TREND-
POINT」と連携した運用が可能となっており、
これらのシステムを併用することで、地籍調
査および法 14 条地図整備の一連の業務を、よ
り効率化していただくことができます。
N E W S R E L E A S E

 機能一覧

 法務局データの活用
∙ 法務局から貸与される「要約書 CSV」(登記)の複数ファイルを一括読込みします。
登記情報である「所在」情報から「町目・大字・字」情報を自動的に分類し、添
付されている「外字」の情報も調査前データとして自動で組み込まれます。
 充実した検査と編集機能
∙ 「要約書 CSV」(登記)の所有者の情報から「氏名・住所」を検査して「同一人物」
を抽出して統合します。また「地図 XML」(公図)を使用して「大字・字・地番」
のマッチング検査により「調査区域の特定と内外指定」をおこないます。
 操作性に配慮したインタフェース
∙ 「地籍調査および法 14 条地図整備」の作業工程を考慮した操作メニュー。調査
前の登記データ表示では外字文字を自動判別して表示し、調査後の異動処理では
登記簿イメージで登録することにより入力ミスを未然に防止します。
 調書様式を標準装備
∙ 「地籍調査および法 14 条地図整備」の成果で作成する各種調書を標準装備して
います。調書の出力では Excel を起動し編集・保存をおこないます。調書の様
式は Excel で編集および登録をおこなうことができます。
 安心の成果ファイル作成
∙ 一筆地調査後の結果から異動情報を効率よく登録し、「地籍調査および法 14 条
地図整備」の納品成果となる調査後データを登録した「国土調査登記情報 txt」
ファイルを作成します。

 動作環境

 対応 OS:Windows10
※その他詳しい条件等は、リリース時に HP 上で案内します。

 発売⽇

 2019 年 6 月 25 日(火)

 価格(税抜)

 基本システム ¥120,000/年間
 編集オプション 地籍調書 ¥360,000/年間
法 14 条調書 ¥120,000/年間



 このリリースに関するお問い合わせは下記までお願いします。
福井コンピュータ株式会社 営業部 営業推進課
Tel:0776-67-8860 福井県坂井市丸岡町磯部福庄 5-6
ホームページ:https://const.fukuicompu.co.jp/

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