持続可能な社会の実現に向けた「環境配慮型商材」の提供を加速

2022 年 2 月 24 日
イオンディライト株式会社
(証券コード 9787)

イオングループ「使い捨てプラスチック削減」に向けた取り組みに寄与
持続可能な社会の実現に向けた「環境配慮型商材」の提供を加速


イオンディライト株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼社長執行役員 グループ CEO:濵田
和成、以下、
「当社」
)は、2030 年までに使い捨てプラスチック使用量半減(2018 年比)を目指す「イオン
プラスチック利用方針」に基づき、イオングループ企業への店舗納入資材における環境配慮型商材の取り扱い
数・取り扱い量を拡大しています。


当社では、これまで 2022 年4月施行の「プラスチック資源循環促進法」にも対応したプラスチックから
紙素材に変更した商材として、紙製のストロー・商品パッケージ、またバイオマスプラスチック素材に変更
した商材では、食品用フィルム・レジ袋などの「環境配慮型商材」を各企業に提供しています。


2021 年度においては、紙・木製に切り替えたカトラリー類(スプーン・フォーク)約 5,000 万本の提供を
行い、またストローの出荷量のうち、48%を紙製へ切り替え、カトラリー・ストローをあわせて、年間約 150 t
の使い捨てプラスチックの削減に寄与する予定です。
また飲料用のペットボトルのシュリンクラベル※1 や米袋など、植物由来の原料を配合したバイオマスプラス
チックやバイオマス由来の成分を含むインキを使用した包装資材の種類の拡充も行ってまいります。




植物由来の原料を配合したバイオマスプラスチックや
木製カトラリー類(イメージ) バイオマス由来の成分を含むインキを使用した包装資材を採用した
トップバリュ商品(イメージ)


当社は、2022 年度のイオングループ全体で年間 約 500tの使い捨てプラスチック削減に向けた活動※2 に
寄与するとともに、持続可能な社会の実現に向け、2030 年目標である、資材事業における環境配慮型商材の
売上構成比 50%を目指してまいります。


※1 シュリンクラベル 熱で収縮するフィルムで、様々な形態の容器に密着できるラベル

※2 イオン株式会社 2020 年 2 月 17 日付 NEWS RELEASE「-グループを挙げて 使い捨てプラスチック削減に向けた取り

組みを加速- カトラリーを紙・木に切り替え、店頭回収ペットボトルがトップバリュ商品に!」

(参考 URL)https://www.aeon.info/news/release_35408/




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■これまでの環境配慮型商材の拡充について
当社では、2020 年に策定された「イオン プラスチック利用方針」に基づき、イオングループ各店舗に対する
店舗納入資材における環境配慮型商材の取り扱い数を増やしています。
素材を薄くする・軽くするといった従来の手法のほか、プラスチックから紙への変更や植物由来の原料を配合
したバイオマスプラスチックの採用など、石油由来のプラスチック使用量の削減にも寄与しています。
またイオンのブランド、
「トップバリュ」の環境配慮型商品のパッケージも、当社で手掛けています。


~プラスチックから紙への変更~
(紙ストロー)
当社は 2020 年度より、強度と耐水性を兼ね備える 4 層構造とした、自社開発のストローの取り扱いを開始。
本体と包装には FSC 認証紙(森林認証制度: 適正に管理された森林から産出した木材であることを審査・認証
する制度の認証を受けた紙)を使用しています。
(紙パッケージ)
トップバリュ商品の「糖質 30%オフ素煎り 4 種のナッツ」において、期間限定の
紙パッケージを当社で担当し、1 パッケージあたり 89%のプラスチック削減に。
また、このパッケージではバイオマス由来の成分を含むインキを使用。パッケージ変更に
当たっては破れやしわを防ぐため、箱の寸法を見直すなどの工夫を行いました。


~バイオマス原料を使用した素材への変更~
(食品用フィルム)
食品用フィルムにバイオマス成分を配合しています。
当社がパッケージを担当したトップバリュ商品、
「パン・ド・ミ」のフィルムでは、
バイオマスプラスチックを 10%配合するとともに、バイオマス由来の成分を含むインキ
を使用しており、基準を満たした容器包装に付与される「トップバリュ環境配慮資材
マーク」を取得しています。
(レジ袋)
レジ袋有料化規定の対象外となる、バイオマス配合率 25%を超えた 30%、50%の
レジ袋を取り扱っています。当社のレジ袋は世界最大級の認証企業、UL 社と SGS 社※が
構築した、バイオマスプラスチックであることを証明する世界統一規格「UL+SGS 植物
由来度認証プログラム」に基づいた認証を取得しています。
※UL 社:Underwriters Laboratories, Inc.(アメリカ)


SGS 社:SGS SA (Societe Generale de Surveillance)(スイス)



~その他~
(段ボール)
当社で取り扱いしている段ボール全てを FSC 認証の紙資材に切り替えました。
なお段ボールをはじめ、紙器・飲料カートンなど紙資材の FSC 認証の扱いは 2018 年より推進し、
現時点で約 550 種類に拡大しています。

-本リリースに関するお問い合わせ先 -
イオンディライト株式会社 社長室 広報・IRグループ
TEL:03-6895-3892


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