企業価値向上委員会の新設について

企業価値向上委員会の新設について




2022年8月5日

(コード番号:9749 東証プライム市場)
当社の経営に関する基本的な考え方
当社は、基本方針のもと、50年超の歴史で培った経営資源をベースに
新たな3カ年計画(中期経営計画)にもとづき更なる企業価値の向上に向けた取り組みを始動

■ 経営方針 ■ 中期経営計画 ■ 定量目標
基本方針 3カ年経営方針 2021年 2024年
12月期 12月期
もっと社会に役立つ • デジタル技術でIT、OT(※1)の両面からDXをリード
実績 目標
もっとお客様に喜んでいただける し、お客様と社会の価値向上とイノベーションに貢献
もっと地球にやさしい企業グループ 3,000億円
売上高 2,579億円
そして「ゆとりとやりがい」 事業戦略 以上
• 従来ビジネスの強化と、重点施策である
200億円
創業以来の 「AIS-CRM」の更なる強化(※2)による、お客様へ
の提供価値向上
営業利益 168億円
以上
攻めの経営姿勢 ‒ 業務改革から従来ビジネスの強化、社会・ 営業利益率 6.5% 6.7%以上
お客様への提供価値向上までの幅広いDX
新たなビジネス分野に挑戦し、 ソリューション力の強化
創造し、成長し、革新していく ‒ 5Gをはじめとした先端技術の開発への応用 ROIC 7.4% 8.0%以上
‒ サービスデザインアプローチやITコンサルティン
グ機能の強化による上流案件の獲得 ROE 7.5% 9.0%以上
中期方針
EBITDA
ICTの発展を 技術・人財戦略 マージン
8.6% 9.0%以上
お客様価値向上へ結びつける • 「SI力」「先端ソフト力」「プロダクト提供力」の3つを
35.0%
イノベーション企業グループ 軸とした人財の積極的な採用と育成 配当性向 17.8%
以上

※1 オペレーショナルテクノロジー:製品や設備、システムを最適に動かすための「制御・運用技術」
※2 AIS-CRM:DX+AIS-CRM+SD+(5)G2

1 © 2022 FUJI SOFT INCORPORATED. All rights reserved.
会社設立以来の売上高・利益推移
系列やバックボーンのない独立系企業として、創業以来攻めの経営により、売上・利益の成長、
付加価値向上を推進




2 © 2022 FUJI SOFT INCORPORATED. All rights reserved.
企業価値向上委員会を新設する目的
中期経営計画を発表して以降、多くの株主の皆様と建設的な対話を実施し
その中でいただいた指摘や提案を取り入れ、ステークホルダーに対する更なる価値向上を
推進するため企業価値向上委員会を新設
■ 現行の中期経営計画の推進 ■企業価値向上委員会を通じた
改革の推進

• より客観性と実効性を高めたガバ
ナンス体制の整備

• 保有資産構成とキャピタルアロケー
ションの見直しを通じた資本効率と
お客様への提供価値の向上

• より透明性のある開示とより積極
的な対話を通じた株主コミュニケー
ションの強化


事業方針、社内資源配分、ガバナンス、ステークホルダーとの対話 について
再検証を行い、企業価値向上を目指す

3 © 2022 FUJI SOFT INCORPORATED. All rights reserved.
企業価値向上委員会の位置づけ
経営方針のベクトル合わせと各課題の検討に向けて企業価値向上委員会を設置
取締役会出席者に加えて外部アドバイザリーの起用により客観的視点を確保

■企業価値向上委員会の位置づけ




4 © 2022 FUJI SOFT INCORPORATED. All rights reserved.
企業価値向上委員会の体制
企業価値向上委員会の下部にWGを設置
委員会での方針に基づいた個別課題の調査・検証を実施し、その素案を委員会で審議する
■企業価値向上委員会の運営体制
企業価値向上委員会

CG高度化WG (※) 経営財務戦略WG

1 企業統治検証WG 3 事業検証WG

現状のガバナンス体制の課題を検証し、より これまでの事業戦略を検証し、長期的な方
客観性や実効性を高める改善点について 向性の検討と併せて、キャピタルアロケーション
検討する 方針を検討する
4 企業グループ検証WG

2 株主投資家対応WG 子会社上場の意義の再検証を行い、今後
のあり方を検討する
株主・投資家との対話方法を検証し、
5 不動産検証WG
非財務情報も含めた、より適切な情報開示
とIR/SR活動のあり方を検討する 不動産所持の意義と資本効率観点での再
検証により、必要に応じた見直しを行う
サステナビリティ会議と連携
※CG:コーポレートガバナンス、WG:ワーキンググループ
5 © 2022 FUJI SOFT INCORPORATED. All rights reserved.
今後の活動スケジュール
企業価値向上委員会の検証過程やその後の実行状況は継続的に報告予定



■活動・報告予定
2022年11月

• 社内での中間報告のとりまとめ

2022年12月期 通期決算説明会(2023年2月)

• 2022年度の最終報告を実施、決算発表と合わせて検証結果等を開示

2023年12月期 第1四半期以降(2023年3月~)

• 最終報告後も企業価値向上に向けた経営課題に対し継続的な活動を推進




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